概要
『Newスーパーマリオブラザーズ』の続編で、SFC時代のスーパーマリオシリーズを意識した要素もさらに増加している。
任天堂据え置き機ハードでの2Dのスーパーマリオシリーズの新作ソフトとしては、『スーパーマリオワールド』以来である。(リメイク作品や、その他ジャンルの作品などは除く)。
4人同時プレイが可能で、アクションシリーズにおける同時マルチプレイは初代制作時から開発者の念願であり、初めて実現することとなった。協力したり妨害したりと自由度が高い。
1Pはマリオ固定だが、 2P以降はルイージ、きいろキノピオ及びあおキノピオから自由に選択できる(既に他のプレイヤが選択している場合は不可)。
本編である「メインゲーム」だけでなく、2人から4人まで遊べる対戦モード「コインバトル」があり、コース内に散らばっているコインをひたすら集めていき、ゴールした時点で最も多くコインを集めたプレイヤーが勝ちとなる。コインを集めようとするプレイヤーを邪魔したりすることもできる。
ミスしてしまうとコインが少し減ってしまい、残り人数が0になると失格となる。なお、全員ミスした状態で復帰できなくなった場合は対戦は終了となって、その時点まで集めたコインで勝敗が決まる。
ストーリー
今日はピーチ姫の誕生日。マリオとルイージがキノピオたちとピーチ姫を祝福するところに、巨大なバースデーケーキが届く。
ところが、そのケーキからクッパJr.とクッパ7人衆が現れ、ピーチ姫をさらって飛行船で逃走する。
マリオとルイージ、きいろキノピオとあおキノピオの4人はピーチ姫をさらったクッパJr.達と飛行船を追って冒険に出る。
新要素
新アイテム
アイスフラワー・ペンギンスーツ・プロペラキノコが新しく登場した。
マルチプレイ専用アクション
味方の頭の上でタイミングよくジャンプすると更に高くジャンプすることができる「協力ジャンプ」や、タイミングを合わせて2人以上でヒップドロップすると、振動で画面内の地面にいる敵を全て倒せる、POWブロックと似た効果を持つ「同時ヒップドロップ」などが追加された。
なつかしの要素
旧作であるかつての『スーパーマリオブラザーズ3』や『スーパーマリオワールド』を意識した要素が組み込まれている。
マップキャラクター
『スーパーマリオブラザーズ3』のハンマーブロスのように、マップの特定位置に敵キャラが登場するようになった。エンカウントすると強制的に敵と戦うことになる。
クリア条件に必要なのは敵を倒すことではなく、散らばっているキノピオのマークを集めること。無事マークを集めると所定の位置にキノピオが入った宝箱が現れスーパーキノコ3個をプレゼントしてくれる。
特定のブロックをたたくことで登場し、マリオなどのキャラクターが乗ることができる。
体の色は登場順に緑・黄色・水色・ピンクの4種類だが、性能や操作などは全て同じ。マルチプレイの場合は、その人数分のヨッシーが出てくる。
クリボーなどの敵を食べることができ、ノコノコなどのマリオたちでは踏んだだけでは倒せない敵も、踏みつけるだけで倒すことができる。ヨッシーシリーズとは違い、舌は横にしか伸ばせない。
ハンマーブロスのハンマーを吐き返したり、ファイアパックンを飲み込み火を噴いたりなど、口に含んだものによってアクションが違ってくる。
ただし、パワーアップアイテムをくわえても口に含むだけで、乗っているキャラクターは直接パワーアップするわけではない。ヨッシーでほかのプレイヤーキャラを口内に含んで運んだり、ふんばりジャンプで滞空時間を長くするなどのアクションも可能になっている。
なお、ヨッシーは次のステージに持ち込むことができず、ゴールすると自動で降りてしまうので、一緒に冒険できるのは出会えるそのステージだけ。
『マリオ&ルイージRPG』以来、コクッパ7人衆が久しぶりに登場。各ステージごとにボスとして登場する。クッパJr.との共演は本作が初めてである。
ただし、本作以降「クッパの子供」という立場が完全にクッパJr.唯一人のものになっており、公式サイト等ではコクッパではなく一貫して「クッパの手下」と呼ばれている。以降の作品で名称こそ「クッパ7人衆」に定まったものの、この設定は変わっていない。
Jr.との具体的な関係は不明だが、OPやEDでは息のあった連携を見せており、仲は良好なようである。
ワールド1:ラリー
ワールド2:ロイ
ワールド3:レミー
ワールド4:ウェンディ
ワールド5:イギー
ワールド6:モートン
ワールド7:ルドウィッグ
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