デリンジャー(ONEPIECE)
でりんじゃー
「闘魚の血スジ…!!! ナメんじゃねェよ!!!」
概要
王下七武海の一人であるドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団の構成員。
年齢は海賊団の中で最年少。男だが下半身は短パンに生足ハイヒールと割と色物で、一見すれば女性に見えなくもない。
闘魚の魚人と普通の人間の混血「半魚人」であり、角は帽子の飾りではなく、直接頭から生えた本物である。
懸賞金額は1500万ベリーと控えめだが、これはドフラミンゴが七武海に加入する前の懸賞金額である(七武海に入ると、本人に加えて海賊団のクルーの懸賞金もストップする)ため。つまり、6歳の時点で1500万ベリーの額が付き、そこでストップしたということ。当然、6歳でこの懸賞金額はかなり高い(というか、そもそも6歳で賞金首になること自体が異常)。
プロフィール
性格
ベラミーを小馬鹿にして挑発するなどの生意気な所があり、何度も書く通り性別は男であるが、乳児の頃にファミリーに拾われ、ジョーラ自身の趣味に合わせて女の子のように育てられたため、喋り方はギャル系のオネエ口調である。
また、物心着く前(ローがドンキホーテファミリーに入る前)から海賊として生きてきたためか、または闘魚の血筋のためか、外見に似合わず相手を処刑することを楽しむという残虐性を持つ。
活躍
初登場はドレスローザ編。
自身の所属するドンキホーテ海賊団の拠点ドレスローザにて行われた主人公であるモンキー・D・ルフィの義兄のポートガス・D・エースの持っていた能力を宿したメラメラの実をかけた闘技大会に予選を勝ち抜いた参戦者と戦うドンキホーテファミリーの一員としてディアマンテ、ラオG、マッハバイス、セニョール・ピンクら♦軍の仲間たちと共に登場した。大会中にディアマンテの命令でルフィ暗殺を行うとしたベラミーを「どうせ無理だろうから」というドフラミンゴの命令を受けて彼を殺害しようと襲撃したが、止めを刺そうとしたところでバルトロメオに阻まれ、その後はディアマンテから新たな命令を受けたためにその場から撤退した。
撤退後は王宮の警備を行い、ドフラミンゴ討伐のために王宮に入ってきたルフィやコロシアム参加者達の相手をし、戦いではスレイマンやダガマ、ブルーギリーやイデオといった有力参加者を次々と倒すなどのファミリー幹部の中でも結構な活躍を見せている。イデオを倒した後はグラディウスに加勢しようとしたが、突如として現れたハクバによって一撃で倒される(アニメ版では一撃を受けても倒れず、驚愕している隙を突かれてハクバに何度も斬り刻まれて倒れた)。
余談
声優の宮田幸季はONEPIECEの魚人島編にて、バンダー・デッケン九世の手下・ワダツミの声も担当している。
彼のモデルである「闘魚」というのは淡水魚の一種「ベタ」の別名として有名だが、それにはない角や牙を持つという設定から現実には存在しない本作オリジナルの魚類と思われる。