オレか?オレは孫悟空でもベジータでもない…オレは、きさまを倒す者だ!!
これが、究極のフュージョンだ!
概要
超サイヤ人4同士の悟空とベジータがフュージョンした姿である。
映画のゴジータとは服の配色は同じだが性格が違い、コミカルな所もみられる。
従来の超サイヤ人4と違って髪の色が赤くなっているという特徴がある。
必殺技はビッグバンアタックとかめはめ波を合体させたビッグバンかめはめ波。
おそらくドラゴンボールGT内に限ればほぼ満場一致の最強形態である。
作中ではその有り余るパワーで超一星龍を完全に圧倒するレベルの力を見せつけた。しかし超サイヤ人4でフュージョンしたためエネルギーを余計に使ってしまう欠点がある。
その計り知れないパワーにゴジータが増長してしまい、超一星龍をからかうように痛めつけたりふざけたりして、最後になるまで真面目に戦おうとしなかった。
だが先の欠点から本来なら30分持つはずが、10分程しかこの形態は保たない。おまけにその前にビッグバンかめはめ波で決めようとしたが一撃では倒せず、もう一度放ってトドメを刺そうとした所で限界が来てフュージョンが解けてしまう。
このため、ゴジータは超一星龍を倒す最大のチャンスをみすみす逃し、悟空達は最後の切り札を失う羽目になった。
結局こういった経緯から劇中では一度しか登場していないうえ、戦闘力の高さが凄まじいことは描写からわかったものの、あまり本気で戦わなかった、こういった経緯もあり、まともな戦闘シーンはむしろゲームなどで描かれることが多くなっている。
また、ファンの中には子供のゴテンクスのように調子に乗った姿を見て落胆した者もいたとかなんとか。(それまでに登場しているのが復活のフュージョン!のゴジータだけだったのもありキャラの違いとトドメを刺せずに終わった事がショックだったらしい)
ここで超ベジットもそうだったと返す意見もあるが、ベジットの場合は作戦があって煽っていたのに対してゴジータ4はそんなもの一切ない(一応作中では超一星龍を挑発して純粋かつ膨大なマイナスエネルギーを放たせそれをプラスに変換し、地球を覆っていたマイナスエネルギーを消し去る作戦も込みではあったのだが)ホントにただ調子に乗っていただけだったのもマイナス評価の要因となってしまった。
ゲームなどで登場した際は、製作する側もこれに思うところがあったかは定かではないが、原作再現以外でそうしたおちゃらけた面は幾分鳴りを潜めており、不遜なところがある自信家な性格に落ち着いている。
ゲームでは強化技として100倍ビッグバンかめはめ波、全力ビッグバンかめはめ波、ウルトラビッグバンかめはめ波などがある。
余談だが、肩こりが酷いらしい。(合体している悟空とベジータはお互いに50歳を超えているので仕方がないともいえる。一星龍を煽るためのブラフかもしれないが)
スーパードラゴンボールヒーローズではタイムパトロール隊である別次元の悟空とベジータがフュージョンしたゴジータ:ゼノも8弾でこの形態になっている。ただし衣装は異なり、必殺技も新技・アトミックかめはめ波となっている。
ゲームでの活躍
ドラゴンボールZ3
ゴジータ4がDBゲームに初登場した記念すべき作品。
悟空またはベジータで超サイヤ人4に変身した上で究極技コマンドがヒットするとフュージョンする。
Z版ゴジータやゴテンクスと違い、一度ヒットすればコマンド入力による成否を必要とせず融合できる点が特徴。
その強さはまさに圧倒的で、必殺技のビッグバンかめはめ波ですら体力ゲージをまるまる一本減らすなんてことはザラで、特に本邦初公開となった究極技『100倍ビッグバンかめはめ波』が発動した日には瞬時に決着が着いてしまう事だろう。
しかしながら、他のフュージョン戦士と比べて明確に制限時間が短くなっているので、攻めあぐねていると思うようにダメージを与えられずに融合解除…というパターンに陥りかねない。
ゲーム初登場ということもあってか、演出は発売から十数年経った現在でも全く見劣りしない見応えある出来映えであり、特に100倍ビッグバンかめはめ波は後述するドッカンバトルの必殺演出の元ネタになるなど、ファンのみならず公式側にも強い印象を残している。
ドラゴンボールZドッカンバトル
2017年8月、コスト58のフェス限として2億DLキャンペーン時に実装された。リーダースキルでは『フュージョン』カテゴリと技属性を強化することができる。ちなみに今日まで続くカテゴリという概念が初めて登場したのはこのゴジータ並びに同タイミングで登場したフェス限超一星龍の二体であり、この二人がドッカンバトルの新たなスタンダードを築き上げる礎となった、と言っても過言ではない。
同じくフュージョンカテゴリを強化できる孫悟空(天使)&ベジータ(天使)はHP,ATKが170%補正、DEFが130%補正なのに対しゴジータ4はHP,ATK,DEFに150%補正のため、リーダーとしての差別化は不可能ではない。
カテゴリが日々増え続ける中にあって、ゴジータも所属カテゴリは増えつつあるものの、何分カテゴリ世代の最初のキャラというあまりにも古いキャラである故にDEFが不安定なこともあり評価はそう高くない。パッシブスキルで極系に対しATK,DEFにデバフをかけたり、高い確率で敵必殺技を無効化してカウンターするなど、見所はあるものの結局は昔のキャラ故の性能不足に苦しみ続け倉庫番に落ち着いていた。
しかし2022年2月、ドッカンバトル7周年の盛り上がりの真っ只中で原初のカテゴリ世代リーダーである彼と超一星龍に遂に極限Z覚醒が実装。
極系へのデバフや必殺カウンターという以前から続く持ち味はそのままに、パッシブスキルでは必殺技を撃つとATKとDEFが一定ターン上昇し、ゴジータお馴染みの全属性効果抜群攻撃は高確率(おおよそ50%の確率)で発動。必殺効果でもATKとDEF値が大幅上昇するなど全体的に見違えるようなパワーアップを遂げ、ドッカンバトル全ての高難易度イベントを闘い抜けるだけの力を手に入れた。
知身勝手から始まったカテゴリ世代の極限だが、そのことごとくが極限前とは比較にならぬ強さを手にすることから『カテゴリ世代の極限にハズレなし』と言われ続けていたが、特にこのゴジータと超一星龍はそのカテゴリ世代の中でも最強と呼ぶに相応しい強化を受けており、今後の極限Z覚醒にもますます期待がかかるところである。
2020年10月、3年以上の沈黙を破り2枚目のコスト58フェス限URが実装された。『次に出るときはLRで登場するだろう』と思われていた為、ビックリしたファンは多い。リーダースキルは「大猿パワー」と「邪悪龍編」のWカテゴリ。
パッシブスキルは自身のATKとDEFを200%UPさせる基礎性能に加え、8ターンの間そこにそれぞれ40%上乗せする他、全属性に効果抜群(あらゆる属性に対し得意属性扱い)で攻撃する。また、高確率で敵の必殺技を無効化した上で超絶大な威力でカウンターする。9ターン以降は効果抜群攻撃が確率になり40%バフも消えてしまうが、それを加味しても絶大なパワーを発揮出来るし、2021年のGWキャンペーンでフェス限悟空(GT)とベジータ(GT)を筆頭に二周年超4コンビの極限Z覚醒など、GT勢に大幅なテコ入れがなされたことで強力なGT戦士とのリンクスキルを合致させる事が出来る機会が増え、実装当時と比較してより盤石な強さを獲得している。
更にそこからアクティブスキルでATK、DEFを40%上乗せ出来る上に敵全体にATK、DEF40%ダウンさせるというデバフをかけられる。特にデバフはバトルロードで大いに役立ってくれること請け合いである。
演出面においても近年のドッカンバトルの例に漏れず非常にカッコよく仕上がっており、特に原作の演出からしてショb…簡素だったことでユーザーからどう仕上げるのか心配されていたビッグバンかめはめ波は、上記したドラゴンボールZ3の演出を取り入れることでとても見ごたえある演出となった。
また、カウンター時にカッと目を見開くだけで敵を吹き飛ばす際(ゴジータ4降臨時の再現)の効果音が原作と完全一致しているのも特筆すべきだろう。
そして…
ベジータ「フュージョンするぞ!カカロット」
悟空「フュージョンしてえっておめえの口から聞けるなんてよ…」
悟空「最高だぜ!ベジータ!」
2022年1月末、ドッカンバトル7周年CPのWドッカンフェスにて、ユーザー待望のLR超サイヤ人4孫悟空&超サイヤ人4ベジータが実装。
このキャラの持つアクティブスキルにて、LR超サイヤ人4ゴジータが遂に登場した。
いつか必ず来るとユーザーの誰もが想像し待ち続けていたLRゴジータ4だが、7周年という特別な節目において満を持してドッカンバトルに堂々降臨した。
その実力はというと、同じく7周年Wドッカンフェスの目玉として実装された、LR超サイヤ人ゴッド孫悟空&超サイヤ人ゴッドベジータと並び、2022年3月現在、リーダーとしてもサブとしてもゲーム中最強の性能を誇る。
リーダースキルは「GT HERO」または新登場カテゴリ「融合/合体戦士」の気力とHP,ATK,DEFを高めるというものだが、更にそこから「かめはめ波」カテゴリを含むキャラは更に能力が上乗せされる。
この新機軸のリーダースキルにより、それまで最大でも170%で推移していた(一部177%という例外はいたが)リーダースキルは、7周年フェス限LRを期に200%リーダースキルという新時代へと突入した。
融合前は必殺・超必殺共に効果がATK・DEFが無限上昇なのだが、気力メーターが20以上で必ず必殺技で追撃する上に属性気玉取得で気力上昇値が更に上乗せされるので他キャラに気力が溜めやすいので容易く無限上昇を積むことが出来る。(最大値まで溜めると全属性に効果抜群で攻撃出来るオマケ付き)
更に、バトルで初めて顔見せしたターンでは新機能である登場時演出が発動し、そのターンのみATKが更に上乗せされる他敵からの攻撃が全てガード扱いとなる為安心して無限上昇で能力を高める事が出来る。
そしてバトル開始から4ターン目以降にアクティブスキル発動でゴジータへとフュージョン、壮絶な暴れっぷりを見せられる。
パッシブスキルによる数字上のATK,DEFの上昇値は177%のみでこれだけ見ると控えめな性能に見えるが、
- 必ず全属性効果抜群で攻撃
- 高確率(凡そ50%)で必殺追撃
- 中確率(凡そ30%)で会心が発動
- 虹気玉を取る度にダメージカット率と会心率が上昇
- 高確率で敵の必殺技をカウンターする
…などなど、確率依存な点は否めないもののとにかく効果がてんこ盛りで、融合前の無限上昇も反映されるので数字だけでは表せない破壊力とタフネスを持ち合わせているのがこのゴジータ4である。
特に注目すべきは必殺カウンターで、無限上昇と掛け算形式で威力が計算されるので場合によっては超必殺技よりも火力が出る。
防御面でもその必殺カウンターやドカバトで最も安定する防御手段であるダメージカットを持っているため、とにかく攻守に亘って付け入る隙がない。
そして極めつけは敵、または自分の体力が50%以下で発動出来るアクティブスキル『ウルトラビッグバンかめはめ波』である。
こちらも無限上昇と掛け算になる他、必ず会心攻撃になる他発動ターンは攻撃が必ず会心になるまさに一撃必殺の名が相応しいアクティブスキルとなっている。
発動条件もユルく、ピンチからの形勢逆転や一気呵成に決着を着けるというのも簡単に出来てしまうのもまたこのゴジータの魅力の一つと言える。
性能以外でも演出もゲーム内最強にふさわしいものになっており、特に融合後は分身やブラフかめはめ波などの原作で印象的だったシーンを取り入れたのは勿論のこと、ドラゴンボールファイターズやお隣り・ドラゴンボールレジェンズなどなど各ゲーム媒体から取り寄せた3D演出を2Dアニメーションに徹底的に落とし込み、2Dアニメとしてはもうこれ以上の超サイヤ人4ゴジータは見られないのでは?とさえ思えてしまう程の高クオリティの演出を実現した。
更に融合後のアクティブスキルでは……これは、是非自身の目で確かめて頂きたい。
ドラゴンボールヒーローズ
邪悪龍ミッション8弾で登場したが、この時はURのGT悟空が時空転送Fを使用してこの姿になった。ゴジータ:GTとしてカード化されたのはゴッドミッション1弾から。
スーパードラゴンボールヒーローズ
ユニバースミッション9弾ではゼノ側のゴジータがこの状態に上乗せで界王拳を使用しており、カードはSECになった。技が新技、ソウルジャッジメントとなっている。
ユニバースミッション8弾でGT側のゴジータがフィンに吸収されるが「コイツ(フィン)の力を試してみたかった」と、いう理由で吸収されてただけのようで、脱出しようと思えばいつでも可能であり、実際に目的を果たしたら自力で脱出している。
ドラゴンボールファイターズ
ファイターズパス3最後の一人として参戦。
PVではなんとBGMに「DANDAN心魅かれてく」が使用された他、ゴジータブルーとの激戦を見せた。…地球が心配になりそうな組み合わせである。
キャラタイプとしては近距離特化型の完全なるアタッカータイプ。それゆえに遠距離技は皆無に等しい。
原作再現に力が入っている本作らしく、プレイ中もよく相手を煽りながら戦う。
最大の特徴は特定の条件を満たすことで発動可能となるメテオ超必殺技「100倍ビッグバンかめはめ波」であり、決まれば即死が確定するという、まさに最強の戦士に相応しい性能を誇る。(こらそこ、チートとか言わない)
超フルパワーサイヤ人4・限界突破
上記の通り赤髪になっておりそこから超フルパワーサイヤ人4・限界突破との関係性がファン内で議論の的になっている。
同じ悟空とベジータの合体戦士であり尚且つ超サイヤ人4である超サイヤ人4ベジットが黒髪だったことからゴジータ4も超フルパワーサイヤ人4・限界突破なのではないかと言われているが真相は不明。
その為、公式から出されている情報だけで見ればゴジータ4は超フルパワーサイヤ人4・限界突破ではないとされている。
そうしてついに『ビッグバンミッション11弾』にて、超フルパワーサイヤ人4・限界突破になった超サイヤ人4ゴジータが登場したことにより、通常のゴジータは普通の超サイヤ人4である事が確定した。
超フルパワーサイヤ人4・限界突破になったゴジータ4の見た目は、髪色がオレンジから超サイヤ人ゴッドを思わせる赤色に変化し、纏うオーラも赤色に変化している。