路線データ
路線延長 | 39.8km |
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軌間 | 1067mm |
駅数 | 23駅(起終点駅を含む) |
複線区間 | |
電化区間 | 直流1500V |
閉塞方式 | 自動閉塞式 |
交換可能駅 | 平戸橋駅・吉浜駅・高浜港駅・碧南中央駅を除く各駅 |
最高速度 | 90 km/h(三河知立駅 - 若林駅間) |
概要
名古屋本線知立駅を軸に南北方向へ分岐する路線で、便宜上北へ分岐する路線を山線、南へ分岐する路線を海線と呼ぶ。
実は名鉄で名古屋本線に次いで長い路線長を持つ。
尚、知立駅高架化に際して、知立駅~豊田市駅を複線化する計画が存在する。
これは豊田市~名駅の直通列車を作る事を目的としている為である。
尚、知立駅高架化後は三河山線・海線の直通列車も登場する予定。
その他、知立駅高架化や三河山線複線化に伴い、土橋駅は2010年(平成22年)3月27日に橋上駅舎化して、待避線が増線可能な構造に改良された。
但し、知立市側が高架工事などの計画変更で三河知立駅~三河八橋駅までは単線状態のままであり、その区間の複線化が難航している。
但し、若林駅付近はは島式2面4線化した上で、高架化される。
また、三河山線複線化完成後は豊田市駅から名古屋方面に向かう特急運行が予定されている。
さらに特急運行に際して豊田市駅の島式2面4線化が計画されている。
山線
知立駅から北方向へ分岐し、豊田市駅・梅坪駅を経て猿投へと向かう路線。
途中の梅坪駅から名古屋市営地下鉄鶴舞線と直通し犬山線上小田井駅までを結ぶ豊田線が分岐し、そこからの列車が乗り入れる関係上、梅坪~豊田市間は複線となっている。
駅一覧
海線
知立駅から南方向へ分岐し、東海道本線と接続する刈谷駅を経由し碧南へと向かう路線。知立-重原間、刈谷-刈谷市間が複線だが、列車の離合は殆ど見られない。
駅一覧
廃線区間
山線
山線は現在の終点である猿投駅から更に北の西中金駅まで路線が伸びていたが、1985年からは電気運転を中止してレールバスへ置き換えられた。その後も赤字を垂れ流す名鉄にとってお荷物であることに変わりはなく、2004年4月1日に廃線となった。西中金から先、足助町香嵐渓までの路線延長計画もあったがそれは叶わなかった。因みに電気運転時代は他のレールバス置き換え路線がロングシートの単行運転が殆ど(海線も同じ)だったのに対し、同線区はクロスシーと車両が最期まで運転されていたが、これは香嵐渓への観光路線として栄えていた時代の名残でもあったという。
海線
海線は碧南駅から更に先、西尾線・蒲郡線の境界駅である吉良吉田駅まで路線が伸びていた。こちらも1990年よりレールバスへ置き換えられ、2004年4月1日に廃止された。
三河楠-寺津間にあった楠高架橋(寺津高架橋とも呼ばれる)は三河南部から中部国際空港へのアクセス道路となる県道衣浦岡崎線への踏切設置を避けるためにおよそ21億円の費用で建設されたもので、完成からわずか6年ほどしか使われなかった悲運の高架橋であり、西尾市の名鉄への不信感の原因ともなっている。
関連項目
名古屋鉄道 豊田市 知立市 碧南市 豊田線 愛知環状鉄道 知立駅