概要
覆面やヘルメットで顔を隠し、銀行の窓口へ行き、ナイフや銃等で職員を脅して金を盗む。
創作物では穴を掘って金庫室に忍び込み金を盗むパターンもあり、実際に似たような犯行が行われたこともある。
強盗中に銀行に来ていた客に攻撃されたり、成功したが要求した金額が入って無かったのでわざわざ銀行に戻る、用意した袋に大金を入れさせたが全部硬貨だったため重くて持ち上げられずに逃走といったまぬけな強盗もいる。
そもそも、銀行は金が集まる施設である分、警備も防犯体制もそこらの民家や商店に比べて格段に厳重であるため、現実的に考えると銀行強盗は非常にリスクが高い犯罪である。
何も盗らずに逃走しても罪になるし、仮に金をせしめられてもそうそう逃げ切れるものでもない。
日本国内ならばともかく、他国であれば強盗犯が警官隊の突入や狙撃で即刻射殺されることも珍しくない。(とはいえ日本でも1度射殺して解決した事件がある。)
そんなわけで、実際には相当練りに練った策が無ければまず失敗するとみてよい。
登場する作品
ポピュラーかつ派手な印象のある犯罪のためか、フィクション作品でも数多くの銀行強盗が発生しているが、概ね「想定外の事態が発生して計画通りに行かない」とか「犯人側と警察側とで壮絶な銃撃戦となり、死傷者が多数出る」のがお約束(実際は重量のある大金を持って逃げるのが前提なので、犯人側が重武装しているケースは少ない。食い詰めて銀行強盗を引き起こした者は銃を買う金も無いのでなおさらである)。
アトムの評判を落とすためにアトラス一味がアトムに扮して日本中の銀行を襲撃し、恐慌まで発生させるほどの被害を出した。
多すぎてカウント不可能。日銀を襲撃した奴までいた。
多すぎてカウント不可能。銀行側がグルというネタも多い。
契約者に死ぬほどの金を届けるべくカメレオンイマジンが銀行を襲撃。
本編の12年前に発生し泊進ノ介の父、英介が殉職したと言われる事件。しかしその真相は…
ドクター・オクトパスが研究資金を得るためにやった。
かいけつゾロリ「大金持ち」
原作ではノシシが作った芋版を使うために計画したが失敗。アニメでは実行されていない。
劇場版第一作の冒頭で銀行強盗の防犯訓練が行われている他、原作やアニメでは何度か発生している。
19話にて、デスストロークみたいな覆面をした三人組(ギャングの一員か?)が銀行を襲撃。行員や居合わせた客を問答無用で射殺し駆けつけた警官隊とも銃撃戦を展開、一人を射殺されながらも現場に運悪く迷いこんだキャロンを人質に逃走を図るが、その前に謎の男達が立ち塞がり…
また28話では、ジュラル星人がある目的で100億円を銀行から強奪した事が語られている。