概要
スウェーデン王国の首都。
人口は97万人(日本でいう千葉市に相当)。これでも北欧では最大の都市である。
東にバルト海、西にメーラレン湖がある水運の要所であり、「水の都」とも称される。
近現代に戦火に見舞われていないが、革新が強い風土の国ゆえか旧来からの建造物は多く残っていない。ただし市内には王宮のほか、数多くの劇場、博物館や美術館がある。そのほとんどが国立または王立である。
歴史
13世紀、メーラレン湖東の小島に砦が築かれたのが始まりとされる。外敵の侵入を阻むため島を囲むように丸太の柵が巡らされていた為に、「丸太の小島(ストックホルム)」と呼ばれるようになった。街の名称はこれに由来する。元々デンマーク領の一都市ではあったが、1523年にスウェーデン王国が独立するとその王都となった。
18世紀に入るとペストが流行、さらに大北方戦争に敗北したこともあって精彩を欠いたが、19世紀からは移民を受け入れて人口が増加し発展。現在に至る。
交通
鉄道が発達しており、スウェーデン国鉄のほか公営による地下鉄、トラム、郊外電車が存在する。
ストックホルム・アーランダ空港から羽田空港への直行便が開設予定であったが、新型コロナウイルスの流行で延期されている。