概要
遠野家に仕える使用人であり、17歳という年齢を思わせない落ち着いた雰囲気の少女。
後頭部に結んでいる大きな青いリボンがトレードマーク。
遠野家ルートのヒロインの一人。
表こそ明るく朗らかだが、その裏側には暗く混濁したものを隠している。
……が、なぜか『歌月十夜』でキャラがはっちゃけた。どうしてこうなった。
ま、可愛いから全然いいですけどね!
うま味物質のコハク酸とは関係がない。多分。
翡翠の双子の姉であり、遠野家に仕える使用人。お仕事は主にお屋敷の財務管理と料理や庭の手入れ。その仕事ぶりは完璧ですが、その一方で片付けや掃除は壊滅的に下手。この辺りは妹の翡翠ちゃんと補完関係が成り立つため、どうにかなっています。さすがは双子ですね!
ただ、庭の手入れのついでに観賞植物も育てているのだが、秋葉嬢には見た目が悪過ぎると不評を買っている様子。うみょうみょ動いたり、火やガスを吐くのがそんなに変ですか?
あなたは割烹着派?和服エプロン派?
前述でメイド?と疑問符を打ったのは、琥珀さんの仕事着は和服にエプロン(割烹着と呼ばれることが多いが厳密には違うものであり、便宜的に『和服エプロン』と呼ばれることもある)という姿であるため。それだけデスYO?
決して使用人とは思えない主人たちへのはっちゃけっぷりですとか、両手の指に注射器はさんでご主人様!あなたにドラッグインストール!だったり、マジ狩るケミカルな魔法少女であることに恐れをなしてのことではありませんYO?
これが、同人作品の登場人物であることによる二次創作でのキャラづけではなく、原作者TYPE-MOON自らこのように彼女のキャラをつけていっているのが恐ろしいところ。
しかし実際のところは初登場作品である月姫においては、立ち振る舞いやその和服姿もあいまって、主人公と同年代にかかわらずどうにもさんづけをして呼びたくなってしまう人物であったがための、その頃からさんづけで呼ばれることが多かったという事実。
……ぶっちゃけた話、制作陣一同が総じて「どうしてこうなった?!」と頭を抱え込むほど、原作と続編にあたる歌月十夜で性格ががらりと変わってしまった人物。
端的に言うと、文学小説に登場するような病んでる精神を内包した薄幸大和撫子が、次の日に目が覚めると子供向け魔法少女アニメの主人公に変わってたぐらいの勢い。
ちなみに琥珀さん自身は気付いてないが、極めて冷静かつ優れた洞察力を持っていたりする。原作においても片鱗を見せていたが、「~Actress Again」での自身のシナリオでは、冒頭で事件の真相にいち早く気付き、道中で会った坊っちゃんがタタリによる偽者だとあっさり看破しちゃう荒業をやってのけた。
非常に計画力にも優れており、他人の行動を自分の想定に動かすことも容易く行うなどの策略家でもある。
他人の心情を誘導したりするのも上手いが、唯一弱点があるとするならば他人が自分に対してどう思ってるかというのを察するのが不得意という一面を持ち、
特に自分に対する行為は善意等は予想してないので対応するのが苦手という一面を持つ。
原作の琥珀さんを知りたい人は、実際にプレイしたり各自で調べてみましょう。
重ねがさね言うが、本当にどうしてこうなった。
あ、でも原作を知る人からは「本当の笑顔を手に入れた」とか「琥珀さんには幸せになって欲しい」との声も多く、結構ウケはよろしいようなので良いんですけどNE☆!
ちなみに妹の翡翠はオーソドックスなメイドスタイルですので安心。安心のメイドさんです。
正義の魔法少女、ただいま参上☆!
そんな明るく元気な琥珀さんが見れるメルブラでは、彼女は満面を笑顔を振りまきながら箒に刀を仕込んで悪い奴らを相手に大暴れしてます。ついでにドラッグやら火炎瓶もばら撒いてます。
はいっそこ、「魔法はどこいった」とか言わない!
ついでに一番やらかしてるのも琥珀さんだとk(琥珀流抜刀術
箒や火炎瓶による自在な立ち回りに加え、琥珀さんが愛情込めて育てた観賞(まちがってもゲテモノではn(ry)植物たちによる起き攻めが強力。
攻めている間は強いが、攻め込まれると切り返しに乏しいためあっという間に負けることの多い。
最新作の『~ActressAgain』では、ゲージ技による切り返しが追加され、さらに新システムの恩恵を十二分に受けられたこともあってトップクラスの実力を手にしている。
アークドライブは、チャイナ服に早着替えして繰り出す『チャイナ琥珀/開打靠靭琥珀脚』。ラストアークはどこかで見たことあるような高速の抜刀術『抜刀奥義・賀正箒星』。
コハエースの主役、コハクちゃんです!
月刊コンプティークで連載されている、経験値氏が手掛けるTYPE-MOONの歴史を振り返っていく漫画『コハエース』で主役に抜擢。くどいようですがどうしてこうなったと言わんばかりにはっちゃけてます。『カーニバル・ファンタズム』の「Special season」ではなんとアニメ化までされてアルク、ギル、イスカンダル相手に乖離剣エアを用いるというイかれっぷりを見せている。映像化もされて、もうなにもこはくない。
そう、それも私だ……!
アニメ『真月譚月姫』で琥珀さんを演じた植田佳奈氏は、後にFateシリーズの遠坂凛を、一方で秋葉様を演じた伊藤静氏は凛の好敵手であるルヴィアを演じる事になるという、ある種の因縁というか奇縁があったりする。(なお、彼女らに限らず真月譚月姫に出演した多くの声優は、後年にTYPE-MOON作品の主要キャラを担当する事に)
また、リメイク版で声を担当する桑原由気氏は、『Fate/GrandOrder』にてガレスちゃんを演じている。(ちなみに、ガレスちゃんも琥珀さん同様に料理上手)
関連イラスト
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TYPE-MOON 月姫 月姫Apieceofblueglassmoon 歌月十夜 メルブラ フェイト/タイガーころしあむ
遠野志貴 遠野秋葉 翡翠ちゃん マジカルアンバー コハエース
マジカルルビー:別世界に登場する人工精霊の宿った魔術礼装(簡単に言えば魔法の杖)。直接的な繋がりは無いが、中の人繋がりで、性格や言葉遣いなどが完全に一致している。妹であるマジカルサファイアも、翡翠ちゃんと中の人繋がりで、こちらも性格や言葉遣いが一致している。