ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ワジ・ヘミスフィアの編集履歴

2021/07/24 23:27:59 版

編集内容:閲覧できなくなった画像を撤去するなどした

ワジ・ヘミスフィア

わじへみすふぃあ

ゲーム『英雄伝説 零の軌跡』サブキャラクター、『英雄伝説 碧の軌跡』メインキャラクターの1人。中性的な美貌を持つ謎めいた怪しい少年。

CV:皆川純子

概要

登場時はクロスベル自治州クロスベル旧市街を根城にする不良軍団「テスタメンツ」のリーダーで、中性的な美貌を持つ謎めいた妖しい雰囲気を持つ。

特務支援課との出会いは、序盤・旧市街でのワジ率いる「テスタメンツ」と、ヴァルド率いる「サーベルバイパー」との喧嘩の仲裁にロイドが現れてからである。

それで知己を得るのみならず、中盤での保養地ミシュラムで行われた「黒の競売会」では、ホストの顔としても登場していたりもするほか、競売会の出品物が収められている倉庫にて、キーアを見つけるに至る。

「テスタメンツ」と「サーベルバイパー」の抗争に、市内のマフィア「ルバーチェ商会」が裏で抗争を煽った時にはワジも一時特務支援課に手を貸す一幕もあった。その後不穏な空気が流れ、そして「サーベルバイパー」のメンバーのひとりが薬物・グノーシスをキメて大騒ぎとなり、ついには市中に蔓延するのを目のあたりにした。グノーシス蔓延…この事件は『D∴G教団』最後の司祭ヨアヒム・ギュンターが起こしたことから『教団事件』と称される。

「教団事件」解決後、特務支援課の追加メンバーとしてクロスベル警備隊より出向のノエルに加えて、なんとワジがそのメンバーとなった。

「テスタメンツ」からは卒業と言っており、メンバーも理解の上でだったと言う(実際のところは後述の正体ネタバレを参照。)。

ところが、ワジが特務支援課入りしたのをヴァルドは不満にし、ついにはタイマン勝負をワジに挑む。ワジはこれを返り討ちにするのだが、ここでヴァルドが激高、力を欲するようになってしまい、そこにマリアベル・クロイスが近づき、ヴァルドにグノーシスを与えてしまうのである。

中盤、猟兵団《赤い星座》が市内を蹂躙するさなか、グノーシスをキメ、異形の怪物となったヴァルドが旧市街を一人で壊滅させてしまったことを知ることになる。

それに合わせるように特務支援課は新たに建国されたクロスベル共和国、その大統領に就任したディーター・クロイスより危険視されるようになり、ついには全員が無力化・拘束されるに至るがその直前にワジは「野暮用」と称してクロスベルを離れていた。

そしてクロスベル拘置所を脱出したロイドはツァイトの助けを得てクロスベル東側・タングラム門周辺に移動したが、そこで待っていたのは、教会の騎士ケビン・グラハムリース・アルジェント、そして・・・ワジだった(後述)。

ワジは自身の飛空艇・「メルカバ玖号機」にロイド・ツァイトを乗せて郊外各地を巡って拘束・あるいは抵抗していた残る特務支援課メンバーを集結させるに至り、結界が張られるクロスベルへ突入することになるが、その前夜にワジはロイドに自分の過去を初めて話す(後述)。戦いの末にディーターの身柄を確保する至るが、ここに来て本性を現したマリアベルら黒幕陣がキーアの力で発現した『碧の大樹』で待ち構えていることを知り、メルカバを向かわせる。

その半ばにて、ワジはグノーシスの力により魔人と化したヴァルドと対峙。ここでワジは自らの聖痕を発動。ヴァルドを打倒する。

黒幕・マリアベル打倒後、キーアが碧のデミウルゴスに変化し、これを特務支援課は壮絶な死闘の末に撃破、キーアを奪還する。

この一連の事件は「碧の大樹事件」と称され、事件後、ワジはグノーシスによる薬物中毒となったヴァルドを七曜教会総本山のあるアルテリアに連れて療養させることになり、クロスベルを離れた。

『碧』本編では結社身喰らう蛇の幹部、第七柱・アリアンロードと対峙するが、その強さをワジは「人間の身では勝てないことが決まっているような強さ」と評している。

正体ネタバレ

その正体は七曜教会・封聖省に所属する『星杯騎士団』の守護騎士第九位《蒼の聖典》

テスタメントのサブリーダー・アッバスは彼の配下である正騎士にあたる。

何故教会守護騎士でありながら不良軍団・テスタメンツを結成したり、あるいはホストをやっていたのかというのも、厳格で知られるクロスベル教区のエラルダ大司教が星杯騎士団のクロスベル教区内における活動の全面禁止を打ち出したためで、ワジもその煽りで実の顔としての活動ができなかったためである。

ちなみに不良としての態度は素で不良集団であるテスタメンツが宗教色を感じるのは彼の趣味によるものらしい。

出自

ワジの生まれは、ゼムリア大陸辺境のとある隠れ里出身で、その里では《古代遺物》の石板をそうとは知らずに《神》として崇めており、ワジは物心ついた頃にその《神》の声を聞く《巫子》に選ばれる。

「零」本編の7年ほど前、その《神》が暴走して地脈を通じて精気を奪い取り里の者たちを昏睡状態に陥らせてしまう。その時に外界からやってきた七曜教会・星杯騎士団総長アインやアッバスら星杯騎士団によって《神》が古代遺物の一種であることを知らされる。真実を知ったワジは石板を破壊しようとするが、抵抗にあい力を根こそぎ奪われそうになった際、《聖痕》が顕れ、その石板の力を逆に全て奪い取ってしまう。これが彼の異名・《蒼の聖典》の由来である。

力を失った石板は砕け散り、ワジは《神》を奪った大罪人として里を追われてしまうが、これを見かねたアインたち星杯騎士団に誘われてアルテリア法国に向かい、そこで修練を受け、《守護騎士》として迎えられる。

「零」の2年前、極秘のクロスベル潜入任務に就くが、前述のようにエラルダ大司教が星杯騎士団の活動を厳禁していた事情により、やむなくクロスベル市の旧市街で《テスタメンツ》を立ち上げたという。

この後、エレボニア帝国の侵攻によりクロスベルは併合されてしまうが、併合後にさらには『巨イナル黄昏』による全世界規模の世界大戦を帝国は起こそうとしていた。

この間のワジは登場していないが、かつての帝国解放戦線のひとりで、元・従騎士だったスカーレットトマス副長との協議の結果、教会従騎士に復帰の上でワジが身元を引き受け、また前述のヴァルドも従騎士に任じられたことにより二人を自身の飛空艇・メルカバ玖号機に乗せ、黄昏への抵抗のために行動していたことが語られている。

大戦終結後、クロスベル再独立を教会関係者として祝福するところだったが、統一国を推し進めるために現れたルーファス総統率いる黒の衛士と対立、特務支援課・そしてⅦ組新生帝国ピクニック隊に全面協力することになる。また、Ⅶ組出身で新たな同僚となったガイウス・ウォーゼルとも知己を得ており、騎士としては後輩であるため公的な場では「へミスフィア卿」と呼ばれているが同年代のためプライベートでは「ワジ」と呼ばれている。

『創』においてグループミッションでワジを含めた『不良キャラクター』(アガット・クロスナーレクター・アランドールクロウ・アームブラストアッシュ)による掛け合いがあり、この際にワジは「バッドボーイズ」と発言している。

対人関係

特務支援課--ワジがクロスベルで出会った当初は新設部署で歯牙にも掛けていなかった。が、何度か出会う内に彼らに惹かれて共に戦う仲間となる。ワジにとってはテスタメンツやヴァルドと並び、クロスベルへの愛着を象徴する。特にロイドはお気に入りで、本人曰く「愛していると言っても過言ではない」らしい。

ヴァルド・ヴァレス--クロスベルで出会った頃、既に旧市街を縄張りにしていた『サーベルバイパー』のリーダー。最初に返り討ちにして以来、喧嘩友達という関係だったがワジが特務支援課に加わったのを契機に関係が狂い、お互いに命を懸けた死闘を演じることになる。事件の後は聖杯騎士団の従騎士としてヴァルドを連れるようになり、立場上は上司だが当人同士の関係は今までと同じ。

星杯騎士団--故郷の古代遺物を破壊したワジを引き取った組織。故郷に便宜を図っている彼らに少なからず恩義を感じてはいる。

バトルスタイル

登場作品を通じて、得物は手甲。当初は不良ならではの喧嘩殺法と思われたが、正体から察するに七曜教会式の格闘術であることが伺える。クラフトは「ファントムラッシュ」「デッドリーヘヴン」といった持ち前の体術技があり、さらには高い行動力やクリティカル率を持つため前衛としても強いが、教会騎士であることから魔法攻撃力も高く、クラフト「セブンスショット」が魔法系飛び道具かつHPCP回復ができることから後衛に回って「セブンスショット」及びアーツで攻めても強く、特務支援課メンバーでは万能の立ち回りを見せることができる。

Sクラフト・「アカシックアーム」は右腕を変形させて攻撃するというものだが、『創』において実際は変形した右腕より光弾を放つというものが確認でき、魔法攻撃扱いである。

別名・表記ゆれ

ワジ:略称

関連タグ

ロイド・バニングス ノエル・シーカー ランディ・オルランド ヴァルド・ヴァレス

ティオ・プラトー エリィ・マクダエル

ケビン・グラハム リース・アルジェント - ともに『碧』で協力関係にあった七曜教会の騎士仲間。

ガイウス・ウォーゼル - 『創』において共闘した七曜協会の騎士仲間。戦闘後の掛け合いも存在する。

ワジ・ヘミスフィアの編集履歴

2021/07/24 23:27:59 版

編集内容:閲覧できなくなった画像を撤去するなどした