データ
初出 | 第8世代 |
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効果 | 自分の使った技と自分のタイプが同じタイプになる。 |
概要
第8世代から登場した特性。
ソード&シールドのほのお御三家、ヒバニー系統の固有特性(隠れ特性)である。
今のところ、通常のプレイではこの隠れ特性持ちの個体を入手できず、入手するにはスマートフォン版ポケモンホームと連動を行う必要がある。
配信から日が経ってからは、通信交換等で孵化余りを入手しやすくなった。
その性能はかのゲッコウガが持つポケモン屈指の強特性の一つ、「へんげんじざい」と同一のもである。
エースバーンとゲッコウガを比較すると、すばやさと特攻はゲッコウガが上なのに対し、エースバーンは攻撃と耐久面の全てで優っている。
またゲッコウガが両刀気味の種族値で、攻撃でもそれなりの火力を出せることに対して、エースバーンは種族値の中で攻撃が2番目に高く特攻が1番低いという明確な物理アタッカーとなっている。
合計種族値は全く同じ。
対戦ではゲッコウガを遥かに上回る火力と高い素早さ、更にふいうちやとびひざげり、とびはねると、ゲッコウガと比べたら範囲は劣るが、ダイマックスで使える技を多く取り揃えていることから非常に対策が難しく、シングルバトル1位の座に鎮座している。他にもダイマックス前提の特殊型が組まれる等物理受けを突破する手段も取り揃えている事で対策が非常に難しくなっている。更にランキングに載ってるほぼ全てのポケモンがエースバーンに倒されている等(『このポケモンを倒したポケモンTOP10』の項目の一位がほぼ全員エースバーンになっている)環境に大きな風穴を開けた。
ただ、その一方でゲッコウガという前例がいるにも関わらず、何故同じ性能の特性を与えてしまったのかという意見もあり、いくら何でも見通しが甘すぎるのではないかと批判されることも多い。
更に今までもかなりあった御三家内の露骨な格差は今回は特に酷く、そう言った点も批判に挙げられる一因となってしまっている。
一応言っておくと、ゲッコウガと違って両刀の種族値ではなく明確な物理アタッカーであるため、まだ対処がしやすい。ゲッコウガの型は無限大とも言われたほどだが、物理受けのポケモンを用意すればとりあえず対策が可能。技範囲も単にゲッコウガよりは狭いというだけでなく、でんき、じめん、ゴーストタイプになるための技は特殊技しかないため、特攻65から繰り出さなくてはならない。ただ、最近では上記の様なダイマックス前提の特殊型なんて物も出始めているが。
また、ほのおタイプから別のタイプになった時には、おにび等でやけど状態になってしまうため、火力が大幅に下がってしまう危険がある。
といった具合にかつてのゲッコウガのように暴れまわらないよう押さえられている要素が見受けられるため、安易に与えたというわけではないだろうことは理解しよう。
ただ、それでも協力な特性なのは事実であり、上記の通りほぼ全てのポケモンがエースバーンに倒されているという半ば一強状態となっている以上、批判的に見られるのは仕方ないと言えるが。
第7世代に遅れを取った何気に炎御三家の隠れ特性初の専用特性である。
余談
リベロとはサッカーにおける、「自由に攻撃参加を行うディフェンダー」のことを表す用語である。
複数のポジショニングを熟せる→複数の役割を熟せる→複数のタイプを使い分けられるということなのだろう。
関連タグ
歴代の名前が違うが効果が同じ特性。