概要
GGGが保有する『重機動スーパーメカノイド』を形成するメカニック群の総称。動力部にはGストーンを核にするGSライドを内蔵。GGG製メカノイドの指令により遠隔操縦が可能で、Gパワーバリアも発生させられるも、副次的な意味合いが強い。GGG長官の承認によりGGGメインオーダールームから『プログラム・ドライブ(封印解除)』され『ファイナル・フュージョン』する事で重機動スーパーメカノイドへと合体する。当初のシミュレーションでは変形完了時間は一分近く掛かり、排除戦闘終了後、毎回更新される。ダメージを受けた場合は機動部隊専用の交換パーツ格納庫にストックされている。
通常はGGGベイタワー基地から分離発進した発進可能なエリア(原種襲来後はGGGオービットベースより発進するディビジョンフリート)から出撃。ミッション遂行時はメカノイドの機能を重機動スーパーメカノイドに近い戦闘力を底上げさせる為に四肢や背部に装着、飛行能力や攻撃力を向上させる。初期は獅子王麗雄、後期は獅子王雷牙が製作。
本来はジェネシックガオガイガーを構成するジェネシックマシン(媒体によってはジェネシックガオーマシンと表記される場合も)の概念図を基に開発が進められていたが、現時点での地球の科学力ではオーバーテクノロジーを完全再現させるには至らず、組織の始動後は機密保持の名目で地球上に存在するメカニックに偽装させており、ガジェットツールに相当する部分はオプション扱いとして分割されてハイパーツールに置き換えられている。機動部隊隊員の手動によるコクピットは内装してあるが、マニュアル操縦に於ける合体時の操縦には想定対応しておらず合体に掛かるGの負荷や合体後のコクピット部分の上下逆転などもそのままの状態で、ファイナル・フュージョン・マニュアルは猿頭寺のサポートがあっても成功確率は60%と低かった。
不足の事態と緊急時にはGGG上層部3人(長官、参謀、エグゼグティブスーパーバイザー)の総意の下『緊急停止プログラム』も内蔵されており彼らが所有する鍵を同時に掛ける事で、GGGメインオーダールームよりGSライドから発せられたGパワーを機体外へ放出し、機能停止させる(新型ガオーマシンには備えられているが、初代にも有るかは不明)。
ガオーマシンの一覧
※地球製のガオーマシンはジェネシックマシンを基に開発。地球上のメカニックを素体とする。
ステルス戦闘機型のガオーマシン。ガオガイガーの背部、両腕を構成。
500系新幹線型のガオーマシン。ガオガイガーの両肩を構成。
宇宙空間での戦闘に対応したガオーマシン。両端に『ウルテクポット』を装備。スターガオガイガーの背部、両腕を構成。
Zマスターとの木星決戦後に「青の星」地球を離れたギャレオンに代わり開発された戦闘機型ガオーマシン。『ファントムカモフラージュ』による迷彩能力を持つ。エヴォリュダーガイとフュージョンすることによりガオファーとなる。
ステルス戦闘機型ガオーマシン。Ⅱにあったポットを廃し軽量化。宇宙空間での飛行能力も有する。ガオファイガーの背部、両腕を構成。
ロケット型ガオーマシン。ライナーガオーにはない飛行能力を持つ。ガオファイガーの両肩を構成。
ドリル戦車型ガオーマシン。ドリルガオーとはドリルの形状が異なる。ガオファイガーの両足を構成。
余談
『覇界王』でのGGGグリーン及びGGGブルーにはライナーガオーⅡとドリルガオーⅡが予備含めて2機、他のガオーマシンは1機ずつ変則的な配備がされていた(メタ的にはガオガイゴーとガオファイガーの両立であると思われるが、一応旧式であるステルスガオーⅡを二機用意しておくのは初期のウルテクエンジンを搭載したブースターポットの非効率性と考えていたとしてもおかしくはない)。
そのため、劇中宇宙空間でありながら不向きなステルスガオーを使用せざるを得ない場面が出てきたこともあった。
