概要
付番法則の違いはあるものの、いずれも駅の番号が「03」という共通点があり、名鉄の駅はMY03、東急の駅はSG03をつけている。
愛知県の若林駅
島式ホーム1面2線の地上駅。
かつては終日駅員が配置される駅だったが、後に朝のラッシュのみになり、2021年には終日無人駅になっている(駅集中管理システムを導入しているため、定期券を新規に買えないなど制限はあるが、有人駅並みの設備が整備されている。manacaチャージ機は改札内にあるほか、自動券売機も対応したものが置かれている。インターホンは豊田市駅につながる)。
構内踏切の位置との兼ね合いから、右側通行で停車する(西側が1番のりば)。
なお当駅付近は2024年(令和6年)度に島式2面4線で高架化される予定。
更に高架化後から数年以内に三河線の複線化も予定される。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 三河線 | 上り | 知立ゆき | |
※知立乗り換え→刈谷・碧南方面 | 平日朝夕のみ刈谷・碧南方面へ直通運転しているが、知立で別の列車に変わることになっている。そのため、見かけ上は知立行きしか来ない | |||
2 | 三河線 | 下り | 豊田市・猿投ゆき |
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は5,918人である(名古屋鉄道の令和5年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)より)。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 4,996人 |
2009年(平成21年)度 | 4,895人 |
2010年(平成22年)度 | 4,900人 |
2011年(平成23年)度 | 5,105人 |
2012年(平成24年)度 | 5,318人 |
2013年(平成25年)度 | 5,580人 |
2014年(平成26年)度 | 5,566人 |
2015年(平成27年)度 | 5,917人 |
2016年(平成28年)度 | 5,958人 |
2017年(平成29年)度 | 6,051人 |
2018年(平成30年)度 | 6,129人 |
2019年(令和元年)度 | 6,224人 |
2020年(令和2年)度 | 4,935人 |
2021年(令和3年)度 | 5,225人 |
2022年(令和4年)度 | 5,558人 |
2023年(令和5年)度 | 5,918人 |
隣の駅
東京都の若林駅
環七通りの西側にある、相対式ホーム2面2線の駅だが、世田谷線そのものがかつての玉川軌道線の支線だったという経緯から、停留場として扱われることもある。1969年5月11日に玉川軌道線の本線が廃止されるまでは、玉電若林駅を名乗っていた。
ホームに番号はなく、南側が下高井戸方面、北側が三軒茶屋方面である。
環七通りにある西太子堂5号踏切、通称「若林踏切」は環七通りに現存する唯一の踏切である。全区間が専用軌道であるとはいえ、路面電車の扱いということもあり、一般的な鉄道の踏切と違って遮断機はなく、信号機によって交通を制御している。ただし1966年までは遮断機も存在した。
当駅には、環七通りを直進してJR大森駅山王口と、京王井の頭線の新代田駅とを結ぶ東急バスも乗り入れている(環七通り上にバス停がある)。当該路線は東急バスでも少なくなった長距離路線のひとつだが、かつては高円寺陸橋で右折して青梅街道を通り、新宿駅までを結ぶ、今よりはるかに長距離を走駆する路線だった(現在は新代田駅で乗り換え)。