「イヒヒヒヒ…! 恐怖でカチコチにしてあげる!」
CV:斉藤貴美子
データ
- アルターライドブック:メデューサ蛇伝
- 身長:203.2cm
- 体重:94.4kg
- 特色/力:石化能力/鞭
概要
第7章「王の剣、アヴァロンにあり。」から登場。
レジエルにより、幻獣のジャンルに分類される「メデューサ蛇伝」のアルターライドブックから生み出された、メデューサ型のメギド魔人。
神話のゴーゴン(ゴルゴン)三姉妹に因み計3体生み出されており、長女は不気味な笑いを絶やさず、次女は冷静、三女はハイテンションな口振りが特徴。
モチーフのメデューサ同様に蛇の姿をした髪を生やした姿をしており、上半身は爬虫類の鱗を思わせる刺々しい装甲に覆われている。顔の造形も伝承にあるメドューサのような人型よりも、蛇そのものを思わせる見た目である。
メギド魔人共通のデザインである本の意匠は、胸と背中に確認できる。
伝承と同じく目を合わせた相手を石化させる魔眼、髪の蛇や手の甲に仕込まれた鞭を伸ばして敵を打ち据える能力、そして2本の剣を武器に持つ。
また、ゴーレムメギド同様に巨大化能力も有している。
活躍
- 第7章「王の剣、アヴァロンにあり。」
カリバーが席を外している間に世界の侵食を加速化させる事を提案したストリウスに焚き付けられたレジエルにより召喚され、一気に3つの街をワンダーワールドへと繋げて、人々を次々に石化させていた。
駆けつけたバスターと剣斬と交戦し、さらに幹部達の乱入により戦いを優勢に持ち込むが、そこに修行を終えたブレイズがファンタスティックライオンを提げて参戦。
得意の魔眼で石化しようとするが、ブレイズの作り出した水鏡で逆に魔眼を破壊されて悶え苦しんでしまい、トドメに「ハイドロボルテクス」を浴びて水飛沫と化した。
- 第8章「封印されしは、アーサー。」
前回倒されたのが長女の個体だけだった為、消えた3つの街のうち2つがまだ元に戻らず、次女と三女の個体が続けて現実世界の侵食を続行していた。
カリバーと共に駆けつけたセイバー達と交戦し、キングオブアーサーを力を使いこなせず調子が出ないセイバーを庇った尾上を石化させる事に成功。セイバー達は一時撤退を余儀なくされる。
その後、レジエルと共に次女の個体が再度現れ、セイバー達を待ち構えて交戦を開始するも、伝承のメデューサが三姉妹であると同時にメギド側の2面作戦であると知ったライダー側は其々優勢になれるように策を練り、作戦通りに三女諸共一ヶ所に集められてしまう。
次女は頭部の蛇を伸ばして上空に浮遊する岩に巻きつき、岩を次々と投げ飛ばすも、セイバーが召喚したキングオブアーサーの「キングスラッシュ」で一刀両断され爆散。
三女も姉を倒された怒りにより巨大化し、巨大な隕石をぶつけてライダー達諸共、現実世界を一気に侵食させようとするも、キングオブアーサーがセイバーを文字通り剣に変えた斬撃によって切り刻まれて爆散。
姉妹全員倒された事で、尾上を含む人々の石化は解かれた。
メデューサ蛇伝アルターライドブック
メデューサ蛇伝!
「メデューサ蛇伝」の伝承を封じ込めたアルターライドブック。
ジャンルは「幻獣」。
最終ページ「テキストオブアルター」には赤い両目を光らせるメデューサの顔が描かれている。
余談
- 声を演じる斎藤氏は、仮面ライダーシリーズの出演は今作が初となり、特撮自体の出演は『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の妖怪ユキオンナ以来5年ぶりとなる。
- アルターブックの元ネタは、中国の民間伝承『白蛇伝』ではないかと思われる(萬画版仮面ライダーBlackでもモチーフに採用された伝承である)。
関連タグ
ピラニアメギド:同じく、兄弟の関係にある複数の個体が存在するメギド。
蛇姫メドウサ、メドウサ、スネークロード アングィス・フェミネウス、サーペントアンデッド、メデューサレジェンドルガ、ペルセウス・ゾディアーツ、メデューサ:メデューサがモチーフ、またはデザインとして取り込んでいるライダー怪人。
メドゥーサマイナソー:昨年登場したプロデューサー&メデューサ繋がりの戦隊怪人。