路線データ・概要
路線延長 | 24.7km |
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軌間 | 1067mm |
駅数 | 14駅 |
複線区間 | 西尾口駅(但し西尾口駅構内は単線)~西尾駅、桜井駅~南桜井駅間 |
電化区間 | 全線 |
交換可能駅 | 新安城・南安城・桜井・南桜井・米津・西尾・福地・上横須賀・吉良吉田 |
閉塞方式 | 自動閉塞式 |
最高速度 | 100km/h |
名古屋鉄道の路線の1つ。愛知県安城市の新安城駅から同・西尾市の吉良吉田駅までを結ぶ。
新安城駅~西尾駅間は同線が縦断する碧海台地にちなんだ碧海電気鉄道として開業し、1944年に名鉄に併合されている。
碧海電気鉄道は愛知電気鉄道傘下であり、運営も同社(1935年の合併後は名鉄)に委託されていた。
一方西尾駅~吉良吉田駅間は西尾鉄道が開業。開業はこちらが先であり、岡崎駅に隣接する岡崎新駅から西尾駅(初代)を経て吉田港駅(1928年廃止)までの路線を軌間762mmの軽便鉄道で敷設。1926年に愛知電気鉄道に合併され、1929年までに1067mmに改軌。1943年に岡崎新駅~西尾駅間が休止。1951年に岡崎新駅(岡崎駅前駅に改称)~福岡町駅間が福岡線として営業を再開し、残る区間は1959年に正式に廃止。1962年に福岡線も廃止され現在に至る。
このほか1939年に南安城駅と国鉄安城駅を結ぶ貨物支線安城支線が建設され、1951年に旅客営業も開始されたが、旅客需要が低迷し貨物輸送量も減少したことから1961年に廃止、1914年に西尾駅から三河線と三河平坂駅(2004年廃止)付近で交差し港前駅に至る平坂支線が建設され、戦時中は工員輸送で賑わったが、設備老朽化などの影響で1960年に廃止された。
蒲郡線を含めて間接的にJR東海道本線と競合している。
現在は全14駅だが、2000年代半ばまでは他に鎌谷駅と三河荻原駅が存在した。
駅一覧
停車駅一覧表 ●:停車 ▲:一部停車 |:通過
駅番号 | 駅名 | 急行 | 特急 | 乗り換え路線 | 備考 |
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NH17 | 新安城 | ● | ● | 名古屋本線 | |
GN01 | 北安城 | ▲ | | | ||
GN02 | 南安城 | ● | ● | ||
GN03 | 碧海古井 | ▲ | | | ||
GN04 | 堀内公園 | | | | | ||
GN05 | 桜井 | ● | ● | ||
GN06 | 南桜井 | ● | | | ↑ここまで安城市 | |
GN07 | 米津 | ● | | | ↓ここから西尾市 | |
GN08 | 桜町前 | ● | | | ||
GN09 | 西尾口 | | | | | ||
GN10 | 西尾 | ● | ● | ||
GN11 | 福地 | ● | |||
- | 鎌谷 | - | - | - | (廃止) |
GN12 | 上横須賀 | ● | |||
- | 三河荻原 | - | - | - | (廃止) |
GN13 | 吉良吉田 | ● | 蒲郡線 |
昼間は線内折り返しの普通と、尾西線佐屋駅〜(津島線)〜名鉄名古屋駅〜新安城駅〜吉良吉田駅の急行(ただし、名古屋以北は種別が変わる)が、毎時2回運行されている。
関連項目
三河線・・・2004年まで、吉良吉田駅で接続していた。