泉七羽「これ、仁が使ってるのと同じ。二本あるから一本あげる。それは、あんたを強くしてくれる」
概要
『仮面ライダーアマゾン』のコンドラーを現代的にアレンジしたデザインになっており、バックル部の複眼部分は使用者の眼の色と形状に対応している。
近年の変身ベルトとしては珍しく、誰が何の目的で製造したのかほとんど分かっていない。だが、橘雄悟曰く使用者の1人である鷹山仁が開発に関わっていたとの事。
アルファ用は仁がアマゾン狩りで相当使い込んだのか、全体が傷だらけなのが特徴。
オメガ用は当初、仁が予備として所持していたが泉七羽が独断で水澤悠に譲渡した。ネオアマゾンズドライバーを入手してからは使用されなくなったが所持はしていたらしく、劇場版の最終決戦で再び使用された。
シグマ用は野座間製薬が仁を捕らえた際にアルファ用を解析・複製したものであり、バックルは黒部分の面積が増しほぼ黒一色となっている。
ギミックは当時の仮面ライダーシリーズのものとしては非常にシンプルで、ベルトも手動で巻き付ける。巻き付け方は仮面ライダー555に登場するライダーズギアに似ている。
左手側のグリップ「アクセラーグリップ」を捻る事でドライバーのコアユニット「コンドラーコア」が作動、発する特殊パルスによって装着者のアマゾン細胞を刺激し変身を行う。
右手側のグリップ「バトラーグリップ」は引き抜くとさまざまな武器に変形するが、使用したのはオメガのみ(アルファのものは武器への変形に対応していないのか、アルファは劇場版にてオメガのドライバーから奪い取る形で使用していた)。
必殺技発動はアクセラーグリップを再度捻る事で使用する部位を強化し行う。複眼部分は変身の際に発光するが、エネルギー切れになると消灯し変身が解けてしまう。
変身するライダーの特徴
変身するライダーには外見的に共通する特徴はないが、機能などで共通する点がいくつかある。
- アンテナ
- 名称が「(ライダーの名前)+ヘッダー」で統一される感覚器官でアマゾンオメガのみフォルムが異なる。
- アマゾン・アイ
- 視認距離はネオアマゾンズドライバー系譜のライダーを含めて一律で1000m。
- コンバーターラング
- 内部中枢へのダメージを無効化し、周囲から熱や風の力をエネルギーに変換する。
- ネオアマゾンズドライバー系譜のライダーも機能は全く同じ。
- 皮膚
- 両手
- 名称や形状に違いはあれど、アームカッターで装備している他、名称は「シェル+動詞+グローブ」で統一。
- パンチ一発で砕ける岩盤の厚さはそれぞれ約70m(オメガ/アルファ)、約80m(シグマ)、約75m(シーズン2時代のアルファ)、約85m(最後の審判時代のアルファ)。
- アマゾンシグマには爪がある。
- 両足
- こちらもいずれも名称に「シェル+動詞+ブーツ」で構成。なお、アマゾンシグマを除いて脚にはフットカッターがある。
- キック一発で砕ける岩盤の厚さは約90m(オメガ/アルファ)、約95m(シグマ/最後の審判時代のオメガおよびアルファ)。
(参考元:『仮面ライダー図鑑』より)
立体物
プレミアムバンダイとAmazon限定で「DXアマゾンズドライバーセット」として発売。アマゾンズドライバー本体に加えてアマゾンズレジスターも付属する。
バックルのコアパーツを上下入れ替えてつける事でアルファ・オメガの変身を再現できる。隠しギミックとしてシグマの音声も収録されているが、後に発売されたネオアマゾンズドライバーの初回限定特典であるシグマ用コアパーツを使う必要がある。
また、通常のDXシリーズに沿ったサイズ(つまり子供向けサイズ)だったり、設定上爆発はしないはずなのに必殺技音声に爆発音が入っていたりと少々残念なところもある。
2019年に登場した「CSMアマゾンズドライバー」は、最初から単品で3人全員の変身遊びが可能で、コアパーツも全て専用のものが用意された。大きさもCSMシリーズに準じて大型化、必殺技音声も映像作品の設定に準じたものになり、キャラクターボイスも追加されるという、DX版に不満があった人も納得の出来になっている。
また、DX版ではただの装飾品だったアマゾンズレジスターにも発光・音声ギミックが追加され、敵アマゾンやモグラアマゾン、オメガ素体の変身遊びもできる。
さらに2020年にはマイナーチェンジ版の「ver.アルファ」が登場。アルファ用の傷だらけの外見を再現しているほか、ミリタントアマゾンズレジスターも付属する。
関連タグ
仮面ライダーアマゾンオメガ 仮面ライダーアマゾンアルファ 仮面ライダーアマゾンシグマ
アクセルドライバー:シルエットや変身シークエンスが類似している。