概要
本作は宇宙及び宇宙戦艦を主要な舞台としてリアルロボットが活躍するSFアニメでありながら、ラブコメディー要素も取り入れた作品である。
また、この作品は細部への偏執的とも言える拘りが特徴で、その最たるものは、劇中劇として度々登場する熱血巨大ロボットアニメ『ゲキ・ガンガー3』である。
専門のチームまで編成され、1970年代のロボットアニメの味を忠実に再現し、本作のテーマ性を横から強く支えるものとなっている。
1998年8月1日に、続編に当たる劇場用アニメ『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』 が公開。
他、ゲームとして『機動戦艦ナデシコ The blank of 3years』 『機動戦艦ナデシコ NADESICO THE MISSION』 が発売されている。
登場人物
エステバリスパイロット
ナデシコクルー
木連
劇場版
登場兵器
その他
キャラクターデザインを行った麻宮騎亜による漫画版も存在する(「遊撃宇宙戦艦ナデシコ」、月刊少年エース連載、単行本全4巻)。
もっとも、同作は本作に登場しない設定が多数登場、物語の展開や人間関係もほぼ別物と言っていいレベルで変化しており(例えば、同作では途中でナデシコの艦長がユリカからルリに切り替わる。アニメ版ではルリが艦長になるのは劇場版まで待つことになる)、最終的には機体すらエステバリスから乗り換えられるなど、同じ名前や容姿を持ったキャラクターが似たようなポジションで登場する別作品に近い。