オーディーン

おーでぃーん

この記事では、レベルファイブのメディアミックス作品『ダンボール戦機』シリーズに登場する小型ロボット「LBX」のオーディーンについて記述する。

曖昧さ回避

北欧神話の神オーディンの異称・表記揺れ。また以下のキャラもそこに因む。
ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズの召喚獣→オーディン(FF)
漫画『史上最強の弟子ケンイチ』の登場人物→朝宮龍斗

概要

大破したアキレスの後継機として開発されたLBXであり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。

バンの父親である山野博士が、プラチナカプセルに隠していた設計図を元に、コアスケルトン「VX-13」と共にタイニーオービット社で開発した。

本機の最大の特徴は、飛行形態への可変機構を初めて搭載したLBXであるという事だろう。飛行できるのはCCMの電波が届く有効範囲でもある100m圏内だが、コントロールポッドによる操作であれば半径50km圏内を自在に飛行する事が可能である。

飛行形態の可変機構を搭載したLBXは、後にオーディーン自身の後継機にあたるオーレギオンやオーディーンMk-2、他にも、K・アーサーやオリオン等が存在しているが、そのどれもがオーディーンとほぼ同じ変形プロセスであり、この機体が後世のLBXに与えた影響力の強さが伺える。

また、機体性能を大幅に向上させるトランザムめいた特殊モードとして「X(エクストリーム)モード」を搭載。アキレスのVモード同様、使用時は機体が金色に光り輝く。

必殺ファンクションは、槍に溜めた巨大なエネルギーを放つ「グングニル」と、飛行形態に変形して相手に突撃する「JETストライカー」。

他にも、アポロカイザーやイフリートとの対決ではアキレスも使用していた「ライトニングランス」を、暴走したイフリートとのラストバトルでは、レックスから教わった奥義「超プラズマバースト」も使用していた。

続編の『W』では１話目でアキレス・ディードの必殺ファンクション『ブラックストーム』をくらって四肢と変形機構を破壊され、タイニーオービット社に修理に出された。

ミゼル編にて修理を終え、メンテナンス中だったところをベクターにゴーストジャックされ、社長室に向かうバンたちの前に敵として立ちはだかった。圧倒的戦闘力を披露しイカロス・ゼロをブレイクオーバーさせるも、ルミナスシューターを装備したアキレス・ディードによって完全に破壊された。つまりオーディーンはアキレス・ディードに２度も破壊されたことになる…

さらに後のオールスターフォトバトルでは、設計図をサルベージして再開発した2号機として登場。

5年分の差があるにもかかわらず、ジンのゼノンとの連携によって、アラタのドットブラスライザーとムラクのマグナオルタスに勝利している。

派生機体

聖騎士オーディーン

ゲーム版にのみ登場する、アキレスカラーの白いオーディーン。

主題歌CDの特典としてプラモデル化もされている。