曖昧さ回避
- “Department of Damage Control”、ダメージコントロール(損害統制局)の略称。本項で解説
- 化合物の1つ、C23H23N2O2Iの略称。
概要
MARVELコミックの実写化シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)に登場する組織。
アイアンマンことトニー・スタークがアメリカ政府と設立した半官半民、日本でいう第三セクターで、アベンジャーズら超人ヒーローたちによる被災地の後始末や整備、残されたヴィランの武装やビークルといったテクノロジーの回収・管理を行う。
また軍隊やFBI並みに武器の所持や捜査権限もあるようで、作中では(味方のはずのヒーロー側からは特に)度々横柄な態度が目立つ。
メンバー
- クレイアリー捜査官
『ノー・ウェイ・ホーム』から登場。
ちなみに当作での吹き替えはオリエンタルラジオの藤森慎吾氏が務めている。
- サディ・ディーヴァー
『ミズ・マーベル』から登場。
活躍
アイアンマン
終盤、トニーのパソコン画面にそれらしき名前とマークが確認でき、このころから構想自体はあったと考えられる。
スパイダーマン:ホームカミング
『アベンジャーズ』終盤のニューヨーク決戦後、民間の業者を排除する形でがれきの処理を開始。
エイドリアン・トゥームスがトニーに恨みを抱き、ヴァルチャーになる遠因を作ってしまう。
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
『ファー・フロム・ホーム』におけるロンドン襲撃およびミステリオ殺害の事件を受けて、その罪でピーター・パーカー / スパイダーマンとMJ、ネッド、メイおばさんら関係者を取り調べる。
また凶器となったドローンがスターク社製であったことから、トニー亡き後に会社の責任者だったハッピー・ホーガンも連行。
このうち殺人容疑に関してはやり手の弁護士の介入もあり、ピーターらは釈放される。
しかし冤罪であっても影響は大きく、ピーターがドクター・ストレンジの元を訪れ、別世界のヴィランたちを呼び寄せる原因となってしまう。
その後彼によってヴィランたちが結託し暴れた現場に駆け付けるも、ピーターを犯人と勘違いし、さらに精神的に追い詰めてしまった。
ミズ・マーベル
第1話のポストクレジットから登場。
また新たな超人が現れたという情報をもとに、カマラ・カーンの周辺を調べ始める。
なおこれに際してモスクに土足で踏み込むという、民族的な問題が大きく描かれている本作では特に暴挙と言えることをやらかしている。
シー・ハルク:ザ・アトーニー
予告編で登場したアボミネーションがいると思われる建物が『ミズ・マーベル』で関連施設と紹介されており、新しく制定されたという「超人法」の運用にも関わってくる模様。