基礎データ
基礎データ
概要
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第3世代)に初登場したポケモン。
黒い子ブタの姿をしているが脚がなく、代わりに弾性に優れたバネ状の尻尾でピョンピョン跳躍して移動する。
名前の由来は「バネ+ブー(ブタの鳴き声)」であろう。
だが、跳躍の振動で心臓を鼓動させているという難儀な生態をしており、跳躍を止めてしまうと心臓の動きが止まって死んでしまう(ちなみに、現実においても『跳び跳ねる』『階段を上り下りする』など体や足を大きく上下させる行為は血流を良くするのに効果的である)。
ただし、アニメでは跳ねない状態で他のポケモン達と交流している様子が見られており、XY編でもバネブー同士が止まった状態で木の実を交換し合っている様子が描かれている。
恐らく、ある程度なら自前のサイコパワーで代用できるか、跳ねない上下運動だけでも心臓の活動には十分なのだろう。
ニャースがことわざ「猫に小判」をモチーフにしたポケモンであるように、このポケモンもことわざ「豚に真珠」を元ネタとしている。
また、ホウエン地方は九州をモデルにしているが、鹿児島県では薩摩黒豚が特産品となっている。体色が黒いのもこれが理由であろう。
2まいがいポケモン・パールルと密接な共生関係にあり、頭には常に彼らが作った真珠を乗せている。この真珠は自身のサイコパワーを高めるための触媒として機能し、大きな真珠の方がより強い力を出せるようだ。ことわざとは裏腹に結構活用しているのである。しかし、後述する生息地とは全く合わず、どうやって彼らが真珠を入手しているかは不明である。
また、色違いの真珠は黒い。一見するとオレンジの真珠を持つパールルの色違いとは矛盾しているように思えるが、パールルの本体と作り出す真珠は別物なので矛盾はない。
地中に生えるあるキノコが大好物とされており、サイコパワーは主に身を守る他、そうしたものの採取に使っているのかもしれない。
主な生息地はデコボコさんどうやリバースマウンテン、8ばんどうろ(カロス)、214ばんどうろ(シンオウ)といった山道などの険しい場所。斜面が多い事もあって、必然的に跳ねる機会が増える為であろうか。
HGSSではウバメの森やトキワの森にホウエンサウンドを流せば出現。平地にも一定数生息する種なのだろう。
ゲームにおける特徴
ゲームにおける特徴
初登場は「ルビー・サファイア」。
デコボコさんどうのくだりの草むらにしか出現せず、進化系含め誰もトレーナーが使用してこなかったために発売当初は存在すら知らない者も多かった。
「HGSS」でではウバメのもりやトキワのもりで水曜日にポケギアのラジオで流れるホウエンサウンドで出現することがある。
ステータスはとくぼう、とくこうが高め。HPとすばやさも進化前にしてはまあまあ。
しかし、進化してもあまり使い勝手のよい種族値とは言えず、未だマイナーの域にいる。
「ダイヤモンド・パール」においてもエスパーはパワーインフレの波に乗れずにいるのでさらに厳しい。特性はどちらも使い勝手のよいものだけに残念である。
アニメでのバネブー
アニメでのバネブー
AG
79話で登場し、頭部に乗っけた真珠を落としてしまった為サトシ達に探してもらった。
93話では海上でサトシと再会するが、船に上がる際に再び真珠を海の中に落としてしまい、再び真珠を探してもらっている。
このバネブーはとにかく頭に何か乗っていないと気が済まない性格であり、サトシ達が真珠を探している最中にも手あたり次第(ププリン・ルリリ・マルマイン・キノココ・ホエルコ)に丸いポケモン達を念力で浮かして頭に乗せ、その都度サトシ達に取り上げられている。
ホエルコ(大きさ2.0m 重さ130kg)頭に乗せるってすごいな・・・・・・。
XY
XY61話で登場。荒野の中のオアシスに多数生息しているが、ロケット団の策略によってブーピッグの僕にされてしまう。
このうちの1匹がブーピッグに仕返しをするためオアシスを旅立ち、助っ人を探していたところ、荒野で休憩していたサトシ達に助けを求めた。
ポケモンGO
2017年12月9日に、第3世代第1陣の中の1匹として参戦を果たした。
出現率はそこそこといったところ。
原典同様、常に飛び跳ねている……のだが、プレイヤーが自らボールを当てなければならない本作においてはこれが厄介極まりない点となっており、狙ったタイミングでボールを当てるのが非常に困難になっている。ナイススローやグレートスローならまだしも、エクセレントスローなど相当運が良くない限りまず狙うことなど不可能。
さらに、時折通常よりも高く飛び跳ねてこちらの予測をかく乱してくることも。もちろん暴れてボールを弾いてくることもある。
とにかく運良く見つけることができても捕まえるまでがかなり大変なので、ゲットを試みる場合は通常よりも多くボールを消耗することをある程度は覚悟しておく必要があるだろう。