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面堂終太郎の編集履歴

2022-10-24 17:10:55 バージョン

面堂終太郎

めんどうしゅうたろう

面堂終太郎は、「うる星やつら」の登場人物。

男は顔と金だ

CV:神谷明(1981年版)/宮野真守(2022年版)/三木眞一郎(パチスロ版)


人物像

御曹司だが本性はあたると変わらず?

代々武家でとてつもない財力を持つ面堂財閥の跡取り息子。プライドが異常に高く尊大で傲慢な態度をとるため教師男子生徒からの評判は極めて悪いが、「女性はいたわるべきである」と公言しているせいで女子生徒からの評判はおおむね好評である。そんなわけでクラスの男子とは基本敵対しているが、同じ目的のためには組むこともある。だが、負けが確定すると直ちに見捨てられ敵への生贄として差し出されてしまう。

もともと登場初期から同級生の男子には「金と顔を取ったらあたると変わらん」と言われていたが、ラムが持ち込んだ宇宙の星占いにてその本性は金とプライドを奪えばあたると何も変わらないと確定。友引高校の保険医を勤めている巫女のサクラからは色ガキの双璧として全く同列の扱いを受け基本的に嫌われている。妹の了子や父からどっちが女への執着心があるのかと聞かれ諸星と言っても信用されなかった程である。


フォローしておくと、躊躇なくセクハラする上に釣った魚に餌をやらないあたるに比べると表面的な言動はまともなのも確か。クラスの女生徒からも「面堂さんは理性があるから(あたるよりマシ)」と評されている。とはいえ所詮根本はあたるの同類なので、時たま理性を失ってあたるレベルの見境ないセクハラに走る。


髪型は常にオールバック。かなりのこだわりを持っているようで幼少からずっと同じ髪型である。髪が乱れた時には常備している櫛と鏡を使って整えている。あたるはこの髪形も内心馬鹿にしている様子が見える。


恋愛観

当初からそのと財力を武器に女子からの人気をほぼ一手に引き受ける存在だったが、本命であるラムちゃんは全くなびこうとせずあたるにばかり好意を向けているためにあたるへの敵意を持つこととなる。あたるからしても当初付き合っていたしのぶを取られる形となったため互いに強い敵意を持ち合っていた。しかしラムの元婚約者レイや幼馴染のぴぐも等自分よりはるか上を行く宇宙の美男子の前には絶望してしまい、初期によく言っていた「だ」は言うに言えなくなり「男はだ」に変えてしまう。


女性の好みとして、美人でスタイルの良い女性が好きなのはもちろんだが、彼の場合は加えてどこかエキセントリックな…「普通じゃない」女性を好む傾向がある。

登場して間もないころの終太郎は、三宅しのぶに振られてショックを受けているあたるに

「世俗を超越した僕と違って…凡人の彼は、普通の女の子が好きなのでしょうね」

と言っている。

つまり面堂にとってしのぶは「自分に好意を寄せる普通の女の子達のうちの一人」でしかなかった。

まあしのぶも類いまれなる怪力少女であり、十分普通の女の子ではないし、タイムスリップした際に幼少期の終太郎はしのぶに「気に入った、そちを妻にするぞ!」と言っているが…。(なお、幼少期の面堂はラムにも同じ事を言っている。)


男装少女である藤波竜之介の事は正体を知ってからは女性として扱ってはいるが、バレンタインデー自分の3倍はチョコレートをもらう彼女に男として嫉妬したり、どこか女性として見ていない節はある。


武家出身ゆえかを所持しており学校にまで持ち込むのだが処罰される様子は無い。さらにあたる等数名には実際に斬りつけているが全て真剣白刃取りされてしまう、さらにその多くは反撃を喰らっている。また、刀は事あるごとにしょっちゅう折れるほど脆く、最初はロッカーまで取り出しに行っていたが、その後どこからともなく取り出せるようになりクラスの男子から数度ツッコミを受けている。

能力的にはかなり強い方に分類されるはずなのだが、周囲に敵を作り過ぎる、あたるとの相性が絶望的に悪い等から基本的にやられ役で、勝てるのはモブか温泉マークが相手の時くらいである。


暗所閉所恐怖症

幼少時代の経験が元で暗所閉所恐怖症になり、対策を試しているうちに腕力がついて釣鐘割りという必殺技を身に着けてしまった。恐怖症は原因を探りに過去へ行った際に自らやってしまったことが原因の正に身から出た錆である。女性同伴だと平常を保てるのだが、女性が目隠しされると発症する。


また、男装少女であるためか藤波竜之介ではダメで、このために竜之介を怒らせてしまったこともある。


タコを大切にする家柄

代々タコを大事にしてきた家柄で、邸内には多数のタコが飼育され、1匹1匹名前がつけられておりちゃんと識別できるばかりか会話までできる。ただこのことは竜之介の父からは評価が高い反面あたる、竜之介、ジャリテンからは馬鹿にされておりネタ扱いされる。ちなみに終太郎にとってタコは食の禁忌であり、見ている前で食べようものなら激怒させてしまう。


通学にヘリを使う

普段の通学には巨大なヘリコプター(見た目はMi-12に近い)を使いパラシュートで降りてくる。しかしヘリ以外で通学している様子もある。また、通学用ヘリが故障した際にはタコに引かせる車に乗って通学という、普段から見せている極度のタコ溺愛ぶりからは考えられない方法を使ったりもしていた。


家族と部下

家族は両親と了子という妹がいるが、彼女にとっては最も身近で好都合なイジられ役という認識らしく度々イタズラを受けている。さらにこれにあたるをはじめとしたクラスの男子が介入しようものなら必ず了子の味方になり、しかも了子の部下の黒子は後述のサングラス部隊と違って非常に優秀なためほぼ確実に終太郎が負ける。


部下として無数のサングラス部隊がいる。基本的に終太郎には忠実に従うがあたるに「どえらい連中雇っとる」と言われる程のアホばかりで、そのために何度となく恥をかかされているばかりか、自らがおちょくられることさえある。


女体化

あたるともども作中で女性に変えられてしまったこともある。あたるが胸が大きくなる以外外見が変わらなかったのに対し、どういうわけなのか不明ながらこの時は髪が伸びて着ているものも女物に変わってしまっていた。さらに不思議なことに男に戻ると髪や服も元に戻っていた。この女体化している時の終太郎は終子と呼ばれ、pixivにも女体化しているイラストがあり面堂終子タグまで存在している。ただし作中での登場した公式の呼称ではなく一部ファンが勝手に命名したのが始まり。みんな見ている前で女体化してしまったのだからわざわざ別の名前を名乗る必要も無かったのだろう。(一応、アニメ 211話にてあたるが命名している)


余談

名前

元々はトラブルシューター役として考案されたキャラであり、それがこの名前の元になったのは有名である。とはいえ本当に解決したのはラム、あたる、しのぶの三角関係くらいであり、結局は当初の想定とは逆であたるに匹敵するトラブルメイカーになってしまう始末だった。

ちなみに妹と名前の頭文字を合わせると「終了」になる。


アニメでは、押井守のカラーが強かった時期は、危機的状況においてはしのぶと共に“悪ガキ共の中ではまだある程度理性的”扱いをされて、サクラとも解決策を議論したりする(温泉マークは1980年代日本の視野狭窄的常識人であるため、この状況ではパニック状態になってしまい役立たず扱いが多い)。一方、ラムを手中に収めるためには冷徹な独裁者的一面を覗かせることもある。前者の代表が劇場版『ビューティフル・ドリーマー』、後者がTV第128話・第129話である。


一方で押井がスタジオぴえろから独立する形で降板してからは原作同様ギャグキャラとしての扱いに終始するようになった。


誕生日

誕生日は四月一日。

幼馴染の水乃小路飛麿が妹・飛鳥と御簾越しに対面した際の事を覚えていない=物心がついていない段階だった。その後、彼女は十五歳で初登場したのだが、一般的な物心の付く年齢が三歳と言われており、父親に背負わされていた体格から、飛鳥と飛麿の差は少なくとも一歳前後と思われる。

 

以上の事から、終太郎はあたるより後に生まれ、その差は最大で一歳ではなかろうかと憶測可能。

さらに誕生日が究極の早生まれである四月一日を考慮すると、初登場は飛び級での転校だったのではなかろうかと推測が出来る。


まあ、うる星時空なので、そのあたりは気にしなくても問題はない。


モデル

主人公・諸星あたるのライバルであり、白い学生服を着、日本刀を持ち歩いていることから、『男組』(原作・雁屋哲、画・池上遼一)の登場人物・神竜剛次がモデルであると言われている。


関連タグ

うる星やつら 高橋留美子 御曹司 残念なイケメン

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