「私はドレスデザイナーのコルワ。キミ、私の創作意欲を刺激してくれそうね」
「ダメ……ダメダメダメダメ、マイナス10000点よ、岩塩の方がまだ甘いわ……会話を誘導するべきでしょ、プレゼントと一緒に渡したいものがあるって前振りしなさいよ……!!」
「やっぱりハッピーエンドでしょ!」
「ちょっと男子! 黙って聞いてあげなさい!」
フレーバーテキスト
- SSR
瀟洒なドレスを紡ぐその手は時に物語を求めて運命の糸を手繰り悪戯を施す。
けれど幼き日目にした幸福な白いドレスの記憶を宝物とする故に、悪戯の後には必ずハッピーエンドを贈り届けるのだ。
- 水着SSR
人々の幸福な結末を求める彼女自身のハッピーエンドとは何か?
バカンスの浜辺で幸せな物語を探しながら、紡ぎ手は思い悩み、そして気づく。
最初から幸福は彼女の手元にあったのだ、と。
- SR
曲がり角の恋、友人との秘密の会話、思いを馳せた遥かな未来。
──あったかもしれない、美しい青春の1ページ。
概要
レアリティ | SSR/SR |
---|---|
属性 | 風 |
武器 | 杖(SSR、水着SSR)/剣(SR) |
タイプ | 特殊 |
種族 | エルーン |
年齢 | 26歳 |
身長 | 174cm |
趣味 | 物語を考えること、人間観察 |
好き | ハッピーエンド、観劇、糸紡ぎをしながらのアイデアを練る時間 |
苦手 | (現実の)バッドエンド |
CV | 藤村歩 |
若くしてドレスデザイナーとして高い評価を得ているエルーンの女性。
ドレスには自らの魔力を付与した糸を使用しており、それを使って着用者の気分に影響を与えられる。
(あくまで気分を変える程度で、精神操作のような強力なものではない)
周囲の人間の未来(コルワ曰く『物語』)をあれこれ想像して楽しむのが趣味で、「面白い物語が観られそう」という理由で主人公の旅に同行する。
また、作中に登場するキャラクターの一部スキンや水着などの別衣装および主人公のジョブは、彼女が制作したという設定になっている。
レジェンドガチャで『ホワイトウイング』を入手したら通常Ver.が、『アオハル』を入手することでSRVer. が加入し、夏季限定ガチャで『ハッピーエンドベル』を入手することで水着Ver.が加入する。
容姿
銀髪のロングヘアーに白い獣耳、さらに白を基調としたドレスを着ていてとにかく全体的に真っ白。
白のドレスは幼い頃憧れていたウェディングドレスをイメージしていると思われるが、
エルーン種族共通の特徴として脇や背中が大きく開いていて、さらにスカート丈も短い大胆なデザインとなっている。
2017年7月に水着Ver.が登場。
羽をモチーフとした白のビキニで、黒のベルトがアクセントとなっている。
その上からシースルーのヴェールを纏っており、水着でありながらドレスのような印象を受けるのは流石デザイナーといった所か。
性格
ハッピーエンドが大好きで、自分が関わった物語はハッピーエンドにならないと気が済まない。
さらに刺激を求める悪戯好きな性格も相まって、時折あれこれ陰からちょっかいを出す。
その内容は糸を使って気分を変えるというさり気ないものから、主人公をサクラとして送り込むというやや強引なものまで様々。
考えを巡らせている時はかなりの早口になり周りの言葉が一切入ってこなくなるくらい没入してしまう。その雰囲気はビィが引いてしまうほどヤバイ。
幸せそうな花嫁から現在のハッピーエンド中毒っぷりが始まったせいか、特に男女の交際について余計なお世話を焼きまくる。
とは言えそれらは全て人々がハッピーエンドになってもらうための行動であり、不幸にするということは絶対にしない。
そんな彼女の活動の一端は、2017年4月「粧して臨めよ花戦」で描写された。
失恋したラムレッダを慰めるため合コンを開催し、男性観を開陳する。
また合コン初参加のスーテラのために勝負服を仕立てて上げるなど、甲斐甲斐しい一面を見せた。ちなみにその服は男の視線に反応して胸元をガードするという機能を備えている。
イベント中のローアイン達の妄想では制服姿も披露。遊び人グループにいるものの優等生というキャラだった。
2019年4月「ポブさんぽ」にて再登場し、さらには待望のプレイアブル化した。その際、上限解放時にPOSEが何と5パターンもあり、スキン詰め合わせセットとも揶揄された。
性能
- 通常Ver.
奥義 | ブランシェ・フィル | 味方に付与されているコルワのアビリティ効果を強化・延長◆フィルを全て消費 |
---|---|---|
1アビ | ノワール・エ・ブロン | 味方全体を特殊強化(攻撃UP/弱体成功率UP)◆フィルを2消費 |
2アビ | デ・ヴェテモン | 味方全体を特殊強化(連続攻撃確率UP)◆フィルを5消費(+でフィル消費4に性能強化) |
3アビ | ヴィスコーズ | 味方単体を特殊強化(防御UP/再生効果)◆フィルを3消費 |
サポート1 | 紡絲 | フィルを毎ターン2ずつ回復(最大10まで蓄積) |
サポート2 | プロ根性 | 被ダメージ時にフィルを2回復 |
LBアビリティ | 味方全体の土属性ダメージを軽減 |
「フィル」という独自のゲージを持っていて、それを消費しながらアビリティを使用する。
《ノワール・エ・ブロン》…味方全体の攻撃力と弱体命中率が上昇/消費フィル2
《デ・ヴェテモン》…味方全体のダブルアタック、トリプルアタック確率が上昇/消費フィル5(LV75で4)
《ヴィスコーズ》…味方単体の防御力上昇と再生効果/消費フィル3
と、アビリティ全てが強化効果。
実装当初はアビリティで得られる効果はそれぞれエスプリ、アステュース、コールという名称で呼ばれていたがわかりづらいと判断されたのか効果内容そのものに修正され、現在は特殊強化の効果名として使用される。
さらに奥義はダメージが発生せず、その時点で掛かっている自分のアビリティ効果の強化・延長という徹底した支援特化キャラ。
奥義効果はその時溜まっているフィルに応じて変化する。
最大の特徴はアビリティの強化幅。
フィル10で奥義を使用した場合、攻撃力が2倍以上に跳ね上がり、DATA率もかなり高くなる。
しかもコルワの強化は特殊強化で他の強化効果と共存するため、昇り詰めると何倍も倍化した火力での3回攻撃をメンバー全員が行うというバ火力。
コルワの奥義がチェインに乗らず、チェインバーストの威力が下がるというデメリットを補って余りあるダメージが出せる。デザイナーっていうレベルじゃねぇぞ!
欠点はとにかくフィルが溜まらないと何も始まらないため、動き出しが遅いということ。
フィルは時間経過かコルワ被弾時にしか溜まらないので、意図的に加速したい場合はヘイトコントロールが必要になるため短期決戦ではイマイチ力が発揮されず、最大効率を発揮しきる前に戦闘が終わることも少なくない。
またフィルについてはバフ・デバフや強化・バッドステータス・マウント効果などと同じ「ステータス効果」として処理されているため、蘇生アビやエリクシールなどで復活した場合、フィルだけがない状態での復活となってしまい、本領発揮できる状態まで立ち直るのに時間を要するのが玉にキズである。
逆に嫌でも時間がかかるHLマルチバトルなどでは存分に暴れることが出来る。
また支援キャラの宿命で、装備や他のメンバーが育っていない時はあまり効果を実感できない。
風属性でなくてもバフの恩恵が受けれられる点、チェインバーストに参加しないため元々コルワ自身の火力貢献は低めな点から、他属性へ出張するケースもある。
特にマグナ編成にコルワを入れる通称「マグナコルワ」は、手軽に攻撃、連撃バフを補えるため、武器やキャラが揃ってない段階の凌ぎとして使われることも。
近年はコッコロの出現で風ヤクザ時代とは比べ物にならない評価になってしまったのだが、2019年のラストに登場したガチャピンと組ませるとエネルギーボールの回復リソースとして思わぬ活躍をすることになる。
(これはガチャピンのエネルギーボール回復方法が、強化アビリティ及び回復アビリティをガチャピンにかける事の為)
その為、ガチャピンコルワはトレジャー周回等で需要があるのかもしれない。その際は、他にアタッカーとなるユニットを加えることも必須だが。
- 水着Ver.
奥義 | ブランシェ・フィル | 風属性キャラのHPを回復/風属性追撃効果/フィルを3回復/アイデアを1つ追加(最大3) |
---|---|---|
1アビ | クールブ・デ・エテ | 風属性キャラ単体を特殊強化(風属性攻撃UP/連続攻撃確率UP)/ターン進行時に攻撃行動を2回行う/ダメージ上限UP◆フィルを3消費 |
2アビ | ラフレシサン・ヴィスコーズ | 風属性キャラ単体を特殊強化(防御UP)/ブロック効果/弱体耐性UP◆フィルを3消費 |
3アビ | モデール・エテ | 風属性キャラの攻撃力大幅UP(1回)◆フィルを10消費 |
サポート1 | 紡絲 | フィルを毎ターン1ずつ回復(最大10)◆フィルはバトル開始時6の状態 |
サポート2 | 新作お披露目 | アイデアの数に応じて風属性キャラの奥義性能UP |
LBアビリティ | 味方全体の土属性ダメージを軽減 |
2021年3月のバランス調整により全く別物の性能に変化した。
SSRマイシェラと同じく、強化効果が永続かつ消去不可になったので、一旦付与すればバトル終了まで永久的にバフの恩恵を受けられる。フィルもアビリティ消費でしか減らなくなったので、管理が圧倒的に楽になった。
《クールブ・デ・エテ》は味方単体を属性攻撃50%・DA率80%・TA率30%アップさせ、さらに1ターン中2回行動可能になりダメージ上限も50%アップさせる。《ラフレシサン・ヴィスコーズ》は防御100%・弱体耐性100%アップ、確定30%軽減のブロック効果を付与する。どちらも1ポチで付与するには破格過ぎるてんこ盛りの強化。
さらに《モデール・エテ》はメンバー全員の攻撃を50%アップさせるいつアサ。フィルを10も消費してしまうがリキャストが6Tと高回転なのも強力。 奥義効果の追撃や他の追撃も合わせれば恐ろしい大ダメージを叩きせる。
再び風属性バッファーの第一人者に返り咲いただけではなく、フルオートにも対応可能になるなど、令和に調整されたに相応しいパワーアップを受けた。
- SRVer.
奥義 | ジュネス・エペ | 風属性ダメージ(大)/味方に付与されているコルワの特殊強化を2ターン延長 |
---|---|---|
1アビ | トランシャン | 敵に風属性ダメージ/自分の奥義ゲージUP(20%) |
2アビ | コンソラトゥール | 味方全体のHPを回復/弱体効果を1つ回復 |
3アビ | トゥジュール・アンサンブル | 風属性キャラ単体と自分を特殊強化(連続攻撃確率UP)/キラメキ効果(テンションUP)/敵の全ての攻撃を回避(1回) |
サポート | あったかもしれない物語 | バトルメンバーの男子の人数に応じて奥義性能UP/コルワ以外の女子の人数に応じて回復性能UP |
LBアビリティ | 自分に弱体効果がかかっていない場合、連続攻撃確率UP |
フィルがなくなり味方強化は《トゥジュール・アンサンブル》で簡単に行えるようになった。
だがコルワお得意の奥義による効果延長は2ターン固定になり、リキャストを考えるとバフの貼り続けは不可能になった。
ヒールが使えたり奥義ダメージが発生するようになったりと、支援特化だったSSR2種に比べてクセがなくなり気軽に起用できるようになったと言える。
サポアビにより他メンバーを全て男子で固めればSSR並の火力も出せるようになる。
ちなみにアルビオン学園の学生という設定のため、得意武器はコルワ本来の杖ではなく剣になっている。
Shadowverse
同じCygames制作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』では、グランブルーファンタジーをテーマにしたカードパック「蒼空の騎士」にて参戦した。
カード
カード名 | 絢爛の紡ぎ手・コルワ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | エルフ |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 5 |
進化前 | 攻撃力:4 体力:4 (変更前) → 攻撃力:5 体力:5 (変更後) |
能力 | ファンファーレ このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン開始時、フィル1枚を手札に加える。直前の相手のターンに自分のリーダーが受けた合計ダメージが4以上なら、1枚ではなく2枚手札に加える」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。 |
エンハンス 8; フィル3枚を手札に加え、自分のPPを3回復。 | |
進化後 | 攻撃力:6 体力:6 (変更前) → 攻撃力:7 体力:7 (変更後) |
能力 | |
CV | 藤村歩 |
収録セット | 蒼空の騎士 深緑の裁き |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※エンハンス…本来のコストの代わりに、記載の数値分のPPを支払うことで発動する能力。
カード名 | フィル |
---|---|
種類 | スペル |
クラス | エルフ |
コスト | 1 |
能力 | 自分のフォロワー1体を+0/+1する。 |
自分がこのバトル中にプレイしたフィルが(このカードを含めず)4枚以上なら、そのフォロワーは「1ターンに2回攻撃できる」を持つ。 | |
CV | 藤村歩 |
収録セット | トークン |
グラブルと同じくフィルを用いた独特な戦い方をする。ただしシステムの違いにより、こちらではコルワ自身がそういった戦いを行うというよりは、リーダー(アリサなどのプレイヤーキャラを指す)に能力を付与させて今後の試合展開を支援するカードとなっている。
こちらのフィルは1コストのスペルカード。最初は僅かな効果しかないが、その試合中にフィルを4枚以上プレイした場合、以降は2回攻撃という強力を効果をフォロワーに付与させることができる。エルフには自身にバフが掛かることで能力を発動できるフォロワーがいくつか存在するので、そういったカードと組み合わせると強力。
2019年5月21日に上方修正が実施された。攻撃力と体力が1ずつ上昇し、より使いやすい性能となった。
リーダースキン
「蒼空の騎士」のリリースに伴い、エルフの「リーダースキン」としても参戦した。「リーダースキンセット」を購入することで、コルワをエルフのリーダーとして操作できるようになる。
関連イラスト
通常Ver.
制服改めSRVer.
水着Ver.
余談
ファンの間ではルナールと絡めるネタが多い。
確かに二人共絵を書く仕事をしており、物語が好きではある。
しかし、コルワはドレスデザイナーであって絵師(作家)ではないし、コルワはハッピーエンドが大好きだが、ルナールは別にバッドエンド中毒な訳ではない。
何より、コルワとルナールでは食指の次元が違う(三次元と二次元という意味で)。
もっとも、コルワは嫌いなものに(現実の)バッドエンドとわざわざ現実と非現実を分けていたり、物語の中のお約束を理解していたり、「ハッピーエンドルート」と口にしたりしており、二次元についても造詣が深いと思われるが。
2017年の夏休みイベント『ポーチャーズ・デイ』で共演し、魔物絵師ルナールの画力を活かすためのキャンバス調製で囮作戦を支えた。それをきっかけに無地のシャツに魔物のイラストという企画を思いつく。
ハッピーエンド大好きなコルワであるが、グラブルのシナリオイベントはバッドエンドと取れるような展開や、バッドとまでは言わずともハッピーとは言えないような展開となるものが結構多い。
そのため、バッドエンド展開のシナリオイベントが開催される度に「コルワさん呼んでこい」「コルワさん憤死しそう」「コルワさんが泡吹いて倒れた」などと言われたりもしている。
奇しくもグラブルで特に評判の悪いシナリオに登場するキャラの多くはコルワが苦手とする火属性である(約1名だけ光属性だが)。
おまけに未実装のキャラも火属性の可能性大なのである意味公式もわかっているのかもしれない(当然「ネタにするぐらいなら、シナリオを改善してくれ」と言われているのだが)。
なお、その内の一つに関しては第3弾である『幾千の夜を越えて、あなたに届くのなら』に連動したるっ!においてイベント最終日の更新で登場、そこでの反応を見る限りでは……。
2021年の7周年カウントダウンイラストにおいて、ネクタルとシンシャ達のメンバーを見守るように、コルワがいたのである。そして、予想外ともいえる『コルワ』がtwitterトレンド入りを果たした。
関連タグ
イルノート:芸術分野つながりだが、活動する時間や分野的には遭遇する可能性は低いかもしれない。
射命丸文:声優が同じで風属性と言えるキャラ
風属性つながり
コッコロ:プリコネコラボで参戦した彼女は、フィル管理を必要としない各種パワーアップが出来る。そうした面を踏まえると初心者騎空士からは分かりやすいコルワとも。それに加えて風属性も一緒。
ガチャピン:ガチャピンコラボで参戦。フィルと似たようなエネルギーボールの管理を必要とするが、得られる効果は十天衆のそれであるので人によってはコルワ以上の風サポート要員とも。風属性も一緒であり、組ませた際にどうなるかは上述の性能を参照のこと。
高垣楓:久々に開催されたシンデレラファンタジーにて参戦。再生+被回復上限UPや特殊強化、更にはユリウスを連想する弱体化デバフ付与を持つ。奥義も攻撃判定を持ち、更には再生効果も付与する。彼女も風属性なのだが……。