アルター(ドンブラザーズ)
あるたー
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」に登場する小型ロボ(公式によれば、玩具として発売しているチェンジヒーローズと同じサイズとの事)。
本編での使用者は桃井タロウ/ドンモモタロウと桃谷ジロウ/ドンドラゴクウ、ドンムラサメの3名。アルターに変身する事をアルターチェンジと呼ぶ。
またドン18話のマザーやドン26話のタロウの発言からするに、変身用アルターは正式名として「アルターモード」と呼ぶらしい(例:ドンモモタロウの場合「ドンモモタロウ アルターモード」と言ったところだろうか)。
小ささを活かした戦いに適しており、脳人レイヤーのギミックを利用する事も得意。
見た目通りのスピードと見合わぬパワーを持ち、脳人幹部であっても手こずる戦闘能力を誇る。
但し、このアルターはあくまでオンラインゲームで言う「別(サブ)アカウント」の様な物である為、アルターチェンジをすると意識がアルターに移ってしまい本体が無防備になってしまう(ドンムラサメを除く)。
- ドンモモタロウ、ドンドラゴクウ、ドンムラサメのアルターの他に歴代戦隊レッドの巨大戦力をイメージした「レジェンドアルター」が存在している(例外あり)。レジェンドアルターはアルターチェンジ前も使用可能である上に、サイズも任意で変更可能な模様。ドン19話では等身大サイズのニンニンジャーアルターが登場している。この為、等身大のドンモモタロウアルターやドンドラゴクウアルターの召喚も可能であると思われる。
アルターチェンジ方法
アルターを使用すると言っても、文字通り三者三様の手段を取る。
- ドンモモタロウ:「アルターギア」を装填したドンブラスターを操作する事でロボを召喚する。桃井タロウの状態から直接アルターになる事も可能で、アルター状態から更にレジェンドアルターを召喚、合体or使役する事も可能(この場合は幻影のドンモモタロウがドンブラスターを操作し、アルターは小型ザングラソードのギアディスクを回している)。
- ドンドラゴクウ:「アルターギア」を装填した虎的盾鑼を操作しロボを召喚する。虎的盾鑼は変身後に装備される為、変身後でしかアルターチェンジ出来ない…と思われていたがドン25話にて変身せずに虎的盾鑼を装備・使用した為、その気になれば変身前から使用可能な事が判明(どうやって召喚して装備しているかは謎)。恐らくドンモモタロウと同様レジェンドアルターを召喚、合体or使役も出来ると思われる。
- ドンムラサメ:ニンジャークソードのディスクをトリガーを押しながら回す事でドンムラサメが直接変身する。この為「アルターギア」を必要とせず、無防備な本体が残る事も無い異例な仕様になっている(尚、玩具版ではトリガーの長押しが省かれている)。
(⭐︎はミニプラでのみ販売された。それ以外はチェンジヒーローズ版で発売済み)
ドンモモタロウアルター
「よっ!天下一!」
ドンモモタロウがドンモモタロウアルターギアを使用してアルターチェンジした桃太郎モデルのアルター。
装備した小型ザングラソードで敵を斬り裂き、桃を模した収納形態になれば高い防御力を発揮する。
レジェンド戦隊のアルターと合体する事で、強化アルターと呼ばれる形態になれる。
トッキュウジャーアルター
トッキュウジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る烈車モデルのアルター。レッドレッシャーを模している。
線路を生み出しながら高速走行する事が可能。
ドンモモタロウアルターと合体する事でドントッキュウモモタロウアルターになる。
ジュウオウジャーアルター
ジュウオウジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る動物モデルのアルター。
キューブライオン、キューブシャーク、キューブイーグルを模した3体で構成されており、陸海空とチームワークを活かした戦いを得意とする。
ドンモモタロウアルターと合体する事でドンジュウオウモモタロウアルターになる。
リュウソウジャーアルター
リュウソウジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る騎士竜モデルのアルター。
ティラミーゴを模した姿をしており背中の銃口からの射撃等単独での戦闘力も高い。
ドンモモタロウアルターと合体する事でドンリュウソウモモタロウアルターになる。
ドンドラゴクウアルター
「威風堂々!ドンドラゴクウ〜!!」
ドンドラゴクウがドンドラゴクウアルターギアを使用してアルターチェンジした龍モデルのアルター。
ドンモモタロウアルターの様に他のアルターと合体するだけで無く、単独でドラゴン型に変形する事も可能。
ニンニンジャーアルター
ニンニンジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る手裏剣モデルのアルター。
ドローンの様な形状で、高い飛行能力を備えている。黒色のプロペラ部分が忍シュリケンの形になっている。
ドンドラゴクウアルターと合体する事でドンニンニンドラゴクウアルターになる。
ドン19話では「でっかいバージョン」と称された等身大サイズで登場。
ドンムラサメアルター
「アーク!ダーク!ジャーク!シャーク!ドンムラサメアルター!」
ドンムラサメがニンジャークソードを操作してアルターチェンジした鮫モデルのアルター。
ドンモモタロウアルターやドンドラゴクウアルターとは異なり、ドンムラサメ自身がボディを再構成した姿である。
水中戦に特化したサメ形態への変形が可能。
ルパンレンジャーアルター ⭐︎
ルパンレンジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る快盗モデルのアルター。
レッドダイヤルファイターとブレードダイヤルファイターを混ぜた様な姿をしている。
剣に変形し、ドンモモタロウアルターが右手に持つ事でドンルパンモモタロウアルターになる。
パトレンジャーアルター⭐︎
パトレンジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る警察モデルのアルター。
トリガーマシン1号を模した姿をしている。
盾に変形し、ドンモモタロウアルターが左手に持つ事でドンパトレンモモタロウアルターになる。
上述したルパンレンジャーアルターと同時に装備すると、ルパンカイザーナイトを思わせる姿になる。
ルパンレンジャーアルターとパトレンジャーアルターを合体させて出来上がる、グッドストライカーを模した銃座付き巨大バズーカ。
ルパン、パト共にドン41話にて初登場。個別での活躍はなく、バズーカのみ披露した。
アルターギアは本編に登場したが、使用されていないアルター。
多くはミニプラとして商品化されたため、デザインや合体後の姿等は判明している。
因みに上記のルパンレンジャーとパトレンジャーアルターは先にミニプラとして公開されていた。
- ゴーカイジャーアルター
ゴーカイジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る海賊モデルのアルター。
ゴーカイガレオンを模した姿をしている。
分割して両腕となりドンドラゴクウアルターと合体する事でドンゴーカイドラゴクウアルターになる。
- ゴーバスターズアルター
ゴーバスターズアルターギアを使用する事で召喚出来る特命モデルのアルター。
バスターアニマル CB-01 チーターをSD化させた様な姿をしている。
クローを装備した右腕に変形しドンモモタロウアルターと合体する事でドンゴーバスモモタロウアルターになる。
- キョウリュウジャーアルター
キョウリュウジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る獣電モデルのアルター。
ドリルを装備した左腕に変形しドンモモタロウアルターと合体する事でドンキョウリュウモモタロウアルターになる。
- キュウレンジャーアルター
キュウレンジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る宇宙モデルのアルター。
シシボイジャーを模した姿をしている。
巨大なウイングに変形しドンモモタロウアルターと合体する事でドンキュウレンモモタロウアルターになる。
- キラメイジャーアルター
キラメイジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る魔進モデルのアルター。
魔進ファイヤを模した姿をしている。
分割して両脚部とキャノン砲に変形しドンモモタロウアルターと合体する事でドンキラメイモモタロウアルターになる。
- ゼンカイジャーアルター
ゼンカイジャーアルターギアを使用する事で召喚出来る機界モデルのアルター。
アルターギアのみが確認されている。
チェンジヒーローズとミニプラで発売。上記の通り、事実上の等身大スケールとなる。
並行して展開されるが、ミニプラ限定で発売されるアルターも存在しており、ミニプラの商品をチェンジヒーローズと連動させる事も可能。
但し、ミニプラのドンモモタロウアルターにリュウソウジャーアルターの剣を装備出来ない等一部はこの限りでは無い。
- 公式によると、オンラインゲームに例えた場合、「アバターのスキンを変更するアバターチェンジ」に対して、「アルターはもう一つのアカウントでログインし直す」との事。
- アルターの概念が出来上がった事については公式曰く、「戦隊のロボ戦」の有り様を、進歩させたかったかららしく、
「マーベラーからレオパルドンにチェーンジ!」が生み出してしまった偉大過ぎる巨大戦のフォーマット。こちら良くできているからゆえ、便利過ぎるんですよね。フォーマット力が強すぎて、こうすれば安心と思えてしまう。「ドンブラ」立ち上げの際、何度も田﨑監督と企画陣、そして佛田監督も交え「巨大戦のありよう」を模索していきました。そうして出てきた一つの形が「巨大にしない」という画の新しさ。なにも「ロボは巨大でなければならない」という決まりはありません。そんな田﨑監督のアイディアのもと、今回は「ミニサイズ」に狙いを定めてみました。 |
とされている。
- この発想が活きたのは前作での経験があったからこそなのだとか。
- アルター使用時に装填するギアの呼称は複数存在しており、
- A.「アバタロウギア トッキュウジャーアルター」の様に「ギア+モデル+"アルター"」の順の並び
- B.「ドンモモタロウ ギアアルター」の様に「モデル+ギア+"アルター"」の順の並び
- C.「ドンドラゴクウ アルターギア」の様に「モデル+"アルター"+ギア」の順の並び
の3パターンが確認出来る(Bパターンはドンモモタロウにしか使われていない)。
当記事ではCパターンに近い「アルターギア」を採用している。
- 度々玩具版が撮影に使用される事も多く、8月限定のジャンクションCMでは玩具版で撮影した、「涼んでいるアルター達」のシュール且つなにこれかわいいな光景を確認出来る(しれっとムラサメも混じっている)。
- ドン25話ではドンドラゴクウアルターが玩具版で登場し、本編を除けばドンモモタロウ、ドンドラゴクウ、ドンムラサメのアルター全員が1度は玩具版で出演した事になった。
- 玩具版を用いた撮影を繰り返している内に愛着が湧いて来たらしく、スタッフ達から「アルターくん」と呼ばれる事が増えたとドン25話のあとがきで語られている。
- また、コレで3年連続で撮影にDX玩具が用いられる事となった。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドンモモタロウ ドンドラゴクウ ドンムラサメ
なにこれかわいい:場面によっては。
ロボタロウ:ある意味対の存在。
大いなる力:先輩の様な概念。
リッキー・ゴールドツイカー、カッタナー・ゴールドツイカー:前作に登場した小型ロボっぽい存在。最終回で人間体とロボット体両方に変身出来る様になっている。
スーパーツーカイザーSD:上記2人の兄が変身した姿。この3体の経験があってこそ、アルターが生まれたと言っても過言では無いだろう。