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概要

愛知県西尾市吉良吉田駅から蒲郡市蒲郡駅を結ぶ名古屋鉄道の路線。

基本的にはワンマン列車のみ運行されており、かつては名古屋方面の特急急行列車はあったが現在は存在しない。停車駅はどちらも同じで、吉良吉田、東幡豆、西幡豆、西浦、形原、蒲郡だった。

又、この路線は廃止が議論されているが設備改良して西尾線と直通運転(※)すれば利便性が向上できる可能性を秘めているものの、自治体の支援が無くなれば即廃止となるので油断は出来ない。こうなった理由は東海道本線から途中区間が離れている事が挙げられる為である。

※2008年までのワンマン普通列車は西尾-蒲郡間の運行だったが、manacaやトランパス非対応ワンマン区間を西尾線と接続する吉良吉田駅の連絡改札で分断した為に現在の運行体制となった。広見線新可児-御嵩間も同様の措置が採られている。前述の通りパノラマカー全盛期は蒲郡発着の特急「三河湾」号が走っていた。

名古屋鉄道に合併される前(三河鉄道時代)は三河線と同じ路線だった為、キロポストは知立駅からの通しとなっている。(当該区間は碧南-吉良吉田間廃止で分断)

使用車両は6000系のワンマン対応改造編成が使われる。同じ運行体系の広見線末端区間とは共通運用。検査等の都合で6800系や3100系等々の他形式2連が代走する場合があり、ワンマン非対応編成は車掌乗務のツーマン運転となる。

観光推進の一環として、2022年3月19日から5月8日までの期間限定で6000系6011Fが白帯車「にしがま号」とされた。まさかの公式ウソ電で、6000系の正面(最終増備を除く)は7700系に方向幕を取付けたようなスタイルで、当該編成は側面が固定窓で、3扉両開きながらもパノラマカーの流れを汲んでおり、違和感仕事しろである。

路線データ

路線延長17.6km
軌間1067mm
駅数10駅
複線区間なし(全線単線)
電化区間全線
閉塞方式自動閉塞式
最高速度85km/h
最急勾配25%(西幡豆 - 西浦の各駅間に点)

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