「悪いが相手は俺じゃない」
プロフィール
概要
13巻のB級ランク戦四日目夜の部（第四戦）にて初登場。
伏し目がちの目と右目が前髪で隠れ気味の少々アシンメトリーな黒髪が特徴。
人物像・活躍
見た目や言動がクールなため若干冷徹な印象も受けるが、任務後に犬飼や米屋と遊んでいたり、好きなものに恐竜や甘いお菓子を挙げていたりするなど、戦闘から離れた場面では年相応に子供っぽい部分を見せる。
また異性が極めて苦手であり、チームメイト以外の女性とは会話することはおろか目を合わせることすら困難。作者曰く「加古隊や那須隊と戦ったらたぶん何もできずに落とされる」というレベル。(アプリ『スマッシュボーダーズ』でも加古などの女性が現れたり二人きりになった途端にいつの間にか姿を消していたことがあった)。
作中でもチームで訪れた焼肉屋で玉狛支部の面々と鉢合わせした際は、小南・栞・千佳の3人を見るなり赤面してあたふたしており、男子1人と女子3人との食事に全く緊張していない修のことを少し尊敬していた。女性が苦手であるが同じ二宮隊の隊員である氷見と鳩原との会話がきちんと出来る理由は、本人によると「鳩原さんは最初から優しかったし、ひゃみさんとはさすがに付き合いが長いから」らしい。
ちなみに、苦手なのはそれはそれとして、女子にモテたいという願望は別にあるらしい。
3兄弟の次男であり公式TwitterのQ&Aによれば、名前はそれぞれ兄が遼太郎、弟が奏平である。
ボーダーへの入隊は(不明の鳩原を除けば)二宮の次に早く、犬飼や氷見よりも先輩である。
鳩原の近界への密航に関しては、鳩原が近界への遠征希望していた理由とこのままボーダーにいたとしても近界へは行けないから仕方ないと、割り切っている。
B級ランク戦では、四日目夜の部（第四戦）において三雲隊・影浦隊・東隊と対戦。
格上の遊真と影浦をマッチアップさせる事で時間を稼ぎつつ、自身は犬飼と合流して修を狙った。
その後、千佳を追う犬飼を狙った遊真に割って入り、そのまま東隊と影浦も加わっての乱戦へともつれ込む。
そして、ゾエさんの置き土産の曲射砲撃による混戦の中で、建物が壊れて射線の通った東に撃ち抜かれベイルアウトする。
ガロプラ襲撃時には緑川と共に屋上の狙撃手組の援護に現れ、その後二宮の指示で下に降りて犬飼達と合流。
そして、笹森と共にヨミが操る人型トリオン兵「アイドラ」の足止めを担当する。
新規隊員入隊日に小荒井達に請われて(わけもわからないまま)ヒュースと対戦。ヒュースにとって初めて戦ったマスタークラス以上の人間ということもあって「今までの奴らより強い」と評されたが、それでも5-2で負け越している。この時点でヒュースの事情を知っていたかは不明だが、犬飼にヒュースの事を話していた。
ランク戦round7とround8の間に隊の仲間と焼肉屋を訪れたところ、偶然修・千佳・宇佐美・小南と鉢合わせる。玉狛女性たちにアタフタしていたり、彼女らと平然と食事してた修の事をちょっと尊敬していたりした。
戦闘開始直後に二宮と合流して遊真と千佳を狙うも、千佳がハウンドを一発撃ったことで足を止められ、逃げられた。その後は二宮との連携で隠岐を倒し、最終局面では千佳を狙おうと動くフリをして修を狙うが、千佳のアイビスでの狙撃で倒される。
戦闘能力
使用トリガーは弧月(8232pt→8393pt)で、専用のオプショントリガー「旋空」も使用するスタンダードなアタッカー。
彼我の実力差を冷静に見極めて的確に立ち回る視野の広さを持ち、出水や時枝と並ぶアシストの名手と言われる。
作中のランク戦では格上の相手が多かったこともあってか、主にサポートに徹していた。
パラメーター
| トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 | トータル |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 6 | 7 | 9 | 7 | 8 | 2 | 5 | 2 | 46 |
トリガーセット
| メイントリガー | サブトリガー |
|---|---|
| 弧月 | FREE TRIGGER |
| 旋空 | FREE TRIGGER |
| シールド | シールド |
| FREE TRIGGER | バッグワーム |
作者のキャラ評
| 何も言わずに旋空弧月【辻】 |
|---|
| 修の過去話に顔が出てなかった人。援護能力の高さに定評があり、出水・時枝らと並んで名アシストとして知られている。イケメン度高めのくせに異性への耐性がなく、チームメイト以外の女子とは目を合わせることすら困難、まともな会話はほぼ不可能という不器用系男子。加古隊や那須隊と戦ったらたぶん何もできずに落とされる。 |
(JC13巻 カバー裏より)
