概要
普段はポケモンに対して非常に優しいサトシ。しかしフロンティアシンボルを6つゲットし、バトルフロンティア制覇までバトルピラミッドを残すのみとなって気持ちに油断が生まれ注意が疎かになってしまう。そこへ封印されていたポケランティス王の封印を誤って解かれて、サトシがポケランティスに取り込まれてしまった姿。
サトシ役の松本梨香は、遊戯王デュエルモンスターズに登場する獏良了が千年リングに取り込まれて邪悪な台詞を連発していた。
そのギャップが人気を呼び、「獏良了」の闇人格が「闇バクラ」と呼ばれていたことに倣って、「サトシ」の人格を黒化させたものを「闇サトシ」と呼ぶようになり、ニコニコ動画でMADが数多く作られた。
闇サトシの画像は『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』第177話「バトルピラミッド! VSレジロック!!」でポケランティスに取り付かれた時のサトシの姿を使用されているものが多い。
なお、この回において取り付かれた時のサトシの声はポケランティス王(CV:石塚運昇)だった。
また、この回にはどことなく遊戯王を連想させるようなシーンもある。いくつかの例を挙げると……
・「バトルピラミッド」という古代エジプトの遺跡のような場所が舞台。
・古のオカルト的アイテムをいじくったら、封印されていた古代の王の魂に憑依される。
……などがある。
これらを合成したことで、サトシが「おい貴様!」「ぶっ殺してやる!」など物騒なセリフを吐いているように聴こえるわけである。
MADの展開の都合上、画像は普段のサトシのままで声だけを入れ替えたものも多い。
その後
・バトルピラミッドフロンティアブレーン・ジンダイとのポケモンバトルの中で自力で王の邪心を追い出すことに成功したサトシは、バトル後にジンダイからの指摘もあって自身の未熟を痛感。公式戦に備えて初心に戻って自分を鍛え直そうと決意を新たにするところで物語が幕を閉じる。
・ポケモン映画『幻影の覇者 ゾロアーク』登場(1次設定時)予告のシーンの影響でpixivでは闇サトシ×サトシという濃い物まで作られた。本編ではサトシに変身するゾロア自体は出てくるものの、無論予告のようなかっこいいシーンはなかった。
ニコニコ動画で流行していた「闇サトシ」だが、2011年以降は権利者によってMAD動画が次々と削除され、うごくメモ帳で作成されたもの以外は勢いが衰えている。
さらに闇サトシ絵師のつりざお氏が2014年3月頃にピクシブを退会し、自らの作品絵を削除した事により最近の闇サトシ絵の流行にも陰りが出ている。
現在はスマブラで作成された闇サトシがたまに出没して暴れる程度の活躍。
2015年のポケモン映画『光輪の超魔神フーパ』予告編では、邪悪な表情をしたサトシ(フーパの影の感情に乗っ取りかけられたサトシ)が登場し、再燃した。
ポケモンゲット⭐TVにおいて、しょこたんも、闇サトシを見て歓喜していたりする。
- 予告編2
なお映画本編ではここまですごい表情はしていない。
更にポケランティス王憑依から15年後、2021年12月に放送された新無印編第91話では、ゴースト列車にあったミカルゲの要石を誤って倒してしまったことで、その中の邪悪な魂がサトシに憑依。時折、邪悪な言動や行動を見せる行動を見せた(憑依時もサトシの声のまま)。
何気に声がサトシのままなのは初だったりする。
余談
- beatmaniaIIDXの楽曲「gigadelic」「THE_DEEP_STRIKER」「Red._by_Full_Metal_Jacket」のムービーに登場する少年はサトシにそっくりなので、闇サトシとも呼ばれている。
関連イラスト
関連タグ
ポケモン | スマブラ 遊戯王 バクラ デスノート |
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元ネタ | サトシ(アニポケ) ゾロアーク |
回る首シリーズ | ゲーチスの首シリーズ フラダリの首シリーズ 闇サトシの首シリーズ ヌマクローの首シリーズ |
派生ネタ
『ポケモン黒化』の記事を参照。
闇サトシ絵師
- ユーザー名→つりざお(2014年3月ごろ退会済)