Kamen Rider…Kamen Rider…
スラッシュライズ！
概要
滅亡迅雷.netの迅が、仮面ライダー迅・バーニングファルコンに変身する際に使用する変身ツール。
単体での運用のほか、ホルスターベースに装着する事で変身ベルトとしても機能する。
その名の通りZAIAエンタープライズ製であるが、何故、迅が所持しているかは現時点では不明。
また、ZAIAに所属する天津や唯阿もこれに対して無反応である。そもそも劇中では『スラッシュライザー』としか呼称されていない為、無反応なのは当然と言える。
ただ天津は飽くまでZAIAの日本支社であるZAIAジャパンの社長であった事、第42話で迅と背後で繋がっていたのがZAIA本社の人間だったと判明した事から、ZAIA本社がZAIAジャパンに秘匿して開発した物である可能性が高くなった。
劇中ではZAIAジャパン最高傑作であるサウザンドライバーと痛み分けに終わった事から、ZAIA本社の技術力の高さが窺える。
機能
バーニングファルコンプログライズキーに専用の認証「バーンライズ」を行い、保存された「ライダモデル」のデータを付加した対仮面ライダー戦用強化アーマー「ハイアーベースアクター」を纏う「スラッシュライズ」を実行することで変身する。
バックルにセットしたスラッシュライザーへプログライズキーを挿入した後に展開しトリガーを引くと、バックルから燃え盛るライダモデルが出現し、その羽が分離して使用者を包み込むことで変身が完了する。
プログライズキーの認証はバルキリーと同様の動作を行うが、ライダモデルを纏う姿は、かつて迅が使用していた滅亡迅雷フォースライザーの変身方法に近い。
なお、バーニングファルコン以外のプログライズキーには通常のオーソライズが行われる。
プログライズキーの装填スロット部がエイムズショットライザーに似ているが、銃身の代わりに鋭い刃「ライズスラッシャー」が備わっており、短剣型の近接武器として使用される。
変身ベルトおよび武器としての使用時に合わせ、刃部分は長さが調節される模様（プロップも別物である）。
斬撃武器としては刀身に光子被膜「フォトンＳコート」を纏わせる事で、摩擦を極限まで減らし切断能力を大幅に上昇させているが、この機構は刀身の3倍近い有効範囲を持つため見た目よりも攻撃可能範囲が広くなっている。
必殺技発動時の操作もショットライザーと同じで、手持ち時には「バーニングレイン」、バックルセット時には「バーニングレインラッシュ」となる。
立体物
プレミアムバンダイから発売が決定。2020年3月9日から注文を開始し、2020年6月に発送。バーニングファルコンプログライズキーを同梱している。
劇中でのシーンを再現できる他、互換性のあるプログライズキーをセットすることで玩具オリジナルの組み合わせも可能。
ただし、元々ショットライザーの必殺技音声はキー側から出る仕様のため、必殺技音声ではショットライザー同様の「（～ing）ブラスト」という音声が鳴る。
余談
剣と言う武器自体が余りにも良く登場する為に見落とされがちだが、実は昭和ライダーはおろか、平成ライダーを通しても剣型の変身ガジェットと言うのは一度しか登場したことが無く、変身ガジェットとしては剣は非常に珍しいモチーフである（なおスーパー戦隊であれば数点ほど登場している）。
また、その唯一の例こそが、平成ライダーに唯一登場したサソリモチーフのライダーであり、奇しくも滅と迅の二人の共通点となっている。
ベルト部分はエイムズショットライザーと同様に最初から付いており、手動で巻き付けるようになっているが、ショットライザーと異なりバックルの両方にベルト部分が付いており、後ろ部分が分かれるようになっている（仮面ライダー555に登場する各種ベルトや、アマゾンズドライバーのような仕様といえば分かりやすい）。
関連タグ
絶滅ドライバー:同じ組織のライダーのパワーアップアイテム繋がり。こちらの場合は迅がきっかけとなって誕生している。
変身ベルト一覧
仮面ライダーゼロワンに登場する変身ベルトの一覧を参照。
その他
戦極ドライバー：小刀の造形がある変身ベルト。
聖剣ソードライバー：次作に登場する剣と一体化した変身ベルト。
サングラスラッシャー、ディープスラッシャー︰剣の形状が似ている武器繋がり。
エンジンブレード：キーアイテム装填スロットを持つ剣型武器。
サソードゼクター：剣型の変身デバイス、サソードヤイバーを使って変身する。
