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律者の編集履歴

2022-09-11 18:23:39 バージョン

律者

りつしゃ

miHoYoのスマートフォンアプリ『崩壊3rd』のキーワード。 「崩壊」の力を操る超常の存在。

※この先は『崩壊3rd』に関する重大なネタバレ含みます。






















概説

miHoYoのスマートフォンアプリ『崩壊学園』シリーズのアクションRPG『崩壊3rd』に登場する。


その存在を一言で表すなら、人類種の天敵であり、『崩壊』現象の体現者。崩壊獣を超える脅威存在。

人間の中から誕生し、やがて「崩壊」の意思の下に人類を滅亡へ導く超越者ともいえる。


崩壊現象、及び崩壊獣が「地球の白血球」と表されるなら、律者はその司令塔にして最大戦力であるマクロファージの立ち位置に近い。


「崩壊(GOD)」と呼ばれる崩壊の根源の代弁者であり、膨大な崩壊因子を体内に蓄積できる体質の持ち主が、崩壊現象の影響から覚醒する。

崩壊現象下におけるゾンビと違い知性は保っているが、体内で「律者コア」と呼ばれる結晶核が形成され、強い破壊衝動に支配される。

律者に覚醒した人物は、ほぼ例外なく「崩壊」の意思に充てられて人格が上書きされ、人類を敵視し文明の破壊に使命感を覚えるようになる。


14の律者が存在し、最後の律者が降臨するとき、世界は崩壊に呑まれて終焉を迎える


律者一覧

第一律者

理の律者

物質の構造を解析し、構造を理解した物体であれば無から有を作り出す。

現時点で律者の中でほぼ唯一、人類に対して友好的な律者であり、その律者コアも既に何代かに亘って継承されている。

第一次崩壊の犠牲者たちの精神が宿っており、そのおかげで律者コアが持つ破壊衝動を封じている。


  • ヴェルト・ジョイス

初代。反天命組織同盟「ネゲントロピー」の初代盟主。

今代最初の律者であるが、覚醒と同時に記憶を失い、天命組織北アメリカ支部で保護された。

大主教オットー・アポカリプスとも誼を交わすも、理解の不一致から天命組織を離反し、ネゲントロピーを発起。

のちにオットーとの対決に敗れ、ヴェルト・ヨウへとコアを継承させる。


  • ヴェルト・ヨウ

ヴェルト

二代目。現ネゲントロピー盟主。

ジョイスからコアを継承し、神の鍵「エデンの星」と共に崩壊と天命組織の謀略に挑む。

ネゲントロピーの海底実験場にある異次元の扉「海淵の目」の先の「量子の海」で、「蛇」と称される脅威を発見した際に自ら人柱となって海淵の目を封じる。


부릉냐

臨時の三代目。

ネゲントロピーの海底実験場「海淵の目」において、ゼーレ・フェレライの救出を決意した彼女に対し、異次元世界「量子の海」を彷徨っていたヴェルト・ヨウから一時的に継承される。

重装ウサギ19Cを可変型バイクに進化させ、相手を瞬時に解析しながら氷結の力を振るって戦う。

量子の海脱出後、ヴェルトから律者コアを譲渡され正式に三代目継承者となった。



第二律者

空の律者

虚数空間を操り、空間の狭間を生み出す

瞬間移動やワームホールの生成を可能にし、崩壊獣の召喚と使役、崩壊現象の操作も可能とする。

律者の中でも強力無比な存在で、「崩壊の女王」の異称を持つ「崩壊」の体現者。


崩壊3rdシーリンちゃん

初代。第二次崩壊の首魁。

元はシベリア周域を故郷とするか弱い少女だったが、天命組織の陰謀によって第二律者へと変貌を遂げる。

天命組織の戦乙女部隊とネゲントロピーの連合軍との全面戦争を演じるが、最終的に防戦に出たセシリア諸共に天命組織の核弾頭で吹き飛ばされ、斃された。


女王降临?

二代目。

天命組織の大主教の計略により、セシリアの娘のクローン個体「K-423」に律者コアを移植された、いわばシーリンの複製体。

天命組織本部での実験でシーリンの人格と共に復活を遂げるが、聖フレイア学園の面々の奮戦によって再びK-423の中へ封じられ、虎視眈々と復活の時を待っている。

その後、支配の律者の能力で再度浮上。キアナの脳内で人格同士の戦いが始まった。

圧倒的な実力差を見せたが、キアナの説得やベナレスの裏切りなどにより敗北を認め、消滅した。

現在の力の所有権はK-423本人になっている。


原神にも「天理の調停者」という彼女によく似た存在が登場するが、関係は不明。



第三律者

雷の律者

電磁場を操り、膨大な電気エネルギーを生成・放出する

こと電気エネルギーと電場の力に支えられる現代文明に対して高い優位性を誇り、荒天時には雷雲から標的にピンポイントで落雷を撃ち込む等、応用性は非常に高い。


雷の律者

ME社の元社長令嬢で、聖フレイア学園に所属する戦乙女。

社長令嬢時代、ヴェルト・ヨウ率いる技術部と反目するネゲントロピーの急進派に唆され、第二次崩壊で入手した雷の律者コアを移植されたことで覚醒。第三次崩壊を発生させる。

完全覚醒の前に封じられたが、第二律者となったキアナを律者の業から解き放つ人柱となるため、自らの意思で完全覚醒を遂げた。

現在はヨルムンガンドに所属している。



第四律者

風の律者

流体を操り、特にその名の通り大気を自裁に操作し、風を纏って飛翔する

名前こそ「風」であるが、「流体」の操作である点から液体の操作も可能と思われる。


  • ウェンディ

風の律者

優秀な戦乙女の候補生だったが、高い崩壊因子の耐性から人造律者実験に駆り出されて下半身不随となり、聖フレイア学園の戦乙女たちに保護されるも、因子の侵蝕は食い止められずそのまま覚醒。

倒された後は、ネゲントロピーを乗っ取っていたカカリアに拉致され、律者コアを摘出され死亡した。

原神では彼女によく似たウェンティというキャラクターが登場するが関係は現在不明。



第五律者

氷の律者

冷気を操り、周囲を極寒地帯へと変貌させる

一見単純だが、そのパワーは赤道直下の島々さえ人間に耐えられないほどの冷獄へと変えてしまう。

加えて発生する地域次第では、地球全体の天候にすら悪影響を及ぼし兼ねない。


  • アナ・シャニアテ

Ana Shaniate (HoI)

天命三大家の一角、「聖女」シャニアテ一族出身のA級戦乙女。

ある崩壊で数十人の難民を救い、雪蓮小隊の隊長を任されていたが、最前線である珊瑚諸島で突如として律者へ覚醒を遂げた。

恋人のフクロウにより星の律者コアを与えられ進化を遂げるが、芽衣とデュランダルに倒され、フクロウと共に最期を遂げた。



第六律者

死の律者

生物の細胞などあらゆるものの活動を活性化させ再生・腐敗させる能力。

真の能力に「魂」を創造する能力があるとされ、オットーはカレンを蘇らせる手段としてこの律者を利用しようと企んでいる。

ゼーレ・フェレライの胸元にある聖痕は死の律者の物であり、前文明では彼女そっくりな少女が第六律者として覚醒していた。


現在ゼーレの中に居る「もうひとりのゼーレ」がこの死の律者だと考えられるが、真偽は不明であり、何より崩壊に操られずに「ゼーレを助ける」ことを目的としているなどまだまだ謎が多く、彼女の正体は未だ不明である。



第七律者

炎の律者

分子運動を操作し、あらゆるものから熱や火を起こす能力

かつて第一次崩壊では、反崩壊レジスタンス「火を追う蛾」の誇り高き第5部隊隊長HIMEKOという人物が覚醒。大陸一つを火の地獄にして滅ぼした。

最期は同じ「火を追う蛾」の融合戦士ケビン・カスラナによって討伐された。

彼女のコアは神の鍵「天火聖裁」などの武器に転用されている。

現代における覚醒者はいない。



第八律者

識の律者

意識を操作する能力を持ち、対象に幸せな夢を体験させている内に死に追いやる

本体は精神世界に存在するが、現実世界でも意識を掌握した人間を乗っ取り操る事が可能。

前文明ではインターネットを介し、次々に人々を昏睡状態に陥れた。その後「火を追う蛾」に侵入したが、感知型の融合戦士達により居場所を特定され討伐された。


  • 華?

【符华·识之律者】万象双莲

「渡世の羽」の律者コアから誕生した律者人格がフカの身体を乗っ取った存在。その為、明確な名称は無い。

フカの記憶を持つやんちゃ少女のような性格をしており、自身をフカだと思い込んでいるが、まだ崩壊に操られていないらしく善意と理性がある。

が、太虚山での敗北以後は動きを見せておらず、現在彼女がどこにいるのかはフカですら把握していない。



第九律者

星の律者

超重力を操る能力。

前文明では人口の1/6が集中していたムー大陸を擬似的なブラックホールでまるごと消滅させた。

当初は岩の律者という名称だったが、能力と名前が乖離していた為、「星の律者」に改められた。


  • フクロウ

ヨルムンガンドのメンバーで、ある崩壊でアナ・シャニアテに助けられた。無気力な性格。

当初は討伐されようとしていた氷の律者であり命の恩人でもあるアナを助けていたが、限界を迎え倒れた時に星の律者として覚醒。

律者として覚醒した直後にアナに自身の律者コアを与え、最期は彼女と運命を共にした。



第十律者

支配の律者

千众乌合,一炬焚尽

"千人律者"とも。

第十律者は無作為かつ突発的に多数発現し、個体によってその能力は異なる。いずれも既存の律者の極一部の能力に特化した能力を持ち、個々の力は弱いが、それぞれが意識と記憶を共有しており組織的な動きが可能。

自身に有利な異次元空間を生成し、標的を引きずり込み洗脳することで同胞に仕立てあげる。同化した者はそのまま「支配の律者」と化し、ネズミ算にその数を増やしていく。そうして増殖することで人類の社会秩序にダメージを与え、内部からの秩序崩壊へと陥れる。


そして最大の特徴が他の律者の能力を奪取する能力で、千人律者の有する特殊空間「支配劇場」に誘導した状態で別の律者が至近距離で能力を解放した瞬間、その能力コピーして奪うことができる。

ただし、これは「律者」としての力が上回っていることが前提であり、まだ経験不足の「理の律者」からは力を奪えたものの、完全覚醒していた「雷の律者」からは力を奪うことができなかった上、逆に支配劇場の一部を征服されてしまうこととなった。

作中では空の律者の力を奪おうとしていたが、キアナの中のシーリンの力を果たして上回っていたのかは疑問であるため、失敗に終わっていたのではないかと考えられる。


もう一つ厄介なのが、「個にして群」であること。つまり100人なら100人の支配の律者すべてが「支配の律者の本体」であり、たとえ全滅したとしても1人でも律者コアを持った個体が生存すれば再び増殖を始める

それにより一度はネゲントロピーを欺くことに成功し、キアナを支配劇場へと誘い込むことに成功した。

そこで「空の律者」の力を奪うべく律者人格を再覚醒させようとするが、ここでキアナが律者人格との戦いに勝利。空の律者は消滅し、目論見は失敗に終わる。


その後、ロボットのような本当の本体を出現させ、領域内に入ったフカ、ブローニャを捕獲。

キアナも限界まで追い詰めるが、土壇場でキアナが「薪炎の律者」として覚醒。

そのまま最期を迎えることとなった。


しかし、本体である支配の律者が倒れた後でも支配劇場は健在であり、ストーリー25-1にてオットーが何かを企んでいる様子が描かれたが…?



第十一律者

約束の律者

半径100km圏内において、崩壊エネルギーを含む、あらゆるエネルギーを無効化する結界を創り出す。

結界内では崩壊エネルギーや電気で駆動する兵器も使用不可能にし、さらには生命体に流れる微弱な電気信号すら停止させるため、結界の影響下にいる人間は機能不全に陥り死に至る。



第十二律者

侵蝕の律者

自分の意識をあらゆるものに投影し操る能力を持つ。

能力は死後に覚醒し、生物に感染するとゾンビに、機械に感染するとその主導権を奪う、自我を持った究極のウイルスをばらまく。

繁栄した文明であるほどその脅威は増し、前文明では核弾頭ミサイル発射の主導権を奪われ、残された生存者の住まう都市部に落とされた。


  • 緋獄丸

怨みと崩壊に呑まれた八重桜

前文明での第十二律者。

劇中から約5万年前、崩壊によって滅ぼされた文明での実験の管理下で律者として覚醒し、軍事施設を壊滅させた後に崩壊の箱に封じられた。

しかし500年前になって天命組織を離反したカレン・カスラナによって箱が持ち出され、極東の八重村にて村の神社の巫女八重桜の妹を依り代として復活。さらに桜に調伏されたのちも、桜の無念に付け入り憑依して疑似律者として暴走させる。

最後は八重村を壊滅させ、桜と親友となったカレンによって引導を渡された。

その後、キアナたちの調査による聖痕空間でも猛威を振るい、怨霊「地蔵御霊」として顕現する。



第十三律者

人の律者

纯洁无瑕之人,爱莉希雅

前文明での第十三律者。

…と本人は名乗ったが、実際は第零律者とも言うべき存在で、「起源の律者」とも呼称される。

約5万年前、崩壊現象が始まるより前に世に降り立ったが、自身は己の素性も使命も知らず、人の中で生き、人を愛し、人の守護者としてその人生を全うした。



第十四律者

終焉の律者

第十四律者が最後とされる所以は、他の律者をも凌駕する力を持ち、覚醒すれば必ず世界が崩壊するため。

5万年前に月面にて人類との最終決戦が行われたが、その圧倒的な力に人類側は為す術がなく、未来に望みを託した。

その姿はキアナそっくり。


擬似律者

第二次崩壊戦線において、第二律者シーリンが手駒兼仲間として、"死"と"理"の能力を合わせ創り出した擬似的なコアを与え生み出した存在。本物と同等の能力を持つが、使いこなせているかは別。

元はシーリンと同じく、バビロン実験室の犠牲者だった少女たちである。


  • ベナレス

審判型崩壊獣「ベナレス」に人格を与えて創り出した雷の擬似律者。


  • アヴローラ

風の擬似律者。


  • ガリーナ

死の擬似律者。


  • アガタ

炎の擬似律者。


崩壊学園

  • ウェンディ

旧作にあたる崩壊学園にも逆輸入される形で登場。こちらでは第六律者となっており誕生経緯は不明。

第二律者であるシーリンの事を仲間だとみなしており、第二律者のコアが解放されると同時にそれに引き寄せられてやって来た。


  • 第四律者

ニュージーランドでニンディに倒された事以外は詳細不明。


  • ニーナ

崩壊学園に登場する金属の律者。イザーリンの友人で無痛病を患っており、治療の為にイザーリンの所にお世話になった。


  • アスタ

崩壊学園に置ける岩の律者。こちらでは第七律者となっている。


  • ガーナ

崩壊学園に登場する海の律者。ただし自称であり、実際に律者なのかどうかは定かではない。


関連タグ

崩壊学園 崩壊3rd

ボス

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