『BOOSTRIKER』
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場するバイク。ブーストレイズバックルを使用して変身することにより召喚され、デザイアドライバーに装填していない状態でブーストレイズバックルを使用することで変身前でも搭乗可能。
通常のバイク形態の他、召喚・使役したライダーのモチーフに対応した形態へと変形し、ギーツが使役する際はキツネ型のギーツモード、バッファが使役する際はバッファロー型のバッファモードとなる。
ブーストタイム必殺技を発動する際にも召喚される。
『バトルファミリア』にも先行登場し、本編同様ギーツ・マグナムブーストフォームのブーストタイム必殺技「マグナムブーストグランドビクトリー」の発動に使用された。
第2話ではブーストフォーム アームドウォーターの「ブーストウォーターグランドビクトリー」の発動時に出現。川の水を吸い込み、エグゾーストテールから放出しギーツを水流で加速させた。
11話ではフィーバーブーストフォームの「フィーバーブーストグランドビクトリー」発動時に出現。
狭い屋敷内にも関わらず苦もなく走行してジャマトを蹴散らし、金田式スライドブレーキを決めた。
その上近年では規制の厳しさから中々お目にかかれなかったライダーブレイクを存分に披露し、そして極め付けには鈍器として片手で振り回され、敵に叩きつけられるという歴代ライダーマシン初のとんでもない使い方をされた。総重量230kgの塊を全力で上から振り下ろすのだから破壊力は当然あるわけだが……
バイクでも各種変形形態でも、ある程度の自立行動が可能で、バイクでは自動で使用者の元へ移動し、変形後はブーストタイムのアシストを行う。
特にバイクは英寿が目的地へ急行する際によく使われる傾向にある。
スペック
通常形態
全長 | 2.410m |
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全幅 | 1.255m |
全高 | 1.321m |
乾燥重量 | 230kg |
馬力 | 242.0ps(178.0kw) |
最高時速 | 333km/h |
デザイアドライバーと同じく、水素を動力源としている。
「エアロブレイキングカウル」は装甲としての硬度も備えながらエアロダイナミクス(空気力学)に優れ、空気抵抗をコントロールしてスピードを極限まで高めつつ車体の安定にも利用している。
「メタネーションタンク」は動力源「メタネーションエンジン「BST-XM6000」」へ水素を供給する役割を持っている。メタネーションエンジン「BST-XM6000」は水素と二酸化炭素を反応させ、メタンを合成するメタネーションシステムを搭載している。
「ボンバーエグゾースト」は「テールユニットチャージ」した余剰なエンジンパワーを一気に放出することで凄まじい噴射力を利用した超加速を可能とする。
チューブレスタイヤ「グライド120/180TL」は高い耐久性を持ち、戦場での走行も可能とする。
搭乗者無しでもある程度走行でき使用者の元へ移動できる。
ギーツモード
全長 | 2.245m |
---|---|
全幅 | 5.055m |
全高 | 1.514m |
乾燥重量 | 230kg |
馬力 | 242.0ps(178.0kw) |
最高時速 | 199km/h |
頭部パーツ「ビーストヘッドユニット」は仮面ライダーギーツの思考とリンクし連携攻撃によるサポートを可能としている。
ボンバーエグゾーストが変形した「エグゾーストテール」は元と同じくチャージした余剰エネルギーを噴射し三次元的な挙動を実現している。
脚部パーツ「ビーストレッグユニット」は俊敏性に優れ、跳ねるように障害物をかわせる。
この状態で空中を文字通り駆け抜けることもできる。
バッファモード
全長 | 2.260m |
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全幅 | 5.055m |
全高 | 1.497m |
乾燥重量 | 230kg |
馬力 | 242.0ps(178.0kw) |
最高時速 | 152km/h |
上記のギーツモードと機能はほぼ同じだが、足先と頭部がバッファローを模している。スピードが劣る代わりにパワーが増しており特に突進力に優れ、あらゆる障壁を強引に突破することができる。仮面ライダーバッファの思考とリンクして連携攻撃によるサポートを可能としている。
立体物
2022年10月22日に『リボルブチェンジフィギュア』シリーズの「リボルブチェンジフィギュア ブーストライカーエントリーセット」が発売予定。エントリーフォーム用のボディパーツ「エントリーボディ」とのセット販売。劇中同様ギーツモードへの変形遊びを搭載。なお、安価なアクションフィギュアなためマフラー部分のグラデーションは再現されていない。
当然音声が入っているはずもないので、『BOOSTRIKER』という起動音声は聞くことができない。
余談
- ベース車両はホンダ・CBR650F
- 近年では珍しく単純なバイク、もしくはスマホから変形するタイプではなくいわゆるサポートメカに変形するタイプだが、これはメタ的に近年の仮面ライダーは道路交通法の規制が厳しいゆえバイクアクションシーンの撮影が減っており、 今後バイクアクションが出来なくなってバイク自体の出番が無くなっても、サポートメカとして活躍できるようにするためという理由と思われる。
- とはいえ「邂逅編」では要所で登場し毎回そこそこの活躍(サポート)を行っているため、序盤の出番は確保されている。
関連タグ
- ガオウストライカー、マシンゴーストライカー、ライドストライカー:「ストライカー」と付くライダーマシン。
- ドラグランザー、ダークレイダー、ガタックエクステンダー:前2つは仮面ライダー龍騎、最後一つは仮面ライダーカブト登場のライダーマシン。搭乗するライダーと共通のモチーフの動物型に変形するバイクつながり。
- エンヤライドン:最近は不遇気味だが、30分後の戦隊レッドの真っ赤な専用バイク。金田式スライドブレーキを先行登場で披露した。
- コライドン:当然たまたまだろうが色が全く同じ。ご丁寧にグラデーションまで被っている。
仮面ライダーバイス プテラゲノム → ブーストライカー