概要
大きく分けて以下のタイプに分けられる。
- その設定を持つキャラクターやアイテム、概念等が初登場した際には存在したのだが、ストーリーが進むにつれてなかったことにされるタイプ。
- 1とは違ってなかったことにはされていないのだが、それを活かしたストーリー、エピソードが作中で殆ど(場合によっては一切)ないため、仮になかった事にされたとしても作品内で矛盾や問題が発生しない程に重要ではなく、作品を楽しむ読者や視聴者、プレイヤーどころか作者にすら触れられないタイプ。
- その設定が作中では一切触れられていない、いわゆる『完全に取ってつけたような設定』のタイプ。
- 公式サイトや説明書等で紹介されてたり、作中で描写されているものの、作中のストーリーで矛盾…もしくは台無しになっているタイプ。
1のパターンでは『ワンピースの主人公であるルフィはゴムゴムの実の能力者であるため、打撃系の攻撃が一切効かない』(ルフィに打撃が効かない設定は現状でも度々生かされる場面があるため厳密には死に設定ではないのだが、『衝撃であればゴムでも通用する』という設定や覇気の登場により絶対的な物では無くなった)
2のパターンでは『ドラゴンボールに登場するラディッツは主人公である孫悟空の実の兄』
3のパターンは『デジモンアドベンチャーの登場人物である石田ヤマトは野球部に所属している』
4のパターンは『機動戦士ガンダムSEEDの登場人物であるディアッカ・エルスマンは狡猾で残忍』
が主な代表例である。
ちなみに、公式作品(特に本編)では無意味同然な死に設定ではあるが、
その死に設定を持つキャラクターを主役にした二次創作を制作する際に、有効活用される場合もあるので必ずしも悪い事とは限らない。例えば2のパターンを例にするとしたら
→京太郎は相当に裕福で大きな家の子供
→二次創作内ではおぼっちゃまキャラとして扱える。
といったような感じである。