漫画・アニメ版の概要
CV:みうらうらら
不動高校の生徒でミステリー研究会の部員。おかっぱで眼鏡をかけている。
根暗な性格で無口。さらには潔癖症で常に薄手のゴム手袋を着用している。
真壁誠がミステリー大賞を獲った「ブレスレット殺人事件」の真の作者である。
真壁誠とは男女の関係にあり、地味な服装に反してスタイルはいいようだ(だが、原作では脱ぐことがなく、彼女の素顔を知っているのは真壁だけのようである。無念…)。真壁は自分が主導権を握っていると思い込んでいるが、実は逆で彼女が真壁を操っている。
そのためギャグ表現では真壁の頭にアンテナが立ち、鷹島がリモコンで操作する絵が見られる。
↑真壁が女ったらしなので、恋人枠ではなく愛人枠の鷹島。※高校生です。
公式ガイドブックでは『学園七不思議殺人事件』のあと、真壁が失墜し立場が逆転すると書かれているが、再登場してもその兆候は見られなかった。(でも主導権は鷹島にあるのは相変わらず)
美雪やエミリと共演しても違和感がないなど、どこか「脱いだらすごい」様子が隠しきれていない。
ドラマ版の概要
演:三浦理恵子
1995年春に初めて放送されたスペシャルドラマが学園七不思議殺人事件だったため、最初から登場。
その本編中はほとんど原作と変わらないが…
事件解決後、大変身!!
眼鏡を外し、髪型を変え、見違えるほどの美人に!!
真壁との立場も逆転し、付き人のようにこき使う。
公式ガイドブックでの「その後」を反映させた形となった。
1995年夏放送の連ドラ1期、1996年夏放送の連ドラ2期にも準レギュラーとして登場。
真壁、佐木竜太と共にドラマ未登場のゲストキャラクターの代役として様々な事件に関わる事になる。
七瀬美雪不在のときには金田一一をサポートするサブヒロインとなることも。
その弊害として、原作ではあり得ない程のカオスな設定、来歴、生い立ちを背負い、しまいには……
ある意味、公式メ○リー・スーになるのだろうか。
原作の『墓場島殺人事件』にはミス研の部員は出ないが、不動高校のメンバーが同行していて、複数カップルがいる(ドラマ版では、陣馬→真壁、平嶋→鷹島に変更された。平嶋の彼氏の岡崎は真壁ほどではないものの、原作にたまに再登場している)。
ドラマ版の彼女のお陰で闇堕ち&○○しないパラレルワールドの森下麗美が誕生することになった。ドラマ版は檜山達之の死に方は原作よりも理不尽になっているが、殺されずに済んだとある被害者候補が金田一に鉄拳制裁されている。
ドラマ版の鷹島の影響元と思われるキャラに『オペラ座館殺人事件』(原作漫画の最初の事件で、不動高校のメンバーが中心の事件)の桐生春美がいる。
そこから更に、ドラマ版の鷹島(初代ドラマの1期の時点)が『怪盗紳士の殺人』の和泉さくら(眼鏡を外してイメチェンして美少女になった不動高校の同級生で、登場する事件がゴーストライターを扱った事件)に影響を与えた可能性が高い。
『雪影村殺人事件』の社冬美も眼鏡を外して美少女になった設定で、彼女は好きな男の為に容姿を磨いた設定であった(『墓場島~』に次ぐ高校生の妊娠を扱った事件である)。終いには男版まで…。
原作には、金田一の長年の親友(ゲストではなくレギュラー)が○○になってしまう衝撃的な展開が登場しているが、ドラマ版の鷹島が原作にいたら似た印象だったのであろう(この事件は佐木竜太事件とセットで語られがちであり、ドラマ版の鷹島の影響でこうなった可能性は低い)。
原作にはおとこ女からガーリーな美少女に変身してしまう金田一の幼馴染みの少女も登場しており、原作スタッフがドラマ版の鷹島を好意的な目で見ていた可能性は高い。
アニメでもドラマでも演者の名字が「みうら」であり、美浦エミリの名字の由来になった可能性が高い。ドラマ版の女優は鷹島に設定が似たキャラの声を当てている。