概要
フィンとは、ACゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』に登場するキャラクターである。
トワが実験体(人造人間)として生み出した謎の生命体。
普段の姿では言葉を発することは出来ないが、魔人ブウのように吸収能力があり、それにより言語能力を会得することが可能。フィンは一度DNAを取り込んでしまえば、その力を何度でも再現することができる。
吸収前の外見は、魔人ブウ(純粋)を思わせる。
活躍
魔神トワによって造り出された彼は、彼女と魔神ダーブラ:ゼノと共に邪悪龍が誕生した時代へ。そこでは超サイヤ人4となったゴジータと、超一星龍が戦っていた。
そして、トワ達が駆けつけたタイムパトロールたちと戦っているなかゴジータを襲撃。なんと彼を吸収してしまい暗黒ゴジータへと変貌。
彼の力でタイムパトロール達を追いつめるが、彼らと結託した魔神ドミグラの秘書ロベルの策により孫悟飯:ゼノが超サイヤ人4へ覚醒。さらに吸収した筈のゴジータの制御が効かず、簡単に引き剥がされてしまう。
劣勢となってしまうが、魔神プティンと魔神グレイビーが参戦。彼らが引き連れてきたのは暗黒王メチカブラによって洗脳された時の界王神。彼女の力によってタイムパトロールは一時撤退。それによりトワ達も引き下がることになるが、フィンには確実な収穫があった。
戦いの舞台はメチカブラ城へ。メチカブラを封印できる神器キーソードを携えたタイムパトロール達をパワーアップした魔神達と迎え撃つ。
魔神サルサや魔神シュルムといった強力な魔神達が次々と撃破されるなか、彼は暗黒ゴジータとして参戦。
彼の能力は吸収だけではなく、吸収した相手の力をコピーする事が出来るのであった。
さらに彼は究極形態へと進化。圧倒的な力でタイムパトロール達を追いつめるが、洗脳が解けた時の界王神がある秘策を実行。タイムパトロール達5人のサイヤ人の力をトランクス:ゼノへ注ぎ込み、彼を超サイヤ人ゴッドへと覚醒させたのである。
その実力は究極形態の自分をも上回るものであり、彼に圧倒されてしまう。
時の力を解放したメチカブラによって彼らは追いつめられる。しかし、メチカブラは自身の力に満足し、自分以外の全てを不要と判断。タイムパトロールはおろか、トワ達魔神すらも吸収してしまったのである。
トワの計らいによってそれを回避した彼は、ミラと共にトワ達の奪還へ向かう。
そして、キーソードによって脱出した魔神たちやタイムパトロール達と共に、メチカブラへ反逆。
激戦の果てに、彼を封印することに成功したのであった。
形態
- 通常
トワによって造り出された姿。
魔人ブウ(純粋)を思わせる姿であり、対象を吸収し、その力をコピーすることが可能。
言語能力は皆無である。
必殺技は「ダークバニシングボール」。
- 暗黒ゴジータ
超サイヤ人4となったゴジータを吸収した姿。
この姿では言語を発することも可能。
吸収したものが凄まじいだけあって、その戦闘力は飛躍的になものへ。しかし、ゴジータの吸収は彼自らがわざとされたものであり、彼の意思で吸収を剥がされてしまった。
しかし、フィンは持ち前のコピー能力とゴジータのDNAを吸収することで、ゴジータの力を再現し暗黒ゴジータの形態と力を保持することが可能である。
必殺技は「ダークビックバンかめはめ波」。
- 究極進化
あらゆる戦闘データを集約した姿であり、その戦闘力はメチカブラも関心を持つ程である。この姿は漫画版では「究極形態」とも呼ばれている。必殺技は、魔強化形態となった超一星龍:ゼノと同様の「ヴォイドエネルギーフレア」。この形態には、ゴジータ(吸収された者)、超ミラ(フィンを吸収した者)、邪悪龍(例えば、超一星龍)など、数々の歴史で戦士たちのDNAを取り込み力を得た者が含まれています。
- 魔強化形態
暗黒王ドミグラによって力を与えられた姿。通常状態をベースとし、赤黒いオーラを放つ。