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安田記念の編集履歴

2022-04-10 14:30:32 バージョン

安田記念

やすだきねん

中央競馬(JRA)のG1レース。春のマイル王決定戦。

概要

1951年に安田伊左衛門の功績を称え安田賞が創設される。

1958年、安田の死去に伴い安田記念に改称。

長らくハンデキャップ重賞として施行されていた。


1984年(昭和59年)、グレード制導入でGⅠに格付けされ、新設されたマイルチャンピオンシップと並んで、春のマイル王決定戦となった。当初の開催時期は5月中旬(現在のヴィクトリアマイルの週)で、優駿牝馬の前の週に行われていた。

1993年から国際競走に。1995年ハートレイクが外国調教馬として初優勝。

1996年、高松宮杯のGⅠ昇格、NHKマイルカップの新設に伴い、日本ダービー翌週の6月上旬の開催に変更。


東京競馬場で開催される、芝1600mの国際G1レース。出場資格はサラ系3歳以上(1995年までは4歳以上)。

春のマイル王者決定戦という位置づけであるが、スプリンターや中距離馬の参戦も少なくない。前者は高松宮記念以外に春のGIタイトルがなく、かつレース間隔が空いているため、後者は2017年に大阪杯がGⅠに昇格する以前は春競馬のレース体系やローテーションの都合上中距離適性の有力馬にとって狙い目となり得るためである。実際にニホンピロウイナーブラックホークロードカナロアのようなスプリンターや、ウオッカジャスタウェイなどの中距離馬がマイラーを差し置いて優勝するケースも時折見ることが出来た。


1999年までは堅いGⅠの1つだったが2000年から傾向が一変し、一気に荒れる事が多いGIへと変わっていった。


安田伊左衛門

戦前から競馬法制定や日本ダービーの創設などに貢献し、日本競馬の父と讃えられる。

1954年(昭和29年)日本中央競馬会設立、初代理事長に就任。

翌年、有馬頼寧が第2代理事長に就任。

1958年死去。

東京競馬場パドック脇に胸像が建立されている。


歴代優勝馬

2021年 優勝:ダノンキングリー

2020年 優勝:グランアレグリア

2019年 優勝:インディチャンプ

2018年 優勝:モズアスコット

2017年 優勝:サトノアラジン

2016年 優勝:ロゴタイプ

2015年 優勝:モーリス

大活躍!

2014年 優勝:ジャスタウェイ

2013年 優勝:ロードカナロア

2012年 優勝:ストロングリターン

2011年 優勝:リアルインパクト

リアルインパクト

2010年 優勝:ショウワモダン

くろうにん

2008、09年 優勝:ウオッカ

2007年 優勝:ダイワメジャー

2006年 優勝:ブリッシュラック

2005年 優勝:アサクサデンエン

2004年 優勝:ツルマルボーイ

2003年 優勝:アグネスデジタル

2002年 優勝:アドマイヤコジーン

2001年 優勝:ブラックホーク

2000年 優勝:フェアリーキングプローン

1999年 優勝:エアジハード

1998年 優勝:タイキシャトル

1997年 優勝:タイキブリザード

1996年 優勝:トロットサンダー

1995年 優勝:ハートレイク

1994年 優勝:ノースフライト

1992年、93年 優勝:ヤマニンゼファー

1991年 優勝:ダイイチルビー

1990年 優勝:オグリキャップ

1989年 優勝:バンブーメモリー

1988年 優勝:ニッポーテイオー

1987年 優勝:フレッシュボイス

1986年 優勝:ギャロップダイナ

1985年 優勝:ニホンピロウイナー

1984年 優勝:ハッピープログレス


関連項目

高松宮記念 スプリンターズステークス マイルチャンピオンシップ

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