概要
2ちゃんねるの住民によりポケットモンスターファイアレッドを改造することで生まれたいわば改造ポケモンである。改造とは言うもののその内容は改造本とは大きく異なり、地方、登場ポケモン、悪の組織とほぼ全てが刷新されている。
また、同じく改造ポケモンであるポケットモンスターーアルタイル/シリウスと世界観が地続きとなっており、主人公も同一人物である。世界観が地続きということもあり、シリウスやアルタイルを知っているとより本作を楽しむことが出来るようになっている。(勿論ベガだけでも楽しむことができる。)
舞台はトーホク地方(モデルは東北地方)
特徴
やはり特徴はその難易度。
例えば虫タイプのジムであれば岩タイプの技を平然とジムリーダーが使ってきたり、積みポケモンを使ってきたりととにかく殺意が高い。
加えてジムなどのギミックも難解で一筋縄では行かないものや初見殺しが満載である。(特に本ゲームのラストダンジョンはヒントが点字で書かれている上、ほぼ全ての秘伝技が必須な点、2体の伝説ポケモンを必ず捕獲しなければならない点、野生のポケモンのレベルが70後半~100などとやりたい放題である。)
更に、技思いだしが殿堂入り前だと実質一度しか使えなかったり(技思い出しに必要な大きなキノコが殿堂入り前だと一度きりしか拾うことが出来ないため)やかいふくのくすりが殿堂入り後に解禁されることやそもそもげんきのかけらがフレンドリーショップに売ってなかったりとアイテム面でも不利になっている。
こうした点に加えてジムリーダーや四天王の所持ポケモンのレベルまで高い(一週目四天王の所持ポケモンのレベルが70-80と言えばその高さが分かるだろう。)やガチ勢顔負けの持ち物(チイラの実など)を搭載している。
このような点やトレーナーのポケモンからは1.5倍の経験値が手に入ることからあのバトルサーチャーが重要なアイテムとして重宝される事態となった。
他の特徴としては映画や本家ポケモンの要素が随所に盛り込まれており、こんな人たちも登場する。火のしま、氷のしま、雷のしまも存在する。
更にイッシュ地方のポケモンやいままで日の目を浴びることがなかったポケモンに新しい進化が実装されている。
(この後にリージョンフォルムやメガシンカで救済されたポケモンもいるのだが、当時では不遇ポケモンだったのだろう。)
オリジナル改造ポケモンの象徴(?)であるモスギスも勿論登場する。
因みに本家ポケモンに登場する技は第五世代(ポケモンブラック・ホワイトと同等の仕様となっている。)
あらすじ
純白で清純な雪が美しく舞う中
人とポケモンが自然の中を行き交うトーホク地方――。
旅行先で、ポケモンによる洗脳から始まった数々の事件を解決し
苦闘の末、ホウエンチャンピオンとなった主人公は
父親が研究所を構えるトーホクに帰郷する――。
しかし、突如飛来した巨大隕石は、トーホクにも広く影響を及ぼし
生息するポケモンも旅行前と大きく変化していた……
そして研究所へと呼ばれ主人公は、父から一連の謎について調査協力を依頼される。
ホウエン地方で旅を共にしていたポケモンたちはお留守番。
リーグ制覇を目指す旅としても、ゼロからのスタートだ!
共に旅立つ新米レンジャー
新たなる組織、D・H団との遭遇
突如襲う大地震
アルタイル・シリウスでは明かされなかった秘密が
今、明らかに!
新たな冒険が始まる
関連イラスト
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関連動画
本家の動画は削除されてしまっていたため、転載より引用。