「海って・・・・・・!!! ワンダーランド!!!」
概要
ゾウはモコモ公国に住んでいるウサギのミンク(♀)。全身が白い綿毛に覆われた美少女で、髪の色は金髪。年齢は10代半ばくらい。
ワンダと同じ「王の鳥」という職務についており、それゆえかワンダとは仲がいい。
人物
敵対する者には容赦しないが、仲良くなった者たちには常に笑顔を絶やさない元気な子。
海に出たことがなく、見張りのバリエテをバナナで買収したうえでこっそり(ビッグ・マムのもとへ向かう)ルフィたちの船に乗り込むなど、結構アグレッシブな性格をしている。ただ、アグレッシブではあるが、自分本位ではなく、ペドロの一件で自身を責めないよう、彼女なりにサンジに気遣いする描写もある。
好物は無論ニンジンで、故意だろうと事故だろうと彼女の持参したニンジンを横取りしてしまうと態度が豹変し、相手の首を噛み千切らんと襲い掛かる。
ちなみに、こうなってしまった際には頭を撫でてあげると落ち着く。
また、ニンジン以外も食べているシーンが多く見られる為、食いしん坊なのかも知れない(同じコマでは大抵チョッパーも食事をしているので、チョッパーを真似ている可能性や、食糧難とナミの手料理による危機脱出などの出来事から、ニンジン以外も好きになった可能性もある)。
イヌアラシ&ネコマムシの歴史的和解成立後はサウザンドサニー号に密航し、サンジ救出に参加。チョッパーを「チョニキ(チョッパー兄貴の略)」と呼び、すっかり漫才コンビと化している
(ちなみに中の人はトナカイを幻獣だと思っていたので、ネタにされやすい)。
プロフィール
本名 | キャロット |
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CV | 伊藤かな恵 |
所属 | 忍者海賊ミンク侍同盟 |
種族 | うさぎのミンク |
出身地 | 偉大なる航路 新世界 ゾウ モコモ公国 |
年齢 | 15歳 |
誕生日 | 5月24日((5)ごはんは(2)にんじん(4)白うさぎ) |
身長 | 161cm |
星座 | ふたご座 |
血液型 | F型 |
好物 | ニンジン |
能力
ミンク族特有の「エレクトロ」の使い手で、戦闘時には哺乳類の手を模したような、爪が突き出た手袋を着用する。
元々は銃士隊見習いとしてシシリアンに剣術を教わっていたのだが、ペドロのアドバイスを受け、現在の戦法となった。
ウサギのミンク族ゆえに高い跳躍力を誇り、空中で跳躍してゾロの攻撃を掻い潜ったり、ひとっ飛びでゾウを見渡せるほどの高さまでジャンプし周囲の様子を偵察することができる。
視力にも優れており、遠く離れた場所の観察や敵影の発見など見張り役としても活躍している。さらに、アニメ版ではウサギらしく穴掘りを得意としている描写もある。
また、先述のニンジンをとられて豹変した際には、ルフィに恐怖を感じさせるほど恐ろしくなる。
戦闘力についても、ペドロをして「戦闘力はある方だ」と言わしめ、ビッグ・マム海賊団の並の戦闘員程度なら余裕で相手ができるほど。
ミンク族は満月の夜に陰りない月を見つめると記憶の奥底の更なる野生が呼び起こされ、奥の手といえる真の姿、「月の獅子(スーロン)」になることができる。
本来の「月の獅子(スーロン)」は満月の晩に、野生の本能を刺激されたミンク族が我を失い無差別に暴れまわった末に闘い疲れて死亡するという危険なものだが、ゾウの戦士は訓練によってこれを制御し戦闘力を向上させることができる。キャロットの場合はペドロに鍛えてもらった。
容姿としては、髪が長く伸び、目も赤くなり、まるで別人のようになってしまう。まさに獅子らしいフォルムだが、しっかりウサギの要素も残っている。
もともと身軽で敏捷だったが、この形態になると戦闘力が更に向上しシャーロット・ダイフクでも彼女をとらえることができないほど。
空中で軌道を変える特技も上昇し、海面近くで急にとび上がるという技を見せている。その他、格上相手でも場所次第では舵を破壊するなどの手を用いてかく乱する等の絡め手もこなせる。
「月の獅子」になっても理性は残っているが、元々は暴走形態を制御できるようになったもののため、長時間の変身自体は肉体への負担も大きく、変身後は疲労から戦闘はしばらくできない。
技
エレ爪(クロ)
エレクトロを用いた電撃をグローブに纏わせる。
技名には「爪」とあるが、ブリュレの鏡に跳ね返された際にはパンチが返ってきたので、必ずしも爪を用いた斬撃系の技ではないらしい。
エレクトリカルルナ
エレクトロによって発生させた電撃を地面を走らせるように放散する。
足元が濡れている場合が通電性が上がり、威力と攻撃範囲が強化される。
月襲(ムーンレイド)
ペロスペローに放った技。エレクトロを纏った爪での引っ掻きだと思われる。
活躍
ゾウにやって来た麦わらの一味を最初は侵入者だと思い襲いかかるも、ワンダの制止を受け、彼女と共にゾウの案内をする。
やがて一味がサンジ奪還のためビッグ・マムのいるホールケーキアイランドへ船を出すと、海へのあこがれもあってバリエテをバナナで買収してサニー号にこっそり乗り込み、そのまま同行する。
しかし同様に「鏡世界」に捕まってしまっていたチョニキ(チョッパー)の策でブリュレとディーゼルの捕獲に成功。以後彼女の能力を利用して「鏡世界」を拠点に活動し、ペドロやブルックを助け出す。
結婚式ではダイフクの魔人に捕まってしまうが、ヨンジに助けられ、ベッジの体内に戻って式から脱出。だがサニー号を出航させる際、飴で船が出航できない不測の事態を打破するためにペドロがペロスペローを巻き込んで自爆。
サニー号は出航したものの、予期せぬ悲劇に涙を隠せずにいるキャロット。しかしジンベエの叱責で気を取り戻し、一味の一員として見張り役を買って出る。その際、飴の足場で海を歩くビッグ・マムとその飴を生み出すペドロの仇ペロスペローを見つけた。
サニー号がダイフクたちの艦隊に包囲された時には、満月を見て「月の獅子」に変身。
ダイフクの艦隊を襲って、いくつもの舵輪を破壊。ダイフクの大技をも避けて同士討ちさせ、彼の艦隊を無力化した。負担が大きいため、その後はブルックにすぐに救出されサニー号で休むこととなり戦闘を離脱。
回復をした後は、再び見張り役として敵影の発見などのサポートをした。
万国を抜けた後は他のサニー号の面子と共に、ワノ国に乗り込む。
金色神楽当日、麦わらの一味や侍達が潜入し百獣海賊団と全面対決となった中、自身はワンダと共に行動し、マルコをリンリンと共に追い詰めようとしていたペロスペローを月の獅子化した状態で急襲する。
関連タグ
ワンダ(ONEPIECE) ペドロ(ONEPIECE) シシリアン
「すっごーい! たーのしー!!」:アニメオリジナル回で本当に言ってる