概要
拠点は京都府だが大阪府等も活動範囲に含まれる。京妖怪上位世界を作り上げ、全ての妖怪と人間を支配下に置くことを目的とする。奴良組や四国八十八鬼夜行とは異なり、妖怪任侠組織(ヤクザ形式)ではないため、組長や若頭といった概念は持っていないようである。
元々は安倍晴明に従う百鬼夜行だったが、晴明の死後は彼の母親である羽衣狐の指揮のもと、宿願達成のために暗躍する。時には人間の政に介入することもあった(羽衣狐が憑依したよりしろには平家や豊臣家の女性権力者が含まれている)。
約400年前にぬらりひょんと十三代目花開院秀元による妨害を受け、長期間活動を休止していたが、羽衣狐復活により再び動き出した。
土蜘蛛は京妖怪幹部として紹介されているものの、羽衣狐や晴明に忠誠を誓っているわけではないため、単独行動をとっていることが多い。羽衣狐は土蜘蛛の実力を評価しており、土蜘蛛の自由気ままな行動を許している。
所属キャラクター
詳細はそれぞれの項目を参照してください。
京妖怪を総べる百鬼夜行の主。憑依転生能力を持ち、死と復活を繰り返しながら幾度もこの世に現れる妖狐。転生を行うたび尻尾が増え、妖力も増大していく。安倍晴明再誕を宿願とする。
羽衣狐の息子で、半妖。表では陰陽師として、妖怪"鵺"としての顔を持つ。千年前に一度死亡したが、羽衣狐の母胎を媒介にして転生を行う。妖怪が人間を支配する「闇の世界」を目論む。
京妖怪幹部。その暴れぶりから、かつて災害とまで喩えられた大妖怪。豪快で自由きままな性格で、戦うことが大好き。妖怪単体としては最強クラスの戦闘力を持っている。
京妖怪幹部。酒呑童子と人間の女性の間に生まれた半妖。酒呑童子亡き後は京都の鬼系妖怪のリーダーを務めている。神速剣戟を操る剣士。
京妖怪幹部。短気でとても口が悪い青年。顔半分を卒塔婆で覆い隠しているのが特徴。電撃を操る能力を持つ。
京妖怪幹部。宗教かぶれのナルシスト。長髪の美男子だが、本性は蟲の怪人である。京都の蟲系妖怪を率いる。
京妖怪幹部。幼い少女の姿をしている。羽衣狐の侍女のような役割を持ち、彼女の身の回りの世話をしている。過去編では父親が幹部を務めていたが、現代では娘に交替している。
京妖怪幹部。超巨大な骸骨の妖怪で、羽衣狐や狂骨を頭に乗せて運んでいることが多い。知能は高くないが、精鋭の陰陽師が張った結界を突き破る怪力を持つ。
現代で京妖怪幹部に加わった妖怪。額に大きな目玉を持つ不気味な老人。実は百物語組から送り込まれたスパイ。
元・京妖怪幹部。過去編では京妖怪幹部として働いていたが、鏖地蔵の暗躍により失脚。その恨みから、羽衣狐らの妨害を考え、奴良リクオや牛鬼に協力する。
京都上空の防衛を任されていた巨漢の狐妖怪。幹部ではないものの、大型の対艦槍で武装した猛者。一体一の決闘を好む武士道精神の持ち主。
ほか