香取の服
かとりのふく
実装艦の中には旧式化や退役等の理由で練習艦へと移行した艦や、改装の段階で練習艦となる予定だった古参艦も少なからず存在する。
練習艦として運用された艦娘
- 旧式化:鳳翔(1942〜終戦)
艦載機の発着訓練に用いられ、更には潜水艦に対する標的艦として潜水艦乗務員も育成。
2隻揃ってより大型の後輩達の就役により一度は第一線から退いたものの、後輩たちが揃って空母化改装を受けた事で現役復帰。その後1943年に改めて海軍潜水学校実習部隊である呉潜水艦隊(迅鯨戦没後に「第十一潜水艦隊」に改称)に転属、再び練習艦となっている。
Gotland(1945頃?~1956)
ゲーム中でもandraの状態で「練習航空巡洋艦」を名乗る彼女だが、第二次世界大戦終結後ストックホルム郊外の海軍学校で練習艦として運用されていた。ただし、この間も武装の完全撤去は行われず、それどころか1953年に戦闘指揮施設や対空レーダーの新設したり、主砲や高角砲を撤去する代わりに機関砲を増設するなどの防空指揮艦化改装が行われており、有事の際の戦闘指揮が行えるような準備は施されていたという。
また、練習艦とは別枠で1935年から1956年まで欧州・アフリカ・南北アメリカ方面への遠洋航海に17回程充当されている(スウェーデン海軍が訓練と修好を目的として伝統的に冬季に行っているもの)。
この時期は御召艦も兼ねている。なお書類上では1942年の戦没まで練習戦艦扱いのままだった。
- 利根(1945〜終戦)
計画中止
その他
- 呂500(1943~45)
正確には練習艦としての運用という訳ではないが、前述の迅鯨の部隊(呉潜水艦隊)において実習艦を務めたり、特設対潜訓練隊および後身の第五十一戦隊にて大東ら新造海防艦・駆潜艇・掃海艇などに対する標的艦として教育訓練を行っていた。
- 宗谷(1972~(解釈次第で)現在)
練習艦ではなく練習船。かつて南極観測船として運用されていた頃の越冬隊向けのベッドや部屋を活用し、通常の巡視船としての任務の傍ら海上保安学校練習船としても運用されていた時期がある。また、航海練習船という意味での練習船ではないものの、「練習施設としての船」としては、2023年現在でも海上保安庁特殊救難隊の特殊訓練所として現役である。
自衛艦これ
中には海上自衛隊における同名の艦になぞらえたものも存在し、以下の練習艦が実装済みの艦娘と同名である(ただし、かとり・かしまについては改自扱いであり本タグの範囲外)。
なお太字は2023年2月14日現在、現役にある練習艦をさす。
- かとり(1969~1998、かとり型練習艦)
- いそなみ(1983~1987、旧あやなみ型護衛艦)
- しきなみ(1983~1987、旧あやなみ型護衛艦)
- もがみ(1987~1991、旧いすず型沿岸護衛艦) ※先代。現在運用中の当代はもがみ型護衛艦
- やまぐも(1991~1995、旧やまぐも型護衛艦)
- まきぐも(1991~1995、旧やまぐも型護衛艦)
- かしま(1995~、かしま型練習艦)
- むらくも(1998~2000、旧みねぐも型護衛艦)
- あきぐも(2000~2005、旧やまぐも型(あおくも型)護衛艦)
- あさしお(2000~2017、旧はるしお型潜水艦→あさしお型練習潜水艦) 練習艦だけではなく前世における夕張のような実験艦としての役割も兼ねていた。
- しらゆき(2011~2016、旧はつゆき型汎用護衛艦→しまゆき型練習艦)
- おやしお(2015~、2代目おやしお型潜水艦)
- みちしお(2017~、2代目おやしお型潜水艦)
- はたかぜ(2020~、はたかぜ型護衛艦)
- しまかぜ(2021〜、はたかぜ型護衛艦)
↑練習艦「はたかぜ」のイメージ
現役護衛艦の場合
『艦隊これくしょん』世界観では、正統派の職業制服・軍服を思わせる、背広式上着にワイシャツ・ネクタイの艦娘は香取のみなので、護衛艦として「転生」し第一線で活躍中の艦と同名の艦娘が着用している場合は、海上自衛隊のWAVEの制服とも解釈できる。(礼装用の肩章は外したほうが良いが…。)
(上記のとおり実艦の「かとり」は引退しているが、「おおよど」と共演。復活「こんごう型姉妹」の「きりしま」、「ちょうかい」のペアショット。)
↓本家本元(練巡香取が実装されて間もない2015年4月25日公開。「きりしま」と「ちょうかい」)