香取の服

かとりのふく

練習巡洋艦香取、あるいは鹿島の礼服。主に他キャラクターが彼女らの服装を着ている状態に用いられるタグ。

概要

訓練を担う練習艦である香取型の服装から持つ女教師や女教官等のイメージや雰囲気を着せ替える事で他艦娘に持たせようと意図された衣装チェンジ。

なお同型艦である鹿島の服もかなりの割合で含まれる。

実際に練習艦になった事がある艦娘

実装艦の中には旧式化や退役等の理由で練習艦へと移行した艦や、改装の段階で練習艦となる予定だった古参艦も少なからず存在する。

練習艦として運用された艦娘

旧式化：鳳翔(1942〜終戦)

艦載機の発着訓練に用いられ、更には潜水艦に対する標的艦として潜水艦乗務員も育成。

迅鯨(1939～1940、1943～戦没)

より大型の後輩達の就役により一度は第一線から退いたものの、後輩たちが揃って空母化改装を受けた事で現役復帰。その後1943年に改めて海軍潜水学校実習部隊である呉潜水艦隊に転属、再び練習艦となっている。

軍縮条約：比叡(1929〜1936）

この時期は御召艦も兼ねている。なお書類上では1942年の戦没まで練習戦艦扱いのままだった。

退役後：ヴェールヌイ/デカブリスト(1948〜53：旧日本海軍駆逐艦響)、丹陽(1966〜69：旧日本海軍駆逐艦雪風）

欠陥：大井(1928～37)、山城(1942～44)

利根(1945〜終戦)

計画中止

古鷹・加古：(改装後の運用に余地がなくなるため近代化改装に変更)
赤城：(大鳳就役後練習空母の転換が予定されていたが対米戦勃発の為中止)

その他

呂500(1943～45)

正確には練習艦としての運用という訳ではないが、前述の迅鯨の部隊（呉潜水艦隊）において実習艦を務めたり、特設対潜訓練隊および後身の第五十一戦隊にて大東ら新造海防艦・駆潜艇・掃海艇などに対する標的艦として教育訓練を行っていた。

宗谷(1972~?)

練習艦ではなく練習船。かつて南極観測船として運用されていた頃の越冬隊向けのベッドや部屋を活用し、通常の巡視船としての任務の傍ら海上保安学校練習船としても運用されていた時期がある。また、航海練習船という意味での練習船ではないものの、「練習施設としての船」としては、2021年現在でも海上保安庁特殊救難隊の特殊訓練所として現役である。