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少年アシベの編集履歴

2020-08-18 11:52:32 バージョン

少年アシベ

しょうねんあしべ

『少年アシベ』とは、森下裕美による漫画作品。及びそれを原作としたアニメ作品。

概要

1988年1994年にかけて、週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載された、ゴマフアザラシ赤ちゃんゴマちゃんと、その飼い主・芦屋アシベの日常を描いたギャグ漫画

1990年代前半にアニメ化されてヒットし、ゴマフアザラシ・タテゴトアザラシの赤ちゃんブームを作ったと言っても過言ではない。

2000年~2004年には、続編にあたる「COMAGOMA」が週刊ヤングジャンプで連載された他、まんがタウン(双葉社)で、「少年アシベセレクション」刊行に合わせた『少年アシベ』より抜き再掲が、4色カラーに改稿した上で行なわれた。

単行本は本編が全270話で既刊は全8巻、セレクション版が全2巻、続編が全6巻とそれぞれ刊行中。


何と2016年に、20年ぶりの再アニメ化が決定した。

それに合わせる形で、新装版が春より双葉社から数ヶ月おきに発売されている。

2017年に青少年アシベの連載を発表したが話と構図は森下、作画は森下が選んだ笑平が担当。

2020年には何と作者が直々に続編「小3アシベQQゴマちゃん」の連載を開始した。


あらすじ

芦屋アシベ(あしやあしべ)は、近所に住んでいた同級生の阿南スガオ(あなんすがお)ととても仲が良かったが、小学1年のある時、大工職人のアシベの父ちゃんが、建築中の家を火の不始末で燃やしてしまうという大事を起こしてしまう。その為、それまで住んでいた一軒家を引き払うこととなり、父ちゃんの実家付近である目黒区のアパートへと転居。同時にアシベも急遽転校することとなる。

アパートに転居して間もない頃、道路を歩いていたアシベの目の前を通りかかったトラックから白い物体が落下。大きな魚だと思ったアシベは夕飯として食べるつもりで家まで連れ帰った。

父ちゃんが台所で切りさばこうとするが、魚ではなさそうだとして動物図鑑で調べてみると、ゴマフアザラシの赤ちゃんだとのこと。父ちゃんが「食って食えないことはないが(アザラシの赤ん坊が)かわいそうじゃないか」と言った直後、アシベの「じゃあ、こいつ飼おうぜ!」という一言で、アシベが『ゴマちゃん』と名付けて芦屋家の家族の一員として飼うこととなる。

一方、アシベと離ればなれになったスガオは悲しみに暮れる毎日。その上、父の転勤に伴いネパールへ一家転住。山から下りて来たイエティや、学校に行けないスガオの為に家庭教師を依頼した元修行僧などが次々と家に居座ったり、ネパールからフランス領コラコラ島(架空)へとさらに配転になるなど問題が多発。

しかしながらも、阿南家はようやく日本に戻ってこれることになり、アシベとスガオの2人は、クリスマスの日に無事再会を果たす。


登場キャラクター(声優は新アニメ/旧TVアニメ/OVAの順)

芦屋一家


アシベの父ちゃんの仕事仲間


アパートの住人


アシベの祖父母

  • アシベのじいちゃん(父方)(CV:岸尾だいすけ/中博史)
  • アシベのじいちゃん(母方)
  • アシベのばあちゃん(母方)

芦屋商事とその関係者


吉田食品

  • 吉田社長
  • 三好礼子

アシベの友人とその家族


小学校の人々とその関係者


阿南一家


ネパール


コラコラ島

  • ボラ
  • ボア
  • チュリー
  • ギーコ

王々軒とその関係者


アニメ

これまで3度の映像化がなされており、ポニーキャニオンより先行制作されたOVAとその発売後に発表されたTVシリーズに分けられる。

1991年4月~12月まで『少年アシベ』、1992年10月~1993年3月まで『少年アシベ2』のタイトルで、2期に渡って、TBS系で放送された。

5大在京キー局の入札の末に放送に漕ぎ着けるも、製作プロが小規模だった事と、前期放送中にTBSの経営が悪化したことが重なり、TV版後期放映時には再建計画の影響をまともに受けてしまいローカルセールス枠での放送を余儀なくされ、短命に終わってしまう。

なお余談であるが、TBS再建計画の悪影響は93年放送の『電光超人グリッドマン』と95年放送予定だったTV版『ウルトラマンネオス』のお蔵入りという形でも現れている。

OVA版とTV版ではアシベ役とアシベの父ちゃん役の声優が変更されている。(アシベ:高山みなみ、アシベの父ちゃん:OVA初期が石丸博也)


2016年1月に、20年ぶりとなるアニメ化決定が発表された。

Eテレの子供向け教育番組『Let's天才てれびくん』内のアニメ枠にて、『少年アシベGO!GO!ゴマちゃん』のタイトルで放送。同年4月5日より毎週火曜日、18時45分~54分の枠で開始。

なおこの20年の間に現実のネパールで発生した幾多のゴタゴタ(最後の国王の独裁と民衆による王政転覆による共和国化)の影響もあり、阿南家の転勤先がネパールから架空国・アスニクル共和国へと変更されている。

アニメ版の余談



オープニングテーマ

『リトル・ダーリン』(アシベ1、#1 - #5)

作詞:松本隆/作曲:平井夏美/編曲:井上鑑/歌:田村英里子(東芝EMI(現・EMIミュージック・ジャパン)/イーストワールド)

『まかせて!チン・トン・シャン』(アシベ1、#6 - #37)

作詞:中田有博/作曲・編曲:馬飼野康二/歌:田村英里子(東芝EMI/イーストワールド)

『愛にSUNキュー』(アシベ2、#1 - #25)

作詞:大沢直行/作曲・編曲:平井光一/歌:日下ひかる(東芝EMI/TMファクトリー)


エンディングテーマ

『愛のナイチンゲール』(アシベ1、#1 - #5)

作詞:松本隆/作曲:山口美央子/編曲:井上鑑/歌:田村英里子(東芝EMI/イーストワールド)

『リトル・ダーリン』(アシベ1、#6 - #37)

作詞:松本隆/作曲:平井夏美/編曲:井上鑑/歌:田村英里子(東芝EMI/イーストワールド)

『まかせて!チン・トン・シャン'93』(アシベ2、#1 - #25)

作詞:中田有博/作曲:馬飼野康二/編曲:平井光一/歌:ACB(アシベ)ファミリーバンド(東芝EMI/TMファクトリー)


制作スタッフ

※OVA版

原作森下裕美「少年アシベ」(集英社刊)
監督石黒昇
キャラクターデザイン進藤満尾 柴田則子
音楽荒川敏行
アニメ制作有限会社ライフワーク

※TBS旧TVアニメ版

原作森下裕美「少年アシベ」(集英社刊)
監督石崎すすむ
シリーズ構成東多江子
キャラクターデザイン進藤満尾 柴田則子
音楽荒川敏行
アニメ制作有限会社ライフワーク(製作協力・日本アニメーション
製作日本映像 日映エージンシー TBS

※2016年の新作のスタッフ

原作森下裕美「少年アシベ」(双葉社刊)
監督近藤信宏
シリーズ構成竹内利光
アニメ制作株式会社ブリッジ→シンエイ動画(第4期から)
製作Team Goma

関連タグ


外部リンク

『少年アシベ』 -wikipedia

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