概要
『ポケットモンスターX・Y』の男主人公。
海外名も同様でスペルはCalem。「穏やかな」を意味するフランス語から来ていると思われる。
元サイホーンレーサーである母親・サキと共にカロス地方に引っ越してきた。
サキのセリフなどから父親もいるようだが詳細は不明。
庭先には母のパートナーのサイホーン、家の中にはヤヤコマがいる。
容姿
今作は髪の色と肌の色を異なる3種類の外見から選択できるほか、髪形や服装の変更が可能。
初期状態の服装は黒いサングラスを乗せた赤いハンチング帽、青いフルジップジャケット、スキニージーンズ、ショートブーツ。
髪形は黒のミディアムヘア。真ん中分けの前髪を左右に下ろしている。
歴代の主人公と比べると頭身が高め。
ライバルとしてのカルム
ゲーム開始時に女主人公を選んだ場合、主人公の隣人として登場しライバルとサポートキャラを務める。こちらのカルムは帽子を被っていない。
詳細はカルム(ライバル)を参照。
他媒体でのカルム
ポケモンジェネレーションズ
顔は映らないが新チャンピオンとして登場。手持ちポケモンはブリガロン。
ポケモンマスターズ
CV:小野賢章
メインストーリー第20章をクリアすると仲間にできる。
帽子こそ被っているが、キャラ付けはライバル時のものをそのまま反映。
冒頭のセリフも若干の違いはあるものの、仲間に加えた時や汎用のあいさつで言ってくれる。
セレナはカロス御三家であるフォッコがバディなのだが、彼は他の主人公キャラと異なりケロマツやハリマロンではなく一般ポケモンとなっている。(一応原作でもライバルとして登場する際にニャオニクスが手持ちに入っている)
また、同じく一般ポケモンがパートナーとなっている主人公キャラにはキョウヘイとリーフがいるが、前者は既に他の主人公がその地方の御三家を連れているという事情があり、後者はマジコスでフシギバナを連れている。
性能はでんじはによる麻痺、サイケこうせんによる混乱を駆使して戦うテクニカル。自己回復と特攻バフを行うトレーナー技も持ち合わせており、扱いは難しいがハマれば高い戦闘力を持つ。
しかし、配布☆5の常として技レベルを上げる手段が乏しく、現在では貴重な技のアメを使うしか方法がない。また、そのアメも期間限定の☆5テクニカルに使う方が有益になることが多く、カルムは後回しにされやすい。そのため、バディストーンボードを全開放されていないことが多く、本領発揮できていない人も多い。
何より最も不遇なのが、似た性能でかつ、麻痺撒きに関しては完全上位互換と言えるセレナ&エルフーンが季節限定とはいえ登場してしまったことで、ますます立場が危ういことになってしまった。
一応救いとして別衣装は主人公キャラに対し順番に実装されている流れなので、彼が別のポケモンと活躍できる未来がない訳ではないので安心してもらいたい。
イベント「与えるものと奪うもの」での会話にて、セレナが知っていたプラターヌ博士の手紙について知らなかったようなので、立ち位置としては上記のライバルとしてのカルムに近いのかもしれない。
CVはメガシンカが初めて登場した世代という繋がりなのか、当時のアニポケのもう一人の主人公アランを担当した小野賢章氏が務めている。
主人公をモデルにしたキャラクター
これらの派生作品に登場する人物は、それぞれ主人公をモデルにした一人のキャラクターとして独立しているため、リンク先を参照し混同を避けることをお勧めする。
ポケットモンスターSPECIAL
詳細はエックス(ポケスペ)を参照。
ポケモンカードゲームXYやろうぜ!
主人公として「門尾マナブ」が登場。容姿はほとんど同じだが、前髪のデザインが少し異なる。
余談
『X・Y』では主人公の髪型や服装を自分の好きなように変更できるようになったが、その服装のレパートリーが女主人公の約半分しか用意されておらず、pixivでは着てほしい服をデザインしたイラストが一部投稿されている。
その中には、彼が歴代男主人公と比べてやや長めの髪型で中性的な顔立ちをしていること、ゲーム内で女主人公の衣装は試着や購入出来ないことから、女主人公の衣装を着せたかったという意見も見られ、女装させられているイラストもいくつかある。
関連イラスト
タグ登録はカルムが多い。