「ちっちゃい」
「静か」でもあの娘は
「はかりしれない」!?
作品解説じゃね?
人との距離をはかるのが苦手な女子高生「阿波連れいな」と、彼女の隣の席になった男子「ライドウ」が主役の日常コメディ作品。
作者が同人誌として発表していたオリジナル漫画作品『君との距離が測れない』を元としている。
「少年ジャンプ+」にて2017年1月29日より隔週日曜更新で連載中。現在単行本は既刊14巻。
総閲覧数は1.3億回、累計発行部数は130万部をそれぞれ突破している(2022年6月現在)。
蛇足ながら、作者曰く「自分も今まで他誌でやってきた中で、この連載が最も反響が大きい」と評している。
基本的には阿波連さんとライドウくんを中心に個性的なキャラたちを巻き込んだシュールなギャグや日常を中心としている。
しかし、ある出来事をきっかけに一気に2人の距離が近づくのが必見。
2022年にテレビアニメ化されている。後述。
あらすじじゃね?
「小さくて」、「物静か」な阿波連れいなさん。隣の席に座るライドウくんは、そんな阿波連さんに距離を感じていた。
ある日、阿波連さんが落とした消しゴムをライドウくんが拾ったことで、今度は予想外の急接近!?
「遠すぎたり」「近すぎたり」予測不能な阿波連さん。色んな意味で、『はかれない』青春ラブ(未満?)コメディ。
(pixivコミックより)
登場人物じゃね?
体も声も小さく他人との距離をはかるのが物理的にも心理的にも苦手な女子高校生。
表情が乏しく、しゃべるときも口がほとんど空いていない。
ライドウと関わりを持つようになると少しずつ心を開くようになる。
かなり多才で、興味を持ったことにはかなりのめり込むタイプ。
料理づくりやクレーンゲーム、リバーシが得意。
ライドウ(漢字表記は「来堂」)(CV:寺島拓篤(ヌイ〈阿波連家の飼い犬〉との兼ね役) / 松井恵理子(幼少期、ライドウ母との兼ね役))
「~じゃね?」が口癖のごく普通(?)の男子高校生で、勉強もスポーツもさほど得意ではない。
料理づくりに至っては慣れておらず苦手。
席はれいなの隣で、彼女が落とした消しゴムを彼が拾ってあげたことから物語が始まる。
れいなに負けず劣らず表情に乏しく、その仏頂面ゆえに怖がられることも少なくない。唐突に妙に偏った見識に基づいたおかしな妄想を繰り広げるため、読者からは「ライドウくんの方がはかれない」とコメントされている。
体が大きくいつも困り顔で赤面している、ライドウとれいなのクラスメイト。
れいなとは幼なじみであり、とある事情ゆえに彼女を遠くから見守っている。
運動神経に優れており、れいなとライドウに水泳を教えることもあった。
石川(CV:柿原徹也)
ライドウとれいなのクラスメイトで、佐藤とは幼馴染。
口調は少しチャラめだが、基本的にスタンダードなキャラ。
濃いキャラが多い今作では珍しい存在。
休みの日にはライドウたちをキャンプや旅行に誘ったりとライドウと阿波連さんの関係に大きな変化を与えるきっかけをつくることも。
佐藤ハナコ(CV:楠木ともり)
ライドウとれいなのクラスメイトで、石川とは幼馴染。
石川くんと同じスタンダードなキャラ。
(石川くんと同様pixivにはイラストが投稿されてないので投稿よろしくおねがいします。)
桃原先生(CV:花澤香菜)
れいな達が通う学校の目が細い古文教師。なお「ももはら」ではなく「とうばる」と読む(作者の出身地である沖縄由来(いわゆるウチナーグチ)の姓で、彼女に限らず大半の人物の姓が該当する)。
冷徹そうな人相に違わず基本的には厳格だが、意外と体が弱くれいなとライドウ君の関係に「あはれさ」を感じて吐血するのがお約束。
吐血が原因で一度授業を中断させてしまい、この失態を繰り返さないように毎晩二人の色々なシチュエーションを想定しているようだ。
宮平先生(CV:小坂井祐莉絵)
れいな達が1年生の時のクラスの担任を務める体育教師。
桃原先生とは親友で学校でも「桃ちゃん」と呼んでいる。
優しい性格で、ライドウたちがキャンプに行く際は車を出してくれた。でもその運転は…
ライドウ妹(CV:長江里加)
その名の通りライドウの妹。
見た目は兄に似ているが、表情は兄に比べるととても豊か。
兄をどこか突き放しているように見えるが、実は兄の事はそれなりに心配してはいる。
余談だが彼女がよく読んでいる漫画は作者が同じ別作品だったりする。
あつし(CV:藤原夏海)
れいなを「阿覇王」と呼んで慕っている小学生3人組のリーダー格。
一番弟子としてのプライドはかなり強め。
ふたばの熱い恋心にはまだ気づいていないようだ。
ふたば(CV:指出毬亜)
あつしの幼馴染。あつしのことが大好きなこともあり、れいなの事を「あつしを誘惑するショタコン悪女」と見なして敵視している。(彼女の被害妄想であるが)
れいなへの対抗心は凄まじく、度々勝負を挑むことも。
ぶっきらぼうな言動もあったがれいなに対する感謝の気持ちを素直に伝えられずデレる一面も見られた。
れいなの弟。小学校に通っている。
明るく活発な性格で、男の子とは思えないほど容姿が姉に非常に似ており、同じ制服を着るとほとんど見分けがつかない。
姉のことが大好きで服を貸してもらったりしている。
れいなの妹。中学校に通っている。
れいなをそのまま大きくしたような外観で目つきが鋭い。
その一方、姉思いでツンデレな一面も。
「~ですし」が口癖。
玉那覇りく
2年生の時に転校してきた褐色ギャル。
活発的な性格だが実は…
アニメでは最終話でライドウ妹とすれ違うという形で少しだけ登場。
これはもしや…!?
アニメ化じゃね?
FelixFilmの手によってアニメ化されている。
2022年春アニメとしてAT-Xに加えて毎日放送、TBS、BS-TBSにて放送された。
なおAT-X以外ではアニメイズムでの放送だった。
ABEMAをはじめとした配信サービスでは時々一挙放送が行われたりもする。
企画・広報は中国資本会社であるbilibiliが関わっている。
その関係は中国で根強い人気があり、bilibili動画内の放送ではわずか一ヶ月足らずで2500万回再生、弾幕数は230万を突破するなど、日本国内よりも人気になっている。
また、第3話特殊ED「AHAREN HEART」を踊ってみた動画を投稿するとプレゼントが配布されるイベントも実施されるほど。
主題歌
- オープニングテーマ「はなれない距離」
- エンディングテーマ「キョリ感」
歌:ハコニワリリィ 作詞曲:MARUMOCHI BOYS 編曲:HoneyWorks
- 特殊エンディングテーマ「AHAREN HEART」
スタッフ
製作総指揮 | 夏目公一朗 |
---|---|
プロデュース | 藍沢亮 |
総監督 | 山本靖貴 |
監督 | 牧野友映 |
シリーズ構成 | 吉岡たかを |
キャラクターデザイン | 八尋裕子 |
音楽 | MONACA(神前暁、オリバー・グッド、井上馨太) |
アニメーション制作 | FelixFilm |
製作 | bilibili |
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PV
ティザー
第一弾
第二弾
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- 水あさと / 少年ジャンプ+ / 2022年春アニメ / コミュ障 / 密着
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- デンキ街の本屋さん - こちらもアニメ化されたことがある同作者の作品。本作のアニメ本編の一部にて単行本が登場した。
- 古見さんは、コミュ症です。 - こちらもコミュ障を題材した漫画作品で、第2期の放送時期が本作と同じ。
- 怪人開発部の黒井津さん - 前時期放送されたアニメ作品。こちらではライドウ役の寺島拓篤が佐田巻健司役、大城みつき役のM・A・Oがアカシック役、宮平先生役の小坂井祐莉絵が水木香恋役をそれぞれ演じている。
- 鋼の錬金術師(ハガレン) - タイトル名こそ似ていると連想する人がちらほら。なおこちらは関西地方と関東地方におけるネット局が同じ。
- SPY×FAMILY / サマータイムレンダ - アニメの放送開始時期が共通している「少年ジャンプ+」連載作品。