概要
第10話「サバじゃねぇ!」での名言。
手の届かない場所に変身アイテムのシャンバイザーを落としてしまった涼村暁。近くにいるバッカサ王国の人間に取ってもらおうとするが、日本語とバッカサ語は通訳を三人使わないと伝わらない。
伝言ゲームの末、ようやく持ってきてもらったものは……
- 「よし、シャンバイザー! ……サバじゃねぇ! 何やってんだ!」
その後、日本語の通じる初めの通訳が取りに行けばいいでしょ、と暁がツッコんで事無きを得た。
(ちなみに、この「初めの通訳」を演じたのは後に外国人タレントとして名を馳せるセイン・カミュである(もっと言えば、後にゴーストにてスティーブ・ビルズを演じている。))
続編(?)に第33話「サバじゃねぇ!2」がある。
こちらでは敵の攻撃で弾き飛ばされた武器シャイニングブレードを速水克彦に拾わせようとしたのだが、頭を負傷した速水は意識が朦朧としており、苦闘の末に拾ってきたものは……
- 「サバじゃねぇぇぇぇっ! 何やっとんだオマエ!!」
その後、暁はサバで戦闘を続行しようとしたが当然役に立つはずもなく、哀れにもサバは頭を斬り落とされてしまうのだった……
余談
東映特撮ファンクラブにて2017年2月19日(日)より配信されている仮面ライダーエグゼイドのスピンオフ作品「仮面ライダーブレイブ Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!」にて仮面ライダー王蛇/浅倉威が登場(浅倉と暁は演者が同じ)。
鏡飛彩の部下であるさつきの買い物袋から生魚を奪い取り、喜んだ表情で「おぉ、サバかぁ……」と生のままかじりついて食した後、件の生魚がサバではなくハマチであるのに気づいたためか、あるいは本来の目的がライダーガシャットであることを思い出したためか、生魚を投げ捨てて不機嫌そうに同上の「サバじゃねぇ!」を言い放った。
完全に中の人ネタである。
なお、浅倉威役の萩野崇氏は「今回は台本に『生魚を食べる』って書いてあって(笑)。本当にコアなファンの方にしかわからないと思うんですが、僕と鈴村さんからのプレゼントです」と発言している。
※この「鈴村さん」は誤字とかではなく監督の鈴村展弘のこと。無論健一でもない(超・電王?何の話だ)。
なお、言うまでもないことかもしれないが生のサバを食すのは大変危険なので、絶対真似したりしないように!!
2022年10月15日に千値練から発売された「『超光戦士シャンゼリオン』 シャンゼリオン アクションフィギュア」では武器や手などの様々なパーツに混じって当然のようにサバが付属。
このサバにはフィギュアの内装パーツに用いられた特殊なメッキ塗装とおなじものが施されており、てらてらと光を反射する姿はとれたての新鮮ささえ感じさせる。千値練の確かな技術に裏打ちされた逸品。
関連イラスト
関連タグ
エンター(ゴーバスターズ):第一話での開口一番の台詞が「サヴァ?」(フランス語の挨拶)であった。
焼きそばだよ!!!→焼き鯖:日常(あらゐけいいち)での類似したエピソード。
駄菓子じゃねぇか!(だがしかし):対義語。放映話数も同じく第10話
バイカソウ(花騎士):googleで別の花騎士にもしかして誘導をされたことがある。
けっとうマジマジ/けっとうソノ2:令和戦隊における天丼ネタのエピソード。ある意味でも脚本家つながりとも言えるだろうか。公式ブログでもしれっと触れている。