「薩摩ん兵子で血迷うておらんもんは一人もおらん」(ドリフターズより)
概要
薩摩(鹿児島県)の武士に対して使われていた美称であり、現在も鹿児島県の男性に対して使われる。語源は古代日本において、薩摩・大隅に住みついて朝廷に従わなかった人々を「はいと」と言った事を語源とする。
通称日本で最も強い種族。異常なまでの戦闘能力の高さで知られている。関ヶ原の戦いにて島津軍が徳川家康の大軍を正面突破できたのは彼らの戦闘力の高さと主君への忠誠心の高さが非常に大きな要因と言われている。
示現流や薬丸自顕流など攻めに重点を置いた剣術を使う者が多く、身体能力も相まって動乱期には対立派を震え上がらせた。
江戸時代にはすでに勇猛な人種という評判が全国に知れ渡っており
- 食肉文化がなかった当時から豚肉を食べていた
- 豚は「歩く野菜」と薩摩では呼ばれていたそうな
- それどころか犬も食べていた。
- 何かあるとすぐ切腹
- 「ひえもんとり」という死体の内臓を取り合う習慣があった。
- 方言が理解不能、後に暗号の代わりになる
などとエピソードが多すぎる。
ちなみに世界最強と謳われ、当時の最新兵器を備えた世界一の大帝国の海軍を旧式の大砲で撃退したり、260年続いた政権を亡ぼして武士政治に終止符を打ったり、日本最後の内戦を長期化させて国家財政を破綻させかけたのも全部こいつらのせい。
この強さの秘訣は桜島の火山灰により安定した食料の供給ができなかったために他国との戦争が相次いだ薩摩という地の特徴、余りにも過激な郷中教育の影響が強いと言われている。
有名な薩摩隼人の一例
創作
※は実在の人物でもあるがその創作作品において史実よりも薩摩隼人ぶりがより強調されているキャラである