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名球会の編集履歴

2020-11-09 06:25:41 バージョン

名球会

めいきゅうかい

日本における元プロ野球選手の組織。

概要

金田正一が発起人。入会資格を得た選手は自分が一流選手であると示すことができる。但し、入会をするか否かは自由である。


入会資格を得た選手で榎本喜八は創設された当初は会員となっていたが、1度も参加していないため、脱会扱いになっている。また落合博満は2000本安打は達成したが入会を辞退している。


長らく家庭用ゲームには登場していなかったが、2017年発売の「プロ野球 ファミスタクライマックス」にて女子プロ野球と共に初めて登場した。


入会条件

投手 200勝または250セーブ

打者 2000本安打

ただし日本プロ野球での記録をスタート地点とする。


そして生まれが昭和以降の選手である。(※)


(※当初の入会条件の中に昭和生まれである事が規定されていた為「昭和名球会(しょうわめいきゅうかい)」とも呼ばれていたが、現在は記録と実績で入会資格の条件を満たせば平成生まれも入会が認められる。尚、1926年12月24日(大正15年12月24日)の大正以前に生まれた元選手は入会が認められない。)


入会条件間近の選手

投手は150勝以上または200セーブ以上、打者は1700本安打以上の選手を対象とする。


2019年シーズン終了時点(MLB選手は2020年シーズン終了時点)


投手

名前所属球団年齢通算記録残り
デニス・サファテ福岡ソフトバンクホークス38歳27勝20敗234セーブ16セーブ
田中将大ニューヨーク・ヤンキース32歳177勝81敗3セーブ※123勝
石川雅規東京ヤクルトスワローズ39歳171勝163敗29勝
松坂大輔埼玉西武ライオンズ39歳170勝108敗2セーブ※230勝
ダルビッシュ有シカゴ・カブス33歳164勝94敗※336勝
前田健太ミネソタ・ツインズ32歳150勝113敗6セーブ※450勝

※1 日米通算記録(NPB記録:99勝35敗3セーブ、MLB記録:75勝46敗)。

※2 日米通算記録(NPB記録:114勝65敗1セーブ、MLB記録:56勝43敗1セーブ)。

※3 日米通算記録(NPB記録:93勝38敗、MLB記録:71勝56敗)。

※4 日米通算記録(NPB記録:97勝67敗、MLB記録:53勝36敗6セーブ)。


野手

名前所属球団年齢通算記録残り
栗山巧埼玉西武ライオンズ36歳1825本175本
中島宏之読売ジャイアンツ37歳1767本233本

問題点

投手の登板数の減少に伴い、200勝達成は難しくなっている。

一方、打者の2000本安打はスポーツ科学の発展にともない毎年のように達成者が出ている。


加えて、よく言えば明確、悪く言えば杓子定規的な選出法方のために本来であれば名球会入りにふさわしい名選手が選出されないという問題がある。

これにより、史上最強の助っ人として名高いランディ・バースタフィ・ローズ、WAR値(平凡な選手に比べどれだけ勝利に貢献したかを示す基準)換算では歴代の大投手とひけを取らない三浦大輔などは名球会入りできていない。


また、上原浩治のように、既定のセーブ数・勝利数に達していなくても、勝利数、セーブ数、ホールド数それぞれで優れた記録を保持し、その合計数が200以上になるケースの人物が表彰されておらず、会員の間でも、こうしたケースの元選手たちの扱いを巡って対立が生じている。


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