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オバケのQ太郎の編集履歴

2021-01-11 12:15:42 バージョン

オバケのQ太郎

おばけのきゅーたろう

藤子不二雄の漫画、およびそのアニメ化作品。

概要

『オバケのQ太郎』とは、藤子不二雄による日本のギャグ漫画作品、及びそれを原作としたテレビ・劇場アニメ作品。


ごく普通の家庭に住み着いた、1匹の間の抜けたオバケが引き起こす騒動を面白おかしく描く。藤子流生活ギャグ漫画の原点にして、初の大ヒット作で代表作。スタジオ・ゼロのメンバーである石ノ森章太郎らが手伝った。『オバQ』と省略されて呼ぶことも多い。3度にわたってアニメ化され、40年以上経った現在も根強い人気がある。また藤子漫画は、それまでシリアス志向の強い作品が多かったが、これを機に『ギャグ漫画の藤子不二雄』として広く認知されるようになっていく。


『オバケのQ太郎』の5年後に主に藤子・F・不二雄(藤子F)が描いた『新オバケのQ太郎』や、オバケのQ太郎の後日談的な話の『劇画・オバQ』(藤子Fの単独作)という作品もある。


2人の藤子は、オバQ以前から合作をする一方で、いずれかの単独作も藤子不二雄名義で発表してきたが、両人の作風や絵のタッチの違いが次第に明確になってきたため、『オバケのQ太郎』以降は合作作品は少なくなった。


オバケ族

The7th Anniversary.

本作に登場するオバケ族は卵生の動物である。Q太郎は生まれていきなり流暢な日本語を話していたが、寿命はかなり長く、Q太郎の叔父など100年前から生きているがまだピンピンしている。普段はの上(嘘偽りを口にすると抜ける)で生活しており、空を飛ぶことが得意。

一見するとペンギンの羽のような手をしているが手先は人間同様に器用で、特に建築・リフォームに関しては種族全体が得意としており、ドジでマヌケなQ太郎ですら大原家の地下に自分専用の家を作るなどプロ級の腕前を発揮している。

オバケ族はを吐くことのできない(人間に比べて物凄くヘタ)種族であり、古くは地上で暮らしていたようだが、人間の文明が次第に発展していくにつれ地上を去って行ったらしい。

地上で長く暮らしていたため、日本上空のオバケ族は日本風に、アメリカ上空のオバケ族はアメリカ風の生活・文化をしている。そのため、『国際オバケ連合』ではバケ食いオバケまで登場している。これは酷い。

彼らの持つ能力としては「飛行」「霊体化」「透明化」「変身」の四つが挙げられる。


登場人物

(キャストはTBS/日本テレビ/テレビ朝日の順)

描画担当 ○=藤子・F・不二雄 ●=藤子不二雄A ◎=石ノ森章太郎(新オバQは藤子・F・不二雄)


著作権問題

単独執筆作品の多くは1988年の解散時に元タイトル毎に著作権の帰属を配分されたが、本作を含む合作作品のほとんどは宙に浮いた状態が続いていた。

さらに1988年解散の時点で本作は版権が2人の作者のみならず、出版社が小学館中央公論社、アニメ関係が東京ムービーTBS(モノクロアニメ)、日本テレビ(カラーアニメ第2作)、シンエイ動画テレビ朝日(カラーアニメ第3作・劇場版3Dムービー)と、四分五裂の状態にあった。

このねじれた状況が解消されないまま1996年にFが急逝。

このため、長らく本作は復刊・再映像化が極度に困難な状態が続いていたが、2009年より2012年にかけ、「藤子・F・不二雄大全集」にて全作品の復刊が実現した。

そして2015年、てんとう虫コミックで全12巻での復刊が実現した!!(紙媒体と同時に電子書籍としての販売も決定)

かくて「オバQ」は、長い長い封印作品の時代から遂に卒業することが出来たのである。


関連イラスト

センシティブな作品


関連タグ

藤子不二雄 モジャ公 藤子・F・不二雄 21エモン ジャングル黒べえ ドラえもん

西川のりお・・・リアルなオバQの姿で「ばかぁー!」と棺おけから出てきて叫ぶギャグを持つ。→オレたちひょうきん族より

高橋尚子・・・会社の歓迎会でオバケのQ太郎のモノマネをしたことから愛称は「Qちゃん」。

スター☆トゥインクルプリキュア:34年後の1時間前の世界。共通点の多い電撃戦隊チェンジマン(当時は土曜日17時30分からの放送)の事を34年前の1時間後の世界と言ってしまった結果、この作品に誤爆する事例が続出した。

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