プロフィール
概要
魔王軍の超竜軍団の軍団長を務める竜騎将バランに仕えている竜騎衆の内の一人で、二つ名込みでの名前は『海の王者 海戦騎ボラホーン』。
海戦騎の二つ名通り、海のドラゴンであるガメゴンロードが相方のドラゴンである。
また、モデルになったモンスター及び種族はトドマンであるとか。
クロコダインのような巨体と『天下無双』を自称する程の怪力を兼ね備えており、そのパワーは自分の数倍は大きいカメゴンロードを軽々と持ち上げることができる程である。だがガルダンディーと違って相方のドラゴンには愛着はないようで、ポップのベタンで一撃で倒されてしまった際は、自分にのしかかったカメゴンロードを持ち上げて投げ捨て「ひ弱なドラゴンめ……だらしない!」と吐き捨てるように言ってしまっている。一方でガルダンディーが敗死した時は「ただではすまさん!」と激昂するなど仲間意識が見られた。
竜騎衆において最も仕事に徹している分、余計な手間を避けようと早々にポップのとどめを促すものの、勝つためなら卑劣な手を辞さない。
武器
戦闘で使用する得物は棘付き鎖鉄球のように長い鎖を錨に取り付けた鋼鉄の錨でこれを鎖分銅のように振り回して使う。戦闘以外でもルーラでバランを追いかけようとしたポップの足に絡ませて引きずりおろすという使い方をしたこともあり、何気に獲物を確実に捕らえる制球力の持ち主である。
得意技
口からマヒャド級の威力がある冷気の息を吐く『凍てつく息(コールドブレス)』が得意技で、それはポップのメラゾーマすらも無力化してしまう程に強力である。ボラホーンは前述の鋼鉄の錨と凍てつく息を組み合わせた『凍てつく息で相手を凍らせて固まった所に、振り回して遠心力をつけた鋼鉄の錨を直撃させて粉々に砕く』というのを必勝戦法としている。一見単純なようで対抗策が限られる当たり、必勝法としてはなかなかのものである。後に登場したノヴァもハドラー親衛騎団に同じ戦法を用いている。
作中での活躍
主であるバランによってガルダンディーやラーハルトと共に呼び出され馳せ参じており、バランから『バランの生き別れになった息子が生きていた事』と『その息子の奪還のために力を貸してほしい』という事情を聞き、バランと竜騎衆の4人(そしてお供の4頭のドラゴン達)でテラン王国に向かうのだが、その途中で足止めに来たポップと遭遇しバランを先に行かせて戦闘となる。その中でガルダンディーが倒された事で、二番手としてポップの助太刀に現れたヒュンケルと対決するのだが、自慢の怪力を用いたパンチはヒュンケルに片腕で難なく防がれ、前述の必勝戦法も実行するもヒュンケルの鎧の魔剣は呪文だけでなくブレス系の攻撃も効かないという特性を持っていた為失敗してしまう。そこから鎧化したヒュンケルに殴り飛ばされたところを、ブラッディースクライドで心臓を貫かれてしまい、倒されてしまう。
その後はラーハルトがヒュンケルと戦い、ヒュンケルを満身創痍の状態まで追い詰めハーケンディストールでトドメを刺そうとするも、ヒュンケルがカウンターで繰り出したグランドクルスに敗れてしまう。
その直後、実は生きていたボラホーンは殺されかけたことで復讐心でヒュンケルに不意打ちを仕掛けるがギリギリで回避されてしまい、次なる一手でポップを人質にとってヒュンケルを倒そうとする。しかし自分と同じく生きていた上に卑劣な行いをする者を嫌悪する性分であるラーハルトの投げつけた槍に口から頭を貫かれてしまい、今度こそ絶命するのだった……
その後はバランによって手厚く埋葬され竜の血も与えられたが自分とガルダンディーは蘇生できず、生き返ったのはラーハルトだけだったという……
余談
同僚二人と違って自分だけ戦闘で相手を追い詰めてはおらず、特徴がクロコダインと被っており(更に言うと怪力に関してはヒュンケル曰く「クロコダインの方が倍は上」だとか)、特に見せ場もなく倒されてしまっているのだが、二次創作においては、なんと彼とクロコダインのケモホモ同人が存在する。気になる人は各自で検索してみよう。(当然閲覧は自己責任で……)
関連タグ
竜騎将バラン:ボラホーンが仕えている主
ボラホーンの同僚
クロコダイン:ヒュンケルのセリフによると、ボラホーンの倍以上の腕力があるとのことらしい。
???:本編終盤に登場し、『人質を取って瀕死の敵を倒そうとする』というボラホーンと全く同じことをした卑劣漢だが、彼にトドメを刺したのはボラホーンの時と同じ人物である。
孫悟空:同じジャンプ作品である『ドラゴンボール』の主人公だが、実は少年時代にボラホーンと同じ戦法で打撃も必殺技も通用しない強敵を倒している。