概要
普通のネズミ・たなチューと、天才ネズミ・おおたぴかりが、毎回人間界に存在する様々な物を拾ってきて、それは何なのか、どう使うのか、などをコントを繰り広げながら解明していく。
舞台は人間の世界だがネズミ目線で繰り広げられるので、人間とネズミの物の捉え方の違いを、面白おかしく表現している。
1999年4月から『ポンキッキーズ』内のコントコーナー『爆チュー問題のでたらめチューズデー』で初登場。それ以降コーナーが拡張されたり、新コーナーが登場したり、他のコーナーにも登場したりと登場頻度が増え『ポンキッキ』ファミリーの一員となっていた。
2004年にはアニメの姿で『ちびまる子ちゃん』のエンディングも飾った。
登場キャラクター
おおたぴかり(太田光)
自称:天才ネズミ。たなチューより背が高く細身。
相棒・たなチューが人間界で拾ってきた様々なグッズの用途を独自の目線で解明するが、その解釈は「でたらめ」ばかりで、正解に辿り着いた事はほとんどない(例:「マッチ棒をこけしと思い込み、ペンで先端に顔を書く」「洋服のボタンを植木鉢と思い込み、土を敷き種を蒔く」「テープカッターを回転寿司のベルトコンベア、ハムスターが乗る回し車、遊園地の観覧車と思い込む」「急須を戦車や魔法のランプと思い込む」など)。
ところが「でたらめ」に思いついた使用方法のはずが、実際に試してみるとなぜか本当に効果を発揮してしまいカオスな結末になることもしばしばある。
ただし蚊取り線香、ベル、サザエなどのグッズの本来の正解を知っていたり、視聴者の子供の質問で送られてきた「何の変哲も無い」「おぞましい」という言葉の意味を知っていたりもする。
「何の変哲も無い」の意味を知っているうえで「変哲」を用意してたなチューに「何の変哲もある世界」を体験させたり、おぞましテレビという新番組を始めたりと、やっぱりでたらめな結論になってしまうのはお約束。
よくたなチューを弄って楽しんでいるが、仲は良い模様。
なぜか仮面ライダー風や『北斗の拳』のケンシロウ風などのヒーローに変身したり、たなチューの体を変形させたり(耳を増やしたり、胴体を伸ばしたり)する事が出来る。突然占い師や新聞社を始めるなど、突飛な思いつきで行動する事が多い。
たなチュー(田中裕二)
普通のネズミ。ぴかりより背が低くぽっちゃり系。
いつも人間界で様々なグッズを拾っては、ぴかりと一緒に用途を考えるが、大概はそのグッズの実験台にされたり、ぴかりの思いつきに振り回されたりと散々な目に遭っている。ぴかり達へのツッコミ役でもある。
1980年代のアイドルに詳しく、物真似をする事もある。小島奈チュ子、長野チュばさ等の女子アナのファン。しいたけとセロリ、ミミズが嫌い(これは実際の田中裕二の性格に基づく)。
チューボ(5番6番、渡辺鐘)
AIBO風のネズミ型ペットロボット。チューボ1・チューボ2の2体。
BOOMOUSE(BOOMER)
河田ねずみ(河田貴一)と伊勢チュー(伊勢浩二)のコンビ。持ちネタの紙芝居コントの他、様々な役柄で登場する。
アンガールチュ(アンガールズ)
新たなチュー/田中ねずみ(田中卓志)と 山根ずみ(山根良顕) のコンビ。2008年以降、クリスマスライブではレギュラー出演。
山チュー秀樹(山中秀樹)
ニュース番組『ネズミNEWS』のキャスターを務める、元CHU-X所属のアナウンサーネズミ。
テレビ局のスタジオにいながら、視聴者である爆チュー問題と会話が出来る。
演者と同様、2006年7月にライツ開発部に異動、2007年よりフリーとなる。コントでは「ブラック・山チュー」も登場した。
政井ッチュマヤ(政井マヤ)
キャスターを務める女子アナウンサーネズミ。2000年11月「晴れたらイイッチュねッ!」で初登場。
武田チュウ子(武田祐子)
キャスターを務める女子アナウンサーネズミ。
楽曲
- でたらめな歌 (作詞:さ大臣、う大臣 作曲:さ大臣、飯野竜彦)
CDには1番、7番、4番、1.6番、8番、10番、126番、22番、1192番を収録。
常識的にあり得ない「でたらめ」な行動や出来事を歌にしている。
コント中にたなチューが「なんだよ!でたらめなことしやがって!」など「でたらめ」という言葉をツッコむと挿入される。
何番を歌うのかはその都度でたらめに決まる。
- たなチューのえかきうた
コント「Shall we dance?」(コンパスがテーマになった回)で初披露。
歌は途中からラップ調になり、絵の完成後には「なーんだたなチューか、がっかりラップ」と〆られ、たなチューが「がっかりすんなよ!」とツッコミを入れる。
- アララの呪文
ちびまる子ちゃんwith爆チュー問題でちびまる子ちゃんのEDテーマ