『MAGNUM BOOST GRAND VICTORY』
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する仮面ライダーギーツ・マグナムブーストフォームのブーストタイム必殺技。所謂ライダーキック。
発動シークエンス
- マグナムレイズバックルのリボルバーを回転させ、トリガーを引く。
- ブーストレイズバックルのハンドルを続けて2回以上捻ることによりブーストタイムに移行。
- 脛部拡張装備「ブーストキッカー」に備え付けられたマフラーから炎が噴射し、ブーストライカーと共に宙へ。ブーストライカーは飛び立つ際ギーツモードへ変形。
- ブーストライカーの上に乗り、もう一度ハンドルを捻る。
- ブーストライカーの後についているマフラーから炎が噴き出し直進。
- ブーストライカーと共に炎を纏いライダーキックの姿勢。足先にはギーツのライダーズクレストが浮かび上がる。
なお、「ガッチャードファイル」では第1話のモーションが踏襲されているが、ブーストライカー無しで発動している(ただし、ブーストライカーのサドルに飛び乗る動作はしっかり踏襲されている)。
活躍
(少なくとも宣伝上は)基本フォームのライダーキックにもかかわらず、ブーストバックルの仕様も相まって現状、本編・劇場版合わせて3回しか使用されていない。
不遇技と言われればそれまでだがその一方「相性の良いバックル同士」「威力を数十倍に高めるブーストタイムの力」というシナジーが相まって、発動した全てのシーンで絶大な威力を見せつけている。
通常の敵1人に使うには、オーバーダメージ甚だしいため使わないとも言える。
メタなことを言うと仮面ライダーギーツという作品の「今週の怪人枠」であるジャマトは
同じデザインのものが大量に登場することから戦闘員枠を兼ねており
一体に大ダメージを与える攻撃手段はそれほど見栄えがしない。
(そもそもギーツにおける戦闘自体、毎週のジャマトを倒すことではなく
ゲームごとに設定されたミッションを達成することに主軸が置かれている)
後半はライダー同士の戦闘も増えたもののその頃には既に基本フォームの出番が終っていたため
披露する機会を逸してしまったといった事情が考えられる。
- 第1話「黎明F:ライダーへの招待状」では巨大なラスボスジャマト・スラグフォートレスジャマトをキックで貫き撃破した。本編での使用は文字通りこの1回だけである。
- 『バトルファミリア』での先行登場ではキック後地面にギーツのライダーズクレストが浮かび上がり上に乗っているギフジュニア及びギフテリアンの軍勢を焼き払った。
- 『MOVIEバトルロワイヤル』では物語のクライマックスで発動し、「最凶の刺客」と称される仮面ライダーシーカーを撃破。シカゲームを見事コンプリートした。
関連タグ
レックススタンピングフィニッシュ → マグナムブーストグランドビクトリー → スチームホッパーフィーバー