ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

DADA教授

やみのまじゅつにたいするぼうえいじゅつのきょうじゅ

ホグワーツの科目「闇の魔術に対する防衛術カの教授

概要

第1学年からの必須科目

危険な闇の魔術や闇の生物に対する知識、それらから身を護るための対処法を学び、訓練する。

闇の魔法使いを退治する闇祓いになる者には必須の教科である。

呪われた教科

呪いのきっかけ

かつてこの教科をほぼ半世紀にわたって生徒たちに教授した老教授、ガラテア・メリィソートの退職に伴い、1956年、後に魔法史上最悪の悪の魔法使いとなるトム・リドルはホグワーツ卒業を控えこの職に応募する。

在学時代から後の死喰い人のメンバーとなる自身の信奉者、「ヴァルプルギスの騎士」をまとめており、寮監だったホラス・スラグホーンを通して教師という立場の影響力を学んだリドルは二度も志願していた。

しかし、当時副校長だったアルバス・ダンブルドア秘密の部屋事件の真犯人をリドルと考えており、上述の教師の立場の影響並びにホグワーツに秘された魔術の探求が目的だと校長アーマンド・ディペットに助言したことで退けられた。

甚大な魔法力を持ったリドルの激しい怒りは「担当教授が一年を超えて在籍する」という事象を運命から排除してしまう。

呪いの余波

作中この呪いのせいか、死亡、記憶喪失、吸魂鬼に接吻されるなど教授となった人間に様々な悲劇が襲い掛かっている。

セブルス・スネイプがこの科目の教授に幾度か応募してはダンブルドアに断られていたのは、スネイプに危険が及ばないよう、ダンブルドアが配慮したからだった。

またリーマス・ルーピンの退職にはスネイプが彼が狼人間であることをうっかりもらしたために保護者からの苦情のため自主退職という形であるが、スネイプが呪いのことを知っていたならばそうならないようにするための配慮とも取れるものの、名前まで公表されてしまっては今後困窮することは明白だったために学生時代の意趣返しとも取れる。

マッドアイことアラスター・ムーディーバーテミウス・クラウチ・ジュニアに一年近く拉致監禁され、そのムーディーに成り代わったクラウチ・ジュニアも吸魂鬼の接吻を受けるなど名義人と実行者両方ともに災難が降りかかっているケースもある。

ヴォルデモート政権下

7巻では「闇の魔術」そのものを学ぶ内容になり、校則違反の生徒に対し、罰則も兼ねて「磔の呪い」をかける等が行われていた。

そのため「悪霊の火」などの高等な闇の魔法を生徒が習う機会があったものの、制御が付かないで自滅したケースがあり、その余波でヴォルデモートは自身の魂を分割した分霊箱を破壊されてしまった。

現在

1998年、ヴォルデモートが破滅した事で運命は矯正され担当教授は一年を超えて在籍可能となった。

担当教授

『ハリー・ポッター』シリーズ以前

1927年とニュート・スキャマンダーの学生時代にDADAの教授をしている描写がファンタスティックビーストシリーズにて描かれる。

本来は変身術の教授なので後述のガラテアの休業中などに代理で授業していたと思われる。

  • ガラテア・メリィソート

19世紀末から1945年まで半世紀近くにわたって生徒たちに教授した老教授で、時期的にダンブルドアたち高祖世代は彼女が教授に就任したばかりの頃の教え子である。

そのためニュートの世代トム・リドルの世代の面々も教え子である

上述のダンブルドアが闇の魔術に対する防衛術の教授をしていたのは彼女が一時的に授業できない状況にあったための臨時的な措置と考えられる。

出産や育児に伴う一時的な休業、外傷を負ったことによる療養、担当教科の更なる研究のために充てるための休業など様々な理由が考えられる。

また映画版の設定によると彼女のオフィスは他の教授よりも上等なものらしく、ホラス・スラグホーンは復職に当たってダンブルドアに出した条件の一つに彼女が使っていたオフィスを宛がうことを盛り込んでいる。

  • パトリシア・レークピック

スマートフォンゲーム、ホグワーツの謎に登場するオリジナルキャラクター。

ハリーより七学年年上の主人公(チャーリー・ウィーズリーと同学年)が三年次の時(1986-87)に当初はグリンゴッツからきた呪い破りとしてホグワーツに滞在していたが、五年次にDADA(1988-1989)の教授となった。

しかし呼称はプロフェッサーではなくマダムとなっているため教授と言うより講師と言った方が適切である。

『ハリー・ポッター』シリーズ本編

リーマス・ルーピンセブルス・スネイプを除いてまともな教師が誰一人いない。ほとんど死喰い人。

ただしムーディーになりかわっていたクラウチ・ジュニアの指導は後のハリーに多大な影響を与える実践的なものであった。

元々マグル学の教授だったが、アルバニアにてヴォルデモートに憑依され、彼に従うようになったためダンブルドアがハリーに最初の試練を与えるためにDADAの教授にした。

他人の偉業を我がものとしていた詐欺師であったことをダンブルドアは見抜いていたため、生徒たちに反面教師とさせるため、そしてその詐欺の実態を明らかにするために雇われた。

不死鳥の騎士団のメンバーであり、脱獄したシリウス・ブラックの友人であったため。

親を知らないハリーにとって親の学生時代の話を聞かせることのできる相手であり、脱獄したシリウスとの繋がりからどのような選択をするのか見極めるため。

三大魔法学校対抗試合の実施に伴う警戒のため。

実は本人ではなく、ヴォルデモートの密命を受けたデスイーター「バーテミウス・クラウチ・ジュニア」がポリジュース薬で変身し、ムーディに成り代わっていた。

魔法省の指示によって送られた存在。ハリーが在学中受講したDADA教授の中でも人間性、教導力共に最低の教授であり、マクゴナガルから「ロックハートでさえも(アンブリッジに比べたら)十分有能」と言わしめたほど。

ダンブルドアが自分の死期を悟り、学年末に自分を殺すことでセブルスにホグワーツを掌握してもらい、彼が校長となることで呪いを避けさせた上でヴォルデモートを倒す選ばれし者をサポートさせるため。

ヴォルデモート政権下における任命だが、ホグワーツの戦いが勃発し、ミネルバ・マクゴナガルによって捕まったため彼女にも呪いが襲った形になる。

DADA教授の編集履歴2020/12/23 16:03:05 版