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シスタープリンセスの編集履歴

2020-06-03 22:59:10 バージョン

シスタープリンセス

しすたーぷりんせす

『シスタープリンセス』とは、『電撃G'sマガジン』の読者参加企画に端を発する一連のメディアミックス作品群の総称である。

概要

キャラクター設定および文:公野櫻子、挿絵:天広直人。通称、シスプリ

9人(後に12人)のたちが、遠く離れて暮らすを思慕する様子を描いたものである。

電撃G'sマガジン本誌掲載の誌上ゲームや誌上連載イラストストーリーの掲載時期ごとに、第1期、第2期、第3期、第4期と大別されている。最初は9人の妹たちであったが、第2期から帰国子女3人が加わって12人となる。


シスター・プリンセス』の基本設定は全メディア一律ではない。

原作では、妹たちが兄と会うことを許されるのは基本的に『お兄ちゃんの日』だけで、それ以外の日は手紙またはメールをしている。

ゲーム版では、そのような制限もなく比較的自由に会っている。

アニメ版になると、兄と12人の妹たちが共同生活をしており、原作第3期はこの世界観に合わせたものとなっている。

原作においては兄一人妹一人が基本(原作第3期は例外)だが、ゲーム版やアニメ版は兄一人に妹12人である。

2020年現在、連載20周年企画の一環として、YouTube公式チャンネルで全話配信している。


アニメ第1作目『シスター・プリンセス』は、2001年4月から同年9月末(または10月初頭)にかけてテレビ東京テレビ大阪テレビ愛知奈良テレビテレビ和歌山および赤坂のお友達約1局にて放送された。全26話。

アニメ第2作目『シスター・プリンセス RePure』は、2002年10月2日から同年12月25日までテレビ東京系列全6局にて、しかも同じ曜日に放送された(同時ネットだった訳ではないが)。全13話。


ゲーム『Sister Princess』は、2001年3月8日にプレイステーションで発売された。

2001年12月13日にはPSでファンディスク『Sister Princess ピュア・ストーリーズ』が発売され、2002年3月28日には2本セットでドリームキャストに移植された『Sister Princess PREMIUM EDITION』が発売されている。

ゲーム『Sister Princess 2』は、2003年3月20日にPSで発売された。

2003年11月13日には2のファンディスク『Sister Princess 2 プレミアムファンディスク』がPSで発売されている。

いずれも発売はメディアワークス

ゲーム版は選択肢によって実妹(血縁)か義妹(非血縁)かが決まるシステムが特徴的。


登場人物

9人(後に12人)の妹

可憐(CV:桑谷夏子

花穂(CV:望月久代

(CV:小林由美子

咲耶(CV:堀江由衣

雛子(CV:千葉千恵巳

鞠絵(CV:柚木涼香

白雪(CV:横手久美子(現:氷青))

鈴凛(CV:神崎ちろ

千影(CV:川澄綾子


春歌(CV:かかずゆみ

四葉(CV:半場友恵

亞里亞(CV:水樹奈々


その他

ミカエル

メカ鈴凛(CV:神崎ちろ

じいや(CV:加藤優子(ゲーム)、笹島かほる(アニメRePure))


アニメ第1作

ストーリー

海神航の父は外交官で外国へずっと赴任しており、親代わりを務めていた執事じいやは中学卒業と同時に海神家を離れてしまった。頼れる人もいなくなって、ちょっとしたミスから高校受験にも失敗し、途方にくれていると、唐突に乱入して来た黒服の男たちから星見が丘西学園への推薦入学が決まったと告げられ、強引にトラックへ乗せられてしまう。

プロミストアイランドへ渡航する船内で眞深と知り合い、新居であるウェルカムハウスでは街で出会った可憐咲耶花穂雛子がいて、さらに翌日には鞠絵白雪鈴凛千影春歌四葉亞里亞がやって来て、そして全員がであるという事実を告げられる。困惑の中、14人の共同生活が始まる。


登場人物(妹以外)

海神航(CV:野島健児


眞深 / 山神眞深美(CV:氷上恭子

山田太郎(CV:山口勝平

山神燦緒(CV:置鮎龍太郎

皆井(CV:伊崎寿克

じいや(CV:土屋利秀(現:土屋トシヒデ))

女の子(CV:野川さくら


ミカエル

メカ鈴凛(CV:神崎ちろ

ジジ

マック大和(CV:宇宙人

ミッチィ

ガルバン

ボブ・スタンバックス(CV:菊地仁


主題歌

オープニングテーマ

『Love Destiny』

作詞・作曲 - 伊藤千夏 / 編曲 - 小林信吾 / 歌 - 堀江由衣


エンディングテーマ

『翼』

作詞 - 有森聡美 / 作曲 - 池田浩雄 / 編曲 - 太田美知彦 / 歌 - 堀江由衣


アニメ第2作『シスター・プリンセスRePure』

2002年10月から12月にかけて放送。

AパートとBパートが独立した世界・ストーリーになっているという、独特な形態になっている。近いものとしては、2002年7月から放送された『熱血電波倶楽部』(Aパートが陸上防衛隊まおちゃん、Bパートが朝霧の巫女という、何の関連もない2作を30分の枠内で放送)がある。


Aパート「ストーリーズパート(Story's part)」は、前作の続編ではなく、別の世界の物語であり、1人の兄に12人の妹がおり、全員が離れて暮らしているという、原作第3期やゲーム版に近い設定になっている。各話は特につながりがあるわけでもないが、千影メイン回や鈴凛メイン回のように、最終回の伏線が貼られた話もある。

主題歌は、OPテーマ「まぼろし」とEDテーマ「君といきていく」の両方とも、これがメジャーデビューとなるcan/gooが担当。

「まぼろし」はcan/gooにとっては重要な位置づけになっており、活動20周年の記念アルバムにはアンサーソング「さよならの後に」が新規収録された。


Bパート「キャラクターズパート(Character's part)」は、2001年に刊行された原作書籍「キャラクターコレクション」から、各妹メインの話を1つずつ、計12話を映像化したもの。各回で作画・演出スタッフをガラリと変えており、一見しただけでは同じタイトルのアニメとは思えないほどに変わっている。

OP・ED・BGMは岡崎律子が担当。EDは全話で異なる楽曲が製作され、いわば妹ごとのテーマソングにもなっている。BGMは各話EDテーマのアレンジバージョンが使われている。OPテーマ「A Girl in love」はテレビ放送では使用されず、ソフトにのみ収録。

岡崎は本作放送後の2004年に死去し、「A Girl in love」のフルバージョンは咲耶役の堀江由衣が歌ったもののみが発表(アルバム『楽園』に収録)されているにとどまっている。


VTuberプロジェクト

2019年1月30日をもって連載開始20周年を迎えたことを受け、様々な企画が催された。

そのうちの一つとして、妹たちをVTuberにして活動させる「シスター・プリンセス20周年VTuberプロジェクト」が2019年9月23日から始まった。

VTuber一覧

VTuberとなった妹たちは以下の通り。現在までに、VTuberとしての妹たちの総称はない。


経緯

  • 8月30日 - G's2019年10月号にて、「可憐 新プロジェクト」と称し、可憐のシルエットを掲載。
  • 9月9日 - 関東の一部鉄道にて、プロジェクトの広告を掲示。VTuber可憐のビジュアルが公開される。
  • 9月23日 - VTuber可憐デビュー。

余談

  • AKB48渡辺麻友小学生の頃に咲耶とオープニングテーマ『Love Destiny』を通じて、堀江の存在を初めて知り、それ以降は堀江が出演するアニメを見るようになり、やがて自身がAKBに加入する事で芸能界への進出する遠因にもなった。
  • 仮面ライダー龍騎の登場ライダー数は本作の影響を受け、『13人(兄+妹12人)』となった経緯があるという噂がある。が、その出所は不明。(仮面ライダーの企画は玩具展開などもあって放送の一年以上前からスタートするのが通例であり、2001年4月放送開始の『シスプリ』を元に、2002年1月放送開始の『龍騎』のライダー数を決めるのは、かなり拙速な企画進行だという見方もできる)
  • アニメ版・それが声優!第5話にてエンディングのリクエスト曲(詳細は当該記事参照)が『Love Destiny』
  • アニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』の1話に12人+1人(眞深)が登場した。

関連タグ

電撃G'sマガジン 天広直人

表記揺れ

シスター・プリンセス シスプリ SisterPrincess

外部リンク

TVアニメ公式サイト

YouTube公式チャンネル

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