概要
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」に登場する桃井タロウ/ドンモモタロウと桃谷ジロウ/ドンドラゴクウ、ドンムラサメが使用出来る小型ロボ。公式によれば、玩具として発売しているチェンジヒーローズと同じサイズであるとの事。レジェンド戦隊をイメージした機体も存在している。
小ささを活かした戦いに適しており、脳人レイヤーのギミックを利用する事も得意。
しかし、このアルターはあくまでオンラインゲームで言う所の別アカウントの様な物で、アルターに変身(アルターチェンジと呼称される)すると意識がアルターに移ってしまい本体が無防備になってしまう(ただし例外あり)。
アルターチェンジはドンモモタロウへの変身を経由せずとも可能で、アルター状態でも別のアルターを召喚する事が可能(ドンブラスターは幻影のドンモモタロウが操作し、アルターはザングラソードのダイヤルを回している)。
ドンドラゴクウは変身後の装備である虎的銅鑼が無ければチェンジ出来ない為、必然的に変身後になる。
尚、「アルター」とは「(大きさを)変える」と言う意味だと思われる(因みにこっちは恐らく祭壇)。
因みに、どうやらレジェンドアルターはアルターチェンジ前も使用可能である上に、サイズは任意で変更出来る様で、ドン19話では等身大サイズのニンニンジャーアルターが登場している(理論上ドンモモタロウも可能であると思われる)。
本編に登場したアルター
ドンモモタロウアルター
「よっ!天下一!」
ドンモモタロウがドンモモタロウアルターギアを使用してアルターチェンジした桃太郎モデルのアルター。
装備した小型ザングラソードで敵を斬り裂き、桃を模した収納形態になれば高い防御力を発揮する。
レジェンド戦隊のアルターと合体することで、強化アルターと呼ばれる形態になれる。
トッキュウジャーアルター
トッキュウジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る烈車モデルのアルター。
線路を生み出しながら高速走行する事が可能。
ドンモモタロウアルターと合体する事でドントッキュウモモタロウアルターになる。
ジュウオウジャーアルター
ジュウオウジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る動物 モデルのアルター。
陸海空の3体で構成されており、チームワークを活かした戦いを得意とする。
ドンモモタロウアルターと合体する事でドンジュウオウモモタロウアルターになる。
リュウソウジャーアルター
リュウソウジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る騎士竜モデルのアルター。
ティラノサウルスのような姿をしており背中の銃口からの射撃など単独での戦闘力も高い。
ドンモモタロウアルターと合体する事でドンリュウソウモモタロウアルターになる。
ドンドラゴクウアルター
「威風堂々!ドンドラゴクウ〜!!」
ドンドラゴクウがドンドラゴクウアルターギアを使用してアルターチェンジした龍モデルのアルター。
ドンモモタロウアルターの様に他のアルターと合体するだけで無く、単独でドラゴン型に変形する事も可能。
ニンニンジャーアルター
ニンニンジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る手裏剣モデルのアルター。
ドローンの様な形状で、高い飛行能力を備えている。
ドンドラゴクウアルターと合体する事でドンニンニンドラゴクウアルターになる。
ドン19話では「でっかいバージョン」と称された等身大サイズで登場。
ドンムラサメアルター
「アーク!ダーク!ジャーク!シャーク!ドンムラサメアルター!」
ドンムラサメがニンジャークソードを操作してアルターチェンジした鮫モデルのアルター。
ドンモモタロウアルターやドンドラゴクウアルターとは異なり、ドンムラサメ自身が直接(アルターのボディに憑依せず)変身した姿である。
水中戦に特化したサメ形態への変形が可能。
本編未登場のアルター
デザインが判明しているアルターは、ミニプラとして商品化された物。
アルターギアのみが確認されているアルターも存在する。
ゴーカイジャーアルター
ゴーカイジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る海賊モデルのアルター。
ゴーカイガレオンを模した姿をしており、ドンドラゴクウアルターと合体する事でドンゴーカイドラゴクウアルターになる。
ゴーバスターズアルター
ゴーバスターズアルターギアを使用する事で召喚出来る特命モデルのアルター。
現在、アルターギアのみが確認されている。
キョウリュウジャーアルター
キョウリュウジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る獣電モデルのアルター。
現在、アルターギアのみが確認されている。
キュウレンジャーアルター
キュウレンジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る宇宙モデルのアルター。
現在、アルターギアのみが確認されている。
ルパンレンジャーアルター
ルパンレンジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る快盗モデルのアルター。
レッドダイヤルファイターとブレードダイヤルファイターを混ぜた様な姿をしており、翼を前面に移動させる事で剣になり、ドンモモタロウアルターが右手に持つ事でドンルパンモモタロウアルターになる。
パトレンジャーアルター
パトレンジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る警察モデルのアルター。
トリガーマシン1号を模した姿をしており、後輪を上向きにする事で盾になり、ドンモモタロウアルターが左手に持つ事でドンパトレンモモタロウアルターになる。
上述したルパンレンジャーアルターと同時に装備すると、ルパンカイザーナイトを思わせる格好になる。
また、ルパンレンジャーアルターと合体させる事で、グッドストライカーを模した銃座付き巨大バズーカにもなる。
キラメイジャーアルター
キラメイジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る魔進モデルのアルター。
現在、アルターギアのみが確認されている。
ゼンカイジャーアルター
ゼンカイジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る機界モデルのアルター。
現在、アルターギアのみが確認されている。
玩具
チェンジヒーローズとミニプラで発売。上記の通り、事実上の等身大スケールとなる。
並行して展開されるが、ミニプラ限定で発売されるアルターも存在しており、ミニプラの商品をチェンジヒーローズと連動させる事も可能。
余談
- 公式によると、オンラインゲームに例えた場合、「アバターのスキンを変更するアバターチェンジ」に対して、「アルターはもう一つのアカウントでログインし直す」との事。
- アルターの概念が出来上がった事については公式曰く、「戦隊のロボ戦」のありようを、進歩させたかったかららしく、
「マーベラーからレオパルドンにチェーンジ!」が生み出してしまった偉大過ぎる巨大戦のフォーマット。こちら良く出来ているからゆえ、便利過ぎるんですよね。フォーマット力が強すぎて、こうすれば安心と思えてしまう。「ドンブラ」立ち上げの際、何度も田﨑監督と企画陣、そして佛田監督も交え「巨大戦のありよう」を模索していきました。そうして出てきた一つの形が「巨大にしない」という画の新しさ。なにも「ロボは巨大でなければならない」という決まりはありません。そんな田﨑監督のアイディアのもと、今回は「ミニサイズ」に狙いを定めてみました。 |
とされている。
- なお、この発想が活きたのは前作での経験があったからこそなのだとか。
- アルター使用時に装填するギアの呼称は複数存在しており、
- A.「アバタロウギア トッキュウジャーアルター」の様に「ギア+モデル+"アルター"」の順の並び
- B.「ドンモモタロウ ギアアルター」の様に「モデル+ギア+"アルター"」の順の並び
- C.「ドンドラゴクウ アルターギア」の様に「モデル+"アルター"+ギア」の順の並び
の3パターンが確認出来る。尚Bパターンはドンモモタロウの物にしか使われていない。
関連タグ
リッキー・ゴールドツイカー、カッタナー・ゴールドツイカー:前作に登場した小型ロボっぽい存在。最終回で人間体とロボット体両方に変身出来る様になっている。
スーパーツーカイザーSD:上記2人の兄が変身した姿。この3体の経験があってこそ、アルターが生まれたと言っても過言では無いだろう。