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Boichiの編集履歴

2020-10-31 23:26:10 バージョン

Boichi

ぼういち

Boichiは大韓民国・ソウル出身の漫画家。「ぼいち」と読むときもある

概要

本名は「朴武直(パク・ムジク)」박무직。

1973年1月29日生まれ、大韓民国ソウル特別市出身。

自画像のイラストはロボット。(TOPイラスト中央)

2020年より作画動画メインyoutubeチャンネル『Boichi be TOON』を開設。


1993年韓国で「少女漫画」でデビュー。漫画に活かすため大学では物理学を専攻※、演出技術を学ぶため映画専攻の大学院へ進学。その後2004年に日本の漫画界でデビューした。既婚者。妻はマネージャーも担当している。


2006年にサンケンロックの連載がヤングキングにて開始され10年ほど連載されて話題を集めた。

2016年から週刊ヤングマガジンにてORIGINを連載開始。

2017年から稲垣理一郎とコンタクトをとって週刊少年ジャンプにてDr.STONEを連載開始。またその繋がりで2019年に短期集中連載で作画・ストーリー共に自作(各所監修:稲垣理一郎)Dr.STONEスピンオフ『Dr.STONE reboot:百夜』を執筆する。

2020年にライブショー「Ninja Illusion LIVE」にキャラクターデザイン兼メインビジュアル作画として参加。7月2日から9月26日まで東京・浅草九劇にて上演される予定でキャラデザを元にメインキャストの衣装がデザインされる予定である。(コロナの影響で2021年に延期)

2020年9月16日『ONEPIECE magazine』で連載されていた、ポートガス・D・エースを主人公とした外伝小説『novel A』のコミカライズ版を同誌 Vol.10より連載。(ネーム構成:石山諒


2019年に『Dr.STONE』で第64回小学館漫画賞少年向け部門を、『ORIGIN』で第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。


※この一見「才能の無駄遣い」に見える経歴は、高校生の頃海賊版で買った士郎正宗作品(アップルシード攻殻機動隊)に触発され、高度なSF作品を描くのに必要な知識を身につけるためだったと、本人が「攻殻機動隊」のトリビュートコミックに書いている。


経歴・作風

SF、アクションのイメージが強いがコメディー、ぶっ飛んだギャグ、ラブロマンス、社会問題など幅広いジャンルを描き、作品によっては展開を丸投げすることもしばしば。シリアス作品でもコメディー描写を挟んでいる作品が大半である。

日本発売での教本(講座)は「カッコイイ男キャラクター漫画教室」のみだが、韓国にいた頃は漫画の描き方やphotoshopを使用したイラストの描き方などの本を複数出している。また科学分野の漫画も描いている。


概要欄にも物理専攻に触れているが基本的に描きたいものは自分で体験してみたいという欲求を持ち合わせており、実体験が形を変えて作品に活かされるという事もよくある。


女性のが大好きで自画像トに使用しているロボットらしきキャラクターの胸の逆ハートは女性の尻を現している。

しかしながら男性主人公の作品が多数を占めており、度々「女性の方が描いていて楽しい、男は描きたくない」とこぼすこともある。(半ば冗談交じりのようではあるが、女性キャラクターを自由に描ける場面では解放されたように筆が乗っているような画面を展開するなど半分本気かもしれない)


また現実に起こらない現象を描写することについては実際にアイディア工作をして写真撮影をして合成して作り出してもいる。

SFのアンドロイドの造形の例としてメトロポリス(一部でVIP先生で有名な作品)他、ターミネーターを挙げている。

「究極宇宙味帝シーザー」は恐らく彼の作品の中で一番の物理学等の無駄遣いとされているが、めちゃくちゃな中にも説得力を感じさせるストーリーである。2010年ごろに「スペースシェフシーザー」と改題して表紙も新たに描き下ろして発売される。

「サンケンロック」は10年以上連載が続いた他、外伝などその後のBoichiのオリジナル作品の世界観に関与していく事となる。また画集も発売された。

自身はキリスト教信者と断言した訳では無いがカトリック系の学校に通学していたこともあり、その縁もあって矢島正雄が原作担当のキリスト教を題材にしたSF「ラキア」を執筆する。「ラキア」はカトリックと少数派グノーシスの闘いを主人公を通して描いている。

「H・E The HUNT for ENERGY」では日本に移住してから起こった東日本大震災をきっかけにエネルギー問題を考えている。

「Wallman-ウォールマン」はワイヤーアクションと殺し屋を題材にした作品で実際にワイヤー体験をしてから執筆している。

また自身のオリジナル作品は掲載誌が違えど世界観を繋げて描いており、「サンケンロック」、「H・E The HUNT for ENERGY」、「Wallman-ウォールマン」、「ORIGIN」は時系列が繋がっている。

自身の初となる少年漫画連載のDr.STONEはリアルな劇画調が多い他作品と異なり少年漫画向きの絵柄にチューニングしており、劇画要素は比較的マイルドになっている。

一方で普段通りの劇画調の「ORIGIN」も最初の頃に同時連載しており、筆の速さで読者を驚かせていた。


2020年に漫画作画用の事務所が狭くなったのでDVDを200枚処分している。そしてデジタル作画に関しては無名な時代からでもいち早く取り入れていたが電子書籍はこの年に初めて買ったそうである。400作品買ったと語っている。


公式動画

Wallman‐ウォールマン‐PV

ナミ役 CV:沢城みゆき


Dr.STONEの実際の作画動画

主な作品リスト

  • 少女漫画(デビュー作、韓国国内でのみ発表)
  • TOON(韓国国内のみで発表)
  • Lovers in Winters(R-18。2004年頃 COMIC阿呍に掲載された短編集)
  • 究極宇宙味帝シーザー(改題:スペースシェフシーザーコミックガム
  • サンケンロック(ヤングキング 2006年第10号 - 2016年第6号)
    • サンケンロック外伝(ヤングキング)
    • ユミンにご飯を食べさせたい(月刊ヤングキング)
    • The Art of Sun-Ken Rock (画集。日本未発売)
  • Boichi作品集Hotel(2008年頃。主にモーニングに掲載された作品の短編集 絶版
  • ラキア(原作:矢島正雄 モーニング 2008年49号 - 2010年47号 絶版
  • H・E The HUNT for ENERGY(ジャンプ改
  • マンガで分かる心療内科・第8巻(原作:ゆうきゆう&作画:ソウ 2013年3月25日発行 アニメイト特典非売品同人誌)
  • MOMOの娘(月刊ヤングキング 2013年2月号 ‐ 2013年4月号 単行本未刊行
  • Wallman‐ウォールマン‐(グランドジャンプ 2013年14号 - 2015年4号)
  • テラフォーマーズ外伝 アシモフ(原作:貴家悠橘賢一 グランドジャンプ 2015年23号 - 2016年14号)
  • カッコイイ男キャラクター漫画教室!(『月刊ヤングキングアワーズGH』2016年6月号 - 2019年8月号、全21話)
  • ORIGIN週刊ヤングマガジン 2016年40号 - 2019年11号)
    • ORIGIN外伝 空に立つ者、地に立つ者(週刊ヤングマガジン 2019年27号 単行本未収録
  • Dr.STONE (原作:稲垣理一郎 週刊少年ジャンプ 2017年14号 - )
    • Dr.STONE ノベルズ版(著:森本市夫・原作:稲垣理一郎 2019年2月以降続刊 表紙・挿絵)
    • Dr.STONEの最強自由研究(原作:稲垣理一郎&Boichi 2019年8月 表紙のみ)
    • Dr.STONE_reboot:百夜(原作:稲垣理一郎 週刊少年ジャンプ 2019年48号 - 2020年4・5合併号)
  • ONEPIECE episode A(エース)(原作:尾田栄一郎・ストーリー原案:ひなたしょう&浜崎達也(小説)・ネーム構成:石山諒 ONE PIECE magazine Vol.10 - )

関連タグ

Dr.STONE ORIGIN

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